これまでにもたびたび語っているように“節約”を2016年の目標として掲げているえみぞうです。趣味の料理のせいで、やたら高いエンゲル係数を下げるべく、食材のムダを極力省けるように努めています。これまでにも食材の保存性を高めるためのアイテムをいくつかご紹介してきましたが、次に挑戦してみたいと考えていたのが“水耕栽培”。少量しか使わないものの、盛り付けのちょっとしたアクセントや薬味にもなるハーブ類を、その都度買わずに自家栽培できたらなと思っていました。
そんなわけで水耕栽培について少し調べ始めていたところ、ペットボトルなどの空き容器などを利用すれば簡単にできる様子。しかし、部屋のインテリアにもこだわりを持つえみぞうにとっては、生活感アリすぎてあまりテンションが上がらなかったというのも本音。そんな時に出会ったのが今回ご紹介する商品なのです。
こちらは、おしゃれなキッチンインテリア雑貨で知られるKINTO (キントー)「AQUA CULTURE VESE (アクアカルチャーベース)」。一見するとガラス製の美しい花瓶なのですが、実はちょっとした仕掛けがあるのです。
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真ん中の穴に植物を挿して使う普通の花瓶とはちょっと違うんです |
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なんとお皿の部分が分離! |
くびれた部分から上を取り外しができ、分離する構造なのです。これにより、お皿の部分を持って、挿した植物に触れずに水を替えるることができるという仕組みなので、ハーブなど繊細な植物を水耕栽培するのにも最適とのこと。お皿の部分に球根を乗せれば、その下に根をはわせられるので、球根の花を咲かせたり、アボカドなどの大きな種から芽を出させて育てたりするのにも好都合です。
サイズはSサイズ(直径8cm×高さ12cm、容量200ml)と、Lサイズ(直径12cm×高さ19cm、容量830ml)の2サイズ。まずはSサイズを試しに購入しました。カラーはクリア(透明)とアクアブルーの2種類あります。
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お皿の部分をそのまま持ち上げれば、繊細な葉や茎に触れずに下のお水の交換が可能です |
ハーブや多肉植物に適しているとあるので、とりあえずパクチーを挿してみました。すると、水耕栽培というよりもまさに“生け花”的な感覚で、なかなかよい感じ。ソーダガラス製の透明の美しい瓶なので、理科の授業の植物観察のように外側からも成長を眺められるのがなかなか楽しく、Lサイズも追加で購入してしまいました。
説明書によると、夏は毎日、冬は1週間に1回のペースで水を交換するのが目安。お皿の部分を持ち上げれば、植物に触れずに簡単に水の交換ができるので、これならえみぞうでも億くうにならなさそう。何より、見た目がオシャレなのでそのままインテリアにもなります。
Lサイズは大きめの花瓶といった感じで、球根や種にピッタリそう。育っていくのを見ながら、水耕栽培を楽しんでいきたいと思います。
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グラジオラスを植えてみました |
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ちょうど球根がお皿に乗るので、水を替えるのがラクです |