中小企業経営者や個人事業主の人のなかには、法人カード・ビジネスカード導入を考えているものの、「どれを選べばよいかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか?
本記事では、中小企業経営者や個人事業主の皆さんが抱える法人カード・ビジネスカード選びの疑問点を解消し、 “最適解”を見つける手助けをします。
まず、多くの法人カード・ビジネスカードを比較検討してわかった、
●追加カード
●利用限度額
●ポイント還元率
●付帯サービス
といった重要な要素を踏まえた賢い「選び方」を提案。さらに、価格.comマガジンが厳選した、「おすすめの法人カード・ビジネスカード10選」も紹介します。これらを読めば、ビジネスをさらに飛躍させる“最強の1枚”が見つかるはずです。
カード | 画像 | ポイント還元率 | 詳細を見る | 年会費 | 貯まるポイント | 追加カード 年会費 |
追加カード 発行可能枚数 |
ETCカード 年会費 |
ETCカード 発行可能枚数 |
利用限度額 | 締日 | 支払日 | 海外・国内旅行傷害保険 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
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0.5〜 1.0% |
詳細を見る価格.comへ | 3万3,000円 (初年度無料) |
永久不滅ポイント 1,000円で1P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大1,000万円 | 10日 | 翌月4日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ | ![]() |
0.5%〜1.5% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | Vポイント 200円で1P |
無料 | 18枚 | 550円 | 1枚 | 最大500万円 | 15日・月末 | 翌月10日(15日締め) 翌月26日(月末締め) |
海外のみ/最大2,000万円 |
JCB Biz ONE 一般 | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
‐ | ‐ | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | ‐ |
UPSIDERカード | ![]() |
1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | UPSIDERカードポイント 100円で1P |
無料 | 無制限 | ‐ | ‐ | 最大10億円 | 月末 | 翌月20日 | ‐ |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | 永久不滅ポイント 1,000円で1P |
無料 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大500万円 | 10日 | 翌月4日 | ‐ |
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円 条件付無料 |
Vポイント 200円で1P |
無料 | 19枚 | 550円 | 1枚 | 最大500万円 | 15日・月末 | 翌月10日(15日締め) 翌月26日(月末締め) |
最大2,000万円 |
アメリカン・エキスプレス(R)・ビジネス・ゴールド・カード | ![]() |
0.5%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 4万9,500円 | メンバーシップ・リワード 100円で1P |
条件付無料か特典付有料 (選択制) |
99枚 | 無料 | 20枚 | 一律の制限なし | 利用者により異なる | 利用者により異なる | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
apollostation PLATINUM BUSINESS | ![]() |
0.8%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 22,000円 条件付無料 |
プラスポイント 1,000円で8P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 1枚 | 一律の制限なし | 10日 | 翌月7日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
JCB Biz ONE ゴールド | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円(初年度無料) 条件付無料 |
Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
- | - | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | - |
ライフカード ビジネスライトプラス(ゴールド) |
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0.5% | 詳細を見る価格.comへ | 2,200円 (初年度無料) |
LIFEサンクスポイント 1,000円で1P |
2,200円 | 3枚 | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 5日 | 当月27日or翌月3日 | 海外/最大2,000万円 国内/最大1,000万円 |
【価格.comマガジンがおすすめする理由】
1. 初年度の年会費が無料なので、おためしで1年間利用できる
2. ビジネスや旅行に役立つ保険やサービスが充実。コンシェルジュサービスも便利
3. JALマイルが効率的に貯まるので、飛行機での移動が多い人には大変おトク
【ただし、こんな人には向きません】
