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《2025年》証券会社(ネット証券)おすすめ7選! 使いやすさや手数料・ポイントはどこが有利?

株や投資信託を売買するには、証券会社の口座(証券口座)を開く必要があります。国内には多くの証券会社がありますが、現在は、取引コストの低さや、時間や場所を選ばずに取り引きできる利便性から、オンラインで取り引きが完結する「ネット証券」の人気が高まっています。

本記事では、投資ビギナーが知っておきたい証券口座や証券会社の基礎知識を解説するとともに、価格.com証券会社(ネット証券)比較で人気のネット証券の特徴や、口座を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

人気のネット証券を紹介!

人気のネット証券を紹介!

証券口座や証券会社の基礎知識を知っておこう

《基礎知識1》「証券口座」と「銀行口座」は何が違う?

株式や投資信託などの金融商品を売買するには「証券口座」が必要です。口座と聞くと、「銀行口座」のことを思い浮かべる人も多いと思いますが、「証券口座」と「銀行口座」では、目的や利用方法に違いがあります。

「証券口座」は証券会社で開設する口座です。「証券口座」に必要な資金を入金すると、その資金で金融商品を購入することができます。購入した金融商品は「証券口座」で保有し、銘柄によっては、配当や株主優待を受け取ることができます。また、金融商品を売却した場合は、その代金が「証券口座」に入金されます。

いっぽう、銀行で開設する「銀行口座」は、日常的なお金の管理を目的としています。預金のほか、ほかの「銀行口座」への振り込み、給与や年金の受け取り、クレジットカードの利用料金や保険料などの支払いや、住宅ローンの返済などに利用できます。

《基礎知識2》3つの「証券口座」の違いは?

金融商品への投資を目的とした口座である「証券口座」には、「一般口座」、「特定口座」、「NISA口座」の3つの種類があります。これらは、「金融商品の売買や保有で生じた利益が課税対象となる口座(一般口座、特定口座)」と、「金融商品の売買や保有で生じた利益が非課税になる口座(NISA口座)」に分かれます。

※損益通算や損失の繰り延べの場合は確定申告が必要

※損益通算や損失の繰り延べの場合は確定申告が必要

「NISA口座」内で売買すると売買益や配当が非課税に

2024年に制度が大幅に拡充した「NISA(少額投資非課税制度)」を利用する場合は、3つの口座のうち、「NISA口座」が必要です。「NISA口座」内での金融商品の売買で得た売却益や、「NISA口座」で保有する株式からの配当金には税金がかかりません。いっぽう、「一般口座」や「特定口座」での金融商品の売買で得た利益や、保有する株式からの配当金には、20.315%の税率が適用されます。

複数の「証券口座」を作ることは可能?

「一般口座」や「特定口座」については、複数の証券会社で開設することができますが、「NISA口座」はひとりにつき1口座(1証券)しか開設できず、口座(証券会社)の変更も年1回に限定されています。

なお、“「NISA口座」だけ”を開設することはできず、「NISA口座」を開く場合は、その証券会社で「一般口座」や「特定口座」も同時に開くことになります。いっぽう、 “「一般口座」や「特定口座」だけ”を開設することは可能で、「一般口座」と「特定口座」を両方開設できる証券会社もあります。

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《基礎知識3》「ネット証券」と「総合(店舗型)証券」の違いは?

続いては、証券会社の違いについてです。証券会社は、「ネット証券」と「総合(店舗型)証券」に大別され、それぞれ異なる特徴を備えています。

あなたに合っているのはどっち?

あなたに合っているのはどっち?

ネット証券:低コストかつ取扱商品が豊富

記事冒頭で触れたように、近年人気が高まっているのが「ネット証券」です。

「ネット証券」には実店舗がなく、金融商品の取り引きはインターネット上で完結します。実店舗を持たない分低コストで運営されており、投資家が金融商品を取り引きする際に発生する手数料なども低く設定されているのが特徴です。近年、2023年10月に「SBI証券」と「楽天証券」が国内株式の取引手数料を完全無料化するなど、「ネット証券」間の手数料競争が激しさを増しています。

「ネット証券」は取り扱っている金融商品も豊富です。「国内株式」や「投資信託」以外にも、「外国株式」、「IPO(新規公開株)」、「ETF(上場投資信託)」など幅広い選択肢が用意されています。また、「ネット証券」間においても、「投資信託の取り扱い数」や「外国株式の国や銘柄」など、各社が注力する分野は異なります。

このように、「ネット証券」には、「低コストかつ金融商品の選択肢が豊富」という特徴があります。対面でのサポートはないので、投資方針や投資商品を自分で決めたい人に向いている証券会社と言えます。

