いいモノ調査隊
袋に入れて茹でるだけで、ご飯が炊ける不思議な袋。米研ぎも不要なので、災害時だけでなく、アウトドアにも便利!もちろん普段にも◎

生米を入れて茹でるだけでご飯が炊ける!「お袋」のワザ

日本人の主食であり、食卓には欠かすことのできない食材であるお米。日本の家庭では、洗米して炊飯器に入れればスイッチ1つで炊飯、というのが常識ですが、災害などでライフラインが断絶してしまった場合には、そんな簡単にご飯が食べられなくなってしまいます。

防災用にレトルトご飯などを常備しているご家庭もあるかと思いますが、お湯さえ沸かせられれば簡単にご飯が炊けてしまうスグレモノがあるのです。

「簡易炊飯袋 お袋のワザ」。不織布のような小袋と竹串のセット。説明が書かれているボール紙は、組み立てると計量カップとして使えます

「簡易炊飯袋 お袋のワザ」。不織布のような小袋と竹串のセット。説明が書かれているボール紙は、組み立てると計量カップとして使えます

「お袋」というその名のとおり、不織布のような素材でできた小袋と串のような細長い棒がセットになったこちらの商品ですが、なんと中にお米を入れて茹でるだけでご飯が簡単に炊けてしまうのです。

本当に何の変哲もなさそうな袋ですが、半信半疑ながら、組み立てると計量カップにもなる説明書どおりに、とりあえず実践してみました。

まずは、ボール紙の説明書を組み立てて計量カップにして、お米を量ります

まずは、ボール紙の説明書を組み立てて計量カップにして、お米を量ります

すり切り1杯までお米を入れると100g(2/3合)、下側のミシン線までだと75g(1/2合)を量ることができます。

そしてそのまま炊飯袋にお米をIN。袋の入り口を折り返して二重にし、串を袋の穴に刺しとおして袋の口を留めます。後は沸騰したお湯の中に袋を入れて、20〜30分湯炊きするだけ。便利なのが、洗米をする必要がないこと。

計量したお米を袋の中に入れて、口を折り曲げ、竹串を2か所の穴にとおして軽く閉じる

計量したお米を袋の中に入れて、口を折り曲げ、竹串を2か所の穴にとおして軽く閉じる

沸騰したお湯に入れて、20〜30分程度煮る

沸騰したお湯に入れて、20〜30分程度煮る

湯炊きしたお米は、そのまま袋ごと引き上げ、フタのできる容器に袋のまま移して10〜20分程度蒸らします。これだけで完成です。

袋ごとお湯から引き揚げ、フタのできる容器か、お湯を捨てた鍋の中に戻し、フタをして10〜20程度蒸らします

袋ごとお湯から引き揚げ、フタのできる容器か、お湯を捨てた鍋の中に戻し、フタをして10〜20程度蒸らします

お米を研がずに、袋ごとそのまま煮るだけで本当にご飯が炊けるのか? と不思議な思いで中を開けてみると、中からは炊飯器で炊くのとそれほど遜色のない、いいにおいのご飯が炊けていました。しいていうなら、お湯でお米から出るでんぷん質のいわゆる“おねば”が流出してしまうので、粘り気が少なく、ふっくらとした仕上がりのお米が炊けます。

炊き上がったごはん。モチモチ感よりもふっくらとした食感の仕上がり。粘り気が少ないので、おにぎりにはあまり向かない

炊き上がったごはん。モチモチ感よりもふっくらとした食感の仕上がり。粘り気が少ないので、おにぎりにはあまり向かない

災害時だけでなく、キャンプ用品としてや、普段ほんの少しだけ炊飯したいという時にも十分おいしく食べられます。何よりお米を研ぐ必要がないというのも、ものぐささんにはうってつけ。調理器具も鍋1つしか使わないので、後片付けも楽です。

ちなみに、炊飯袋は3回程度の繰り返し使用が可能とのこと。また、水は炊飯後に減った分だけ補給すれば3回程度までは連続で使えるとのことなので、ライフラインが止まって水が思うように使えないような場合でも、極力節水しながら炊飯できる点も重宝しそうです。

えみぞう

えみぞう

日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。

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