1. 2年目以降発生する3万3,000円の年会費が負担に感じる人
2. JALマイルの還元率アップに必須の「SAISON MILE CLUB」(年間費5,500円)が負担に感じる人
3. Amex以外の国際ブランドを使いたい人
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」はコスパのよい法人カード・ビジネスカードとして、価格.comの「法人・ビジネスカード人気ランキング」でも安定した人気があります。このカードの最大の魅力は、「JALマイル」の貯めやすさです。
通常、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」では、1,000円カードを使うごとに「永久不滅ポイント」が1P貯まります。「永久不滅ポイント」は1Pを最大5円相当で使えるため、実質的な還元率は0.5%です。
しかし、別途、「SAISON MILE CLUB」(年会費5,500円)に加入すると、1,000円カードを使うごとに「JALマイル」が10マイル貯まる仕組みに変わります。
そして、この場合には「JALマイル」とは別に、2,000円カードを使うごとに「永久不滅ポイント」も1P貯まります(優遇ポイント)。この「永久不滅ポイント」を「JALマイル」に交換すると、「JALマイル」のマイル還元率(利用金額に対して貯まるマイル数の割合)は最大1.125%にも達します(下記ボックス参照)。
これは、「JALマイル」が貯まるクレジットカードのなかでも屈指のおトクさです。
【計算例】「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」を年間80万円利用した場合
●貯まる「JALマイル」 → 8,000マイル
●貯まる「永久不滅ポイント」 → 400P(1,000マイルに交換可能 ※1)
●合計、9,000マイル(※2)
※1 「永久不滅ポイント」は「JALマイル」に交換可能(200P=500マイル)
※2 1年間の有効期間内に移行上限の15万マイルに達した場合、翌年の「SAISON MILE CLUB」年会費は無料。また、次年度更新まで「永久不滅ポイント」は1,000円ごと1P貯まる
これに加えて、プラチナランクのカードならではの特典として、「コンシェルジュサービス」や「プライオリティ・パス」が付帯するほか、サイバーリスクに備える「サイバー保険」や空港での手荷物やコートの一時預かりなど、ビジネスを助けるサービスも充実しています。
このように、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、「JALマイル」の貯まりやすさや、豪華な特典から、コスパの良い法人カード・ビジネスカードと言えます。初年度は年会費無料で使え、申し込みの際は決算書や法人の登記簿などの書類は不要です。気になる人は、1年間おためしで使ってみるのはアリかもしれません。
「JALマイル」がおトクに貯まる「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、年会費以上のメリットが期待できる1枚
法人カード・ビジネスカードとはそもそもどんなクレジットカードなのでしょうか? ここでは、法人カード・ビジネスカードの定義や持つメリット、注意点などの基本情報を解説します。
法人カードやビジネスカードは、企業や個人事業主向けに発行されるクレジットカードのことをさします。個人向けに発行されるクレジットカードと比べると、
●利用限度額が大きい
●ビジネス用途で役立つ特典やサービスが付帯している
といった特徴があります。
法人カード・ビジネスカードと同じく、ビジネス用途で発行されるクレジットカードとして、「コーポレートカード」と呼ばれるカードもあります。両者には、発行の対象となる企業の規模に違いがあります。
法人カード・ビジネスカードは、主に、個人事業主や社員数の少ない企業(目安は20人)が対象です。申し込みの際、登記簿謄本や決算書など、用意に手間がかかる書類の提出が不要なカードが多く、起業したばかりの個人事業主や設立間もない法人でも持てる可能性があります。
しかし、利用限度額はコーポレートカードに比べて低いことが多く、従業員が使える「追加カード」の発行可能枚数も少ない傾向があります。
いっぽう、コーポレートカードは主に規模の大きな企業が対象で、社員数などに一定の条件が設けられていることがあります。利用限度額も、法人カード・ビジネスカードより大きい傾向にあります。
本記事は、個人事業主や中小企業経営者の方を対象とし、法人カード・ビジネスカードを紹介しています。
法人カード・ビジネスカードには主に4つのメリットがあります。
ビジネス上の出費を個人のクレジットカードで支払うと、公私の出費が入り混じり、お金の出入りが把握しづらくなります。当然、経理処理も煩雑(はんざつ)になりがちです。
ビジネスの出費を法人カード・ビジネスカードにまとめれば、公私の出費が明確に区別でき、お金の動きを可視化できます。また、ほとんどの法人カード・ビジネスカードは会計ソフトと連携して使えます。結果的に、経理や会計の処理は各段に効率化されます。
クレジットカードにはさまざまなサービス・特典が付帯していますが、法人カード・ビジネスカードの場合、通信、移動、宿泊、レンタカーなど、ビジネスで役立つものが多く付帯しています。
法人カード・ビジネスカードの利用代金は、翌月以降に口座から引き落とされます。そのため、手元に現金がなくてもビジネスで必要な仕入れや経費の支払いが可能となり、資金繰りに一時的なゆとりが生まれます。たとえば、
●売上の入金までにタイムラグがある
●急な出費が発生した
といったケースでも、法人カード・ビジネスカードがあれば対応できる可能性が高まります。
法人カード・ビジネスカードも、個人カードと同様に利用額に応じてポイントが貯まります。出張費や消耗品費、広告費などの支払いを集約させれば、効率的にポイントが貯まるでしょう。貯まったポイントを経費の支払いに充てれば、実質的な経費節減につながります。
ただし、個人カードと比べるとポイント還元率はやや低い傾向があります。
※参考 法人カード・ビジネスカードで貯まったポイントを個人で使うことはできますか?