「ネット証券」は、取引コストの低さや、取り扱う金融商品の豊富さから近年人気が高まっています

「ネット証券」は、取引コストの低さや、取り扱う金融商品の豊富さから近年人気が高まっています

総合(店舗型)証券:対面サポートに強み

いっぽう、「対面で相談できる」という「ネット証券」にない強みを持っているのが「総合(店舗型)証券」です。相談のほか、資産形成のためのセミナーなども充実しています。ただし、証券会社がすすめる金融商品が、必ずしも自分の投資方針に合ったものとは限らないので、最低限の金融知識はあらかじめ備えておきたいところです。

また、店舗運営コストや人件費などを反映してか、取引手数料などは高めに設定されている傾向があります。長期で積立投資を行っていく場合などは、こうしたコストが積み重なっていくことになるのでご注意ください。また、証券会社によって、取り扱っている金融商品が限られるケースもあります。

「総合(店舗型)証券」には、対面でサポートが受けられる強みがあります

「総合(店舗型)証券」には、対面でサポートが受けられる強みがあります

1 SBI証券:総合力の高さが魅力

ここからは、価格.com証券会社(ネット証券)比較で人気のある、7つのネット証券をご紹介します。

SBI証券は1,300万以上の口座を抱えるネット証券最大手のひとつです。2023年に、ネット証券で初めて国内株式の取引手数料を無料にするなど、低コストで投資ができる証券会社として知られています。

商品ラインアップも充実しており、SBI証券の口座があれば、国内から海外までさまざまな金融商品に投資することができます。個人投資家の人気の高い「クレカ積立」サービスにおいても、「三井住友カード」や「JCBカード」などに対応し、比較的高いポイント還元率を目指すことも可能です。こうした総合力の高さから個人投資家の人気も高く、価格.com証券会社人気ランキングにおいても上位の常連となっています。

いっぽうで、価格.comに寄せられたレビューやクチコミを見ると、操作画面の使い勝手に対するマイナス評価が目立ちます。SBI証券は、2024年より取引サイトやスマホアプリの段階的なリニューアルを進めており、今後の改善に期待したいところです。

SBI証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・手数料が安く、取扱商品が豊富
・ポイントが有効活用できる

●イマイチな点
・PCやスマホアプリのUIがイマイチ
・使いたい機能にたどり着きにくい

価格.com内「SBI証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:無料 ※書面の「電子交付」を設定している場合
投資信託:2,577本
外国株:9か国(このうち米国株は4,378本)
ポイントサービス:Vポイント、Pontaポイント、dポイント、PayPayポイント
クレカ積立:あり(還元率:0.5〜3%※カードの利用状況によっては0%/三井住友カードなど)
投信保有ポイント:あり(還元率:年率0.017〜0.15%)

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2 楽天証券:NISA口座数は国内トップ

楽天証券は、SBI証券と並んで、個人投資家の人気の高い証券会社です。NISAの口座数については600万口座超と、国内の証券会社のなかでトップの数を誇ります。楽天証券の人気の背景にあるのは、業界最安レベルの取引手数料です。SBI証券と同様に、国内株式の売買手数料は完全無料です(手数料コースで「ゼロコース」選択時)。

また、クレカ積立などの利用で「楽天ポイント」が貯まったり、取引状況によって楽天市場でのポイント還元率がアップ(SPU)したりと、“楽天経済圏内の証券会社”としての強みもウリのひとつです。

このほか、価格.comに寄せられたレビューやクチコミでは、取引ツールやアプリの使いやすさや、日経テレコン(楽天証券版)などの投資情報の充実が、メリットとしてあげられています。

楽天証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・楽天ポイントが貯まる
・操作画面がわかりやすく、投資関連の情報が充実している
●イマイチな点
・サポートはあまり充実していない
・クレカ積立や投信保有ポイントには以前ほどの魅力はない

価格.com内「楽天証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:無料 ※手数料コースで「ゼロコース」を選択している場合
投資信託:2,579本
外国株:6か国(このうち米国株は4,649本)
ポイントサービス:楽天ポイント
クレカ積立:あり(還元率:0.5〜2%/楽天カード)
投信保有ポイント:あり(還元率:年率0.017〜0.053%)

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3 松井証券:証券の保有ポイントは1%還元と高水準

松井証券は、業界でいち早くオンライン取引に特化した、ネット証券の先駆け的存在です。最大の特徴は、保有している投資信託の残高に対するポイント還元率の高さです。保有する銘柄によって還元率は変わりますが、年率0.075〜1%と業界屈指の高さを誇ります。また、2025年5月より「JCBカード」でのクレカ積立も開始し、ユーザーの選択肢も広がっています。

国内株式の取引手数料は、25歳以下の人なら金額を問わず無料。26歳以上の人は、1日の約定代金が50万円以下まで無料で、50万円超〜100万円までは1,100円かかり、それ以降は100万円ごとに1,100円が加算されます(上限は11万円)。ただし、「NISA口座」での取り引きには手数料はかかりません(電話取引の場合は手数料が発生)。

価格.comに寄せられたレビューやクチコミでは、投信残高ポイントのおトクさを評価する声に加えて、証券会社としての長い歴史や安心感を評価する声も見られます。

4 松井証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・投信残高ポイントの還元率が高い
・歴史があり、安心感がある
●イマイチな点
・取引金額によっては手数料が割高
・操作画面がわかりにくい
価格.com内「松井証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:1日50万円までの約定の場合は無料(25歳以下の人は50万円超の約定でも無料)
投資信託:1,885本
外国株:1か国(米国株4,503本)
ポイントサービス:松井証券ポイント(2025年5月より「Oki Dokiポイント」が追加予定)
クレカ積立:なし(2025年5月よりJCBカードが対応予定、予定還元率:0.5〜1%)
投信保有ポイント:あり(還元率:年率0.075〜1%)

4 マネックス証券:ドコモ経済圏ユーザーにメリットあり

マネックス証券は2023年にドコモと資本業務提携を締結し、ドコモ経済圏のネット証券として存在感を高めており、ドコモの「dカード」を使ったクレカ積立は、1.1〜3.1%と高めのポイント還元率となっています。

国内株式の取引手数料は、SBI証券や楽天証券のような完全無料のネット証券には及ばないものの、取り引きごとに手数料がかかるコースの場合は1回55円〜、1日定額の手数料がかかるコースの場合は550円〜と、低めに設定されています。なお、「NISA口座」での取り引きには手数料はかかりません。

このほか、マネックス証券は、情報収集や銘柄探しなどに役立つツールやアプリが充実していることや、米国株や中国株など外国株のラインアップに定評があります。価格.comに寄せられたレビューやクチコミでも、これらに対する好意的な声が目立ちます。

マネックス証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・銘柄スカウターなど、情報サービスが見やすく豊富
・海外株の取り扱いが豊富
●イマイチな点
・SBI証券や楽天証券と比べると手数料はやや高め
・サポートがイマイチ
価格.com内「マネックス証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋しています。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:55円〜(取引毎手数料コース)、550円〜(1日定額手数料コース)
投資信託:1,798本
外国株:2か国(このうち米国株4,487本)
ポイントサービス:dポイント、マネックスポイント
クレカ積立:あり(還元率:1.1〜3.1%/dカードなど)
投信保有ポイント:あり(還元率:年率0.003〜0.26%)

5 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券):クレカ積立はわかりやすい仕組み

三菱UFJ eスマート証券は、クレカ積立の仕組みのわかりやすさに定評があります。投資する銘柄や、積み立てに使うクレジットカードの利用額、利用する証券口座などによってポイント還元率が変わるネット証券が多いなかで、三菱UFJ eスマート証券のクレカ積立は、一般カードの「三菱UFJカード」や「au PAYカード」は一律0.5%還元、ゴールドカードの「三菱UFJカード ゴールドプレステージ」や「au PAY ゴールドカード」は一律1%還元とシンプルな仕組みです。

国内株式の取引手数料は、「1日定額制」を選んだ場合、1日の約定代金が100万円までなら無料で、100万円超は2,200円〜となっています。なお、「NISA口座」では取引手数料はかかりません。このほか、価格.comに寄せられたレビューやクチコミでは、取引ツールや、銘柄分析に役立つ機能などを評価する声が目立ちます。

三菱UFJ eスマート証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・au経済圏と好相性
・Pontaポイントが貯まり、使える
●イマイチな点
・外国株式は米国株のみ
・取引画面がやや使いにくい
価格.com内「三菱UFJ eスマート証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋しています。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:55円〜(ワンショット手数料)、550円〜(1日定額手数料)
投資信託:1,852本
外国株:1か国(米国株1,994本)
ポイントサービス:Pontaポイント
クレカ積立:あり(還元率:0.5〜1%/au PAYカード)
投信保有ポイント:あり(還元率:年率0.005〜0.24%)

6 moomoo証券:アプリの使いやすさに定評

moomoo証券は、米国ナスダック上場企業を親会社に、2023年9月にサービスを開始したネット証券です。同証券専用の「moomooアプリ」は米国で開発され、全世界2,400万人以上のユーザーが利用しています。

国内株式とETFの取引手数料、投資信託の購入時手数料が無料。米国株の取引手数料は他社の約1/4、0.132%と業界最安級です。「NISA口座」の取引なら、日本株、米国株、ETFのライアップすべて手数料はかかりません。日本株、米国株はともに1株から投資可能で、米国株は取扱銘柄数が約7,000と業界最多水準を誇ります。