法人カード・ビジネスカードを使ううえで重要なのは、利用限度額です。もし、限度額いっぱいまで使ってしまうと、次の引落日までカードで決済できなくなるリスクがあります。利用限度額についてどう考えればいいかは、次章「法人カード・ビジネスカードの選び方」の「2」で詳しくお伝えします。
このほか、法人カード・ビジネスカードでは下記のような点にも注意が必要です。
●カードの名義人以外の人(従業員など)が使える「追加カード」の発行に非対応、あるいは、少ない枚数しか発行できない券種がある
●個人カードと比較して、年会費が高額になる傾向がある
●複数の人で利用する場合は、あらかじめ運用方法(どんな支払いに使うか、など)を決めておく必要がある
続いて、法人カード・ビジネスカードの3つの選び方を解説します。
法人カード・ビジネスカードは、「使いまわし」ができません。たとえば、従業員が法人カード・ビジネスカード使う場合は、そのカードの「追加カード」を発行する必要があります。
ただし、「追加カード」の発行可否や、「追加カード」の年会費の有無、「追加カード」の発行可能枚数などは、法人カード・ビジネスカードの種類によって変わります。特に、年会費無料の法人カード・ビジネスカードのなかには、「追加カード」の発行に対応していないものもあります。
法人カード・ビジネスカードを申し込む前に、「何人が利用するのか」決めて、それに合った券種を選びましょう。
業種によっては、業務で自動車を使うこともあるでしょう。その場合は、ETCカードを発行できる法人カード・ビジネスカードがあると便利です。
「追加カード」と同じく、ETCカードの発行可否や発行可能枚数、年会費・発行手数料のコストの有無などは、法人カード・ビジネスカードによって異なります。
法人カード・ビジネスカードを選ぶ際は、カードの利用限度額もチェックしておきましょう。
一般的に、カードのグレードが高いほど利用限度額も高くなる傾向があり、たとえば、一般カードでは最大100万円程度、ゴールドカードでは最大500万円程度、プラチナカードではさらに高額な設定が可能な場合があります。
そのため、あらかじめ、ひと月の経費の額を見積もり、それに合った限度額のカードを選ぶ必要があります。上の図にあるように、利用限度額にゆとりがないと、引落日までカードが使えないリスクが生じる可能性があります。目安として、ひと月分の経費の2〜3倍の利用限度額があると安心です(※)。
※カードによっては、支払いまでタイムラグが「ひと月以上」のものもあります
ただし、法人カード・ビジネスカードの利用限度額はカード会社の審査によって決まるため、必ずしも希望の額が適用されるわけではありません。カードによっては、申込時に希望額を申請できるものもありますが、減額される可能性もあります。必要に応じて、法人カード・ビジネスカードを複数持つことも検討しましょう。
なお、カードによっては、一時的な利用限度額の引き上げを相談できるものもあります。また、継続して法人カード・ビジネスカードを利用していると、利用限度額の引き上げが可能なカードもあります。
カード | 画像 | ポイント還元率 | 詳細を見る | 年会費 | 貯まるポイント | 追加カード 年会費 |
追加カード 発行可能枚数 |
ETCカード 年会費 |
ETCカード 発行可能枚数 |
利用限度額 | 締日 | 支払日 | 海外・国内旅行傷害保険 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JCB Biz ONE 一般 | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
‐ | ‐ | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | ‐ |
UPSIDERカード | ![]() |
1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | UPSIDERカードポイント 100円で1P |
無料 | 無制限 | ‐ | ‐ | 最大10億円 | 月末 | 翌月20日 | ‐ |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | 永久不滅ポイント 1,000円で1P |
無料 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大500万円 | 10日 | 翌月4日 | ‐ |
アメリカン・エキスプレス(R)・ビジネス・ゴールド・カード | ![]() |
0.5%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 4万9,500円 | メンバーシップ・リワード 100円で1P |
条件付無料か特典付有料 (選択制) |
99枚 | 無料 | 20枚 | 一律の制限なし | 利用者により異なる | 利用者により異なる | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
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0.5〜 1.0% |
詳細を見る価格.comへ | 3万3,000円 (初年度無料) |
永久不滅ポイント 1,000円で1P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大1,000万円 | 10日 | 翌月4日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円 条件付無料 |
Vポイント 200円で1P |
無料 | 19枚 | 550円 | 1枚 | 最大500万円 | 15日・月末 | 翌月10日(15日締め) 翌月26日(月末締め) |
最大2,000万円 |
JCB Biz ONE ゴールド | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円(初年度無料) 条件付無料 |
Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
- | - | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | - |
apollostation PLATINUM BUSINESS | ![]() |
0.8%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 22,000円 条件付無料 |
プラスポイント 1,000円で8P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 1枚 | 一律の制限なし | 10日 | 翌月7日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
法人カード・ビジネスカードを選ぶ際は、ポイント還元率や付帯サービスも重要です。これらはカードによって内容が異なるため、法人カード・ビジネスカードの用途と照らし合わせて、相性のよいものを選ぶことが重要です。
一例として、ポイント還元率は、基本の還元率が0.5%あれば「標準的」、それ以上であれば「おトク」と言っていいでしょう。
カードによっては、特定の支出に対して基本還元率以上のポイントが付与されるものもあります。Amazonで使うと還元率が上がる「JCB Biz ONE」のように、特定のECサイトや店舗がポイントアップ対象のカードもあるので、仕入れや備品調達などにうまく活用すれば多くのポイント獲得が期待できます。
また、法人カード・ビジネスカードには、個人カードには付帯していないような、ビジネスで便利なサービスが付帯しているものが多くあります。
代表的なものとしては、会計ソフトとの連携があります。法人カード・ビジネスカードでの支出が自動で会計ソフトに連携されるので、入力作業やミスを減らせます。ただし、対応しているソフトはカードによって異なるため、カードの申込前に対応ソフトを確認しましょう。
このほか、レンタカー割引や、サイバーリスクに備える保険、ゴルフ保険(道具の破損や損害賠償、ホールインワン・アルバトロス費用に備えるもの)、コンシェルジュサービスなど、付帯サービスはカードによってさまざまです。
価格.comマガジンが考える法人カード・ビジネスカードの“おすすめ基準”
〈基準1〉年会費は無料か、年会費に見合ったメリットが期待できる
〈基準2〉ビジネスで利用するうえで、おトク感のあるサービスや特典がある
〈基準3〉ビジネスで利用するうえで、目立った欠点がない
カード | 画像 | ポイント還元率 | 詳細を見る | 年会費 | 貯まるポイント | 追加カード 年会費 |
追加カード 発行可能枚数 |
ETCカード 年会費 |
ETCカード 発行可能枚数 |
利用限度額 | 締日 | 支払日 | 海外・国内旅行傷害保険 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
![]() |
0.5〜 1.0% |
詳細を見る価格.comへ | 3万3,000円 (初年度無料) |
永久不滅ポイント 1,000円で1P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大1,000万円 | 10日 | 翌月4日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
三井住友カード ビジネスオーナーズ | ![]() |
0.5%〜1.5% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | Vポイント 200円で1P |
無料 | 18枚 | 550円 | 1枚 | 最大500万円 | 15日・月末 | 翌月10日(15日締め) 翌月26日(月末締め) |
海外のみ/最大2,000万円 |
JCB Biz ONE 一般 | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
‐ | ‐ | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | ‐ |
UPSIDERカード | ![]() |
1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | UPSIDERカードポイント 100円で1P |
無料 | 無制限 | ‐ | ‐ | 最大10億円 | 月末 | 翌月20日 | ‐ |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 無料 | 永久不滅ポイント 1,000円で1P |
無料 | 9枚 | 無料 | 5枚 | 最大500万円 | 10日 | 翌月4日 | ‐ |
三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド | ![]() |
0.5%〜2.0% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円 条件付無料 |
Vポイント 200円で1P |
無料 | 19枚 | 550円 | 1枚 | 最大500万円 | 15日・月末 | 翌月10日(15日締め) 翌月26日(月末締め) |