価格.comに寄せられたレビューやクチコミでは、アプリの使いやすさ、情報サービスやサポート体制の充実などが支持されています。

moomoo証券に対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・アプリのUIが優れている
・情報が早く、海外の記事は自動翻訳

●イマイチな点
・信用取引条件は一般的
・トップ画面で合計損益が見れない

※価格.com内「moomoo証券」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:無料
投資信託:421本
外国株:1か国(米国株約7,000本)
ポイントサービス:moomooポイント
クレカ積立:なし
投信保有ポイント:なし

7 岡三オンライン

岡三オンラインは、岡三証券グループのネット証券です。同グループの中核である岡三証券は、1923年創業と証券業界で長い歴史を持っています。

国内株式の取引手数料は、「定額プラン」の場合、1日の約定代金の合計額が200万円まで(現物100万円+信用100万円)無料です。1注文の約定代金をもとに手数料が決まる「ワンショット」のプランでも、10万円まで108円〜と業界屈指の安さを誇ります。「NISA口座」の取引なら、日本株の手数料は実質かからず、投資信託は購入時手数料無料です。

このほか、価格.comに寄せられたレビューやクチコミでは、IPO投資の便利さや、情報サービスの充実ぶりなどに好意的な意見が見られます。

岡三オンラインに対する価格.comユーザーの声

〇良い点
・IPO申込みの前金不要がうれしい
・オンラインマガジンが非常に役立つ

●イマイチな点
・手数料の体系が少々ややこしい
・投資信託の取扱本数が少ない

※価格.com内「岡三オンライン」紹介ページに投稿されたレビューより抜粋。

●基本スペック(※2025年2月時点)
国内株式取引手数料:無料(定額プランの場合。1日の約定代金が現物取引100万円+信用取引100万円の合計200万円まで)
投資信託:620本
外国株:1か国(中国株)
ポイントサービス:dポイント
クレカ積立:なし
投信保有ポイント:なし

証券会社はどう選べばいいか?

最後に、初めて証券口座を開く人に向けて、証券会社を選ぶ際の4つのチェックポイントを紹介します。

4つのチェックポイントを参考に

4つのチェックポイントを参考に

《チェックポイント1》取引手数料

証券会社での取り引きには、手数料がかかるのが一般的です。そんななか、本記事で詳しく紹介してきた「ネット証券」は一般的に手数料が低めです。なかでもSBI証券と楽天証券は、国内株式の取引手数料を完全無料とするなど、手数料競争で一歩先を行っています。取引コストにこだわる人は、この2社が有力候補になりそうです。

《チェックポイント2》貯めて、使えるポイント

証券会社によっては、取引内容によってポイントを付与したり、貯めたポイントで株や投資信託が買えるところがあります。代表的なサービスは「クレカ積立」で、毎月の積立金額に応じて、クレジットカード側のポイントが貯まります。また、「証券口座」で保有する投資信託の残高に応じてポイントが貯まる「投信保有ポイント」サービスのおトクさも見逃せません。

ポイントはあくまでも投資の脇役ではありますが、「クレカ積立」や「投信保有ポイント」の有無や内容によって貯まるポイント数に差がつきます。特に、長期投資をする人にとっては見逃せない要素といっても過言ではないでしょう。日頃よく使っているポイントやクレジットカードがある人は、そのポイントがおトクに貯まる証券会社を候補にしてもよいでしょう。

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《チェックポイント3》金融商品のラインアップ

取り扱っている金融商品は、証券会社によって異なります。「ネット証券」各社はどこも幅広い金融商品を取り扱っていますが、「投資信託の本数」や「外国株式の取扱国や銘柄の数」など、取扱状況に差がある商品もあります。口座開設の前に、将来的に自分がどのような投資をしたいかをイメージして、候補となる証券会社を絞り込んでいくのもアリでしょう。

《チェックポイント4》取引画面やアプリ、情報ツールなどの使い勝手

証券口座の使い勝手もぜひチェックしておきたいポイントのひとつです。特に「ネット証券」は、オンラインで取り引きが完結するだけに、サイトやアプリとの相性が重要になってきます。口座開設前に、各証券会社の公式サイトをチェックするだけでも雰囲気をつかむことができます。

また、このチェックポイントについては、価格.com証券会社(ネット証券)比較に寄せられているユーザーの声も参考になるはずです。

「証券口座」の開設は、投資の第一歩です。本記事を参考に、ぜひ、あなたに合った口座を見つけください!

※執筆協力:百瀬康司

野 洋介(編集部)
Writer / Editor
野 洋介(編集部)
書籍や月刊マネー誌の編集者を経て価格.comマネー編集部。“世界3大投資家のひとり”を含む投資家、専門家、経営者、副業実践者などへの取材経験豊富。名字の読みは「の」。ルーツは北陸(らしいです)。
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