最大2,000万円 |
アメリカン・エキスプレス(R)・ビジネス・ゴールド・カード | ![]() |
0.5%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 4万9,500円 | メンバーシップ・リワード 100円で1P |
条件付無料か特典付有料 (選択制) |
99枚 | 無料 | 20枚 | 一律の制限なし | 利用者により異なる | 利用者により異なる | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
apollostation PLATINUM BUSINESS | ![]() |
0.8%〜1.0% | 詳細を見る価格.comへ | 22,000円 条件付無料 |
プラスポイント 1,000円で8P |
3,300円 | 9枚 | 無料 | 1枚 | 一律の制限なし | 10日 | 翌月7日 | 海外/最大1億円 国内/最大5,000万円 |
JCB Biz ONE ゴールド | ![]() |
1.0%〜10.5% | 詳細を見る価格.comへ | 5,500円(初年度無料) 条件付無料 |
Oki Dokiポイント 1,000円で2P |
- | - | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 15日 | 翌月10日 | - |
ライフカード ビジネスライトプラス(ゴールド) |
![]() |
0.5% | 詳細を見る価格.comへ | 2,200円 (初年度無料) |
LIFEサンクスポイント 1,000円で1P |
2,200円 | 3枚 | 無料 | 1枚 | 最大500万円 | 5日 | 当月27日or翌月3日 | 海外/最大2,000万円 国内/最大1,000万円 |
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、初年度年会費無料で利用できる、プラチナランクのカードです(通常の年会費は3万3,000円)。
カードの利用限度額は最大で1,000万円。「追加カード」は最大9枚まで発行可能です(「追加カード」の年会費は1枚3,300円)。
基本のポイント還元率は0.5%と標準的です。しかし、「SAISON MILE CLUB」(年会費5,500円)に登録すると、カードの利用で貯まるポイントが自動的に「JALマイル」に移行される仕組みになり(1,000円ごとに10マイル)、さらに、優遇ポイントとして「永久不滅ポイント」も貯まるため(2,000円ごとに1P)、これらを合計すると、「JALマイル」の還元率は最大1.125%にまで高まります(※)。
※優遇ポイントの「永久不滅ポイント」を「JALマイル」に交換した場合
このほか、世界1,700か所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の無料登録、24時間365日利用できる「コンシェルジュサービス」、海外旅行傷害保険で最高1億円の補償、顧問弁護士サービスを優待価格で提供など、プラチナカードならではのサービスが充実しています。
・ビジネスオーナーやフリーランス向けで、ポイントや保険が充実。年会費を考慮し活用できるか検討が必要
・「プライオリティ・パス」で空港レストランや温泉が無料で利用でき、高い価値を感じています
・デザインがよく、キャッシュバックや投信積立のポイント還元率も魅力
※2025年10月18日時点の、価格.com「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、三井住友カードが発行する法人カード・ビジネスカードです。本人確認書類のみで申し込めるため、スタートアップ企業やフリーランスの人に適しています。
年会費は永年無料ながら、カード利用限度額は最大500万円まであり、「追加カード」も最大18枚まで発行できます(追加カードも年会費永年無料)。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」の基本のポイント還元率は0.5%(200円につき1P)ですが、指定の三井住友カードの個人カードと2枚持ちした場合、対象サービス・店舗での利用で最大1.5%還元になります。対象にはAmazon、ETC、JAL・ANAの航空券など、ビジネスで使う機会の多そうなものが含まれています。また、貯まった「Vポイント」を、個人カードで貯まったポイントと合算できるのも利点です。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は券面にカード番号などの情報が一切印字されていないナンバーレス仕様。これらの情報は専用アプリの「Vpass」で確認できます。
・ポイ活の最初の1枚に最適。年会費が永年無料でプライベート用カードと使い分けできます
・個人事業主には作りやすいカードです。事業の引落用としてはよいと思います
・Amazon、ETC、JAL、ANA利用で1.5%還元されるのがメリットです
※2025年10月18日時点の、価格.com「三井住友カード ビジネスオーナーズ」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「JCB Biz ONE 一般」は、ジェーシービーが発行する、年会費永年無料の個人事業主・フリーランス向けの法人カード・ビジネスカードです。本人確認書類があれば申し込め、引落口座が個人名義の場合は最短5分で即時発行が可能です。
ジェーシービーが発行する年会費永年無料のクレジットカードの基本ポイント還元率が0.5%なのに対し、「JCB Biz ONE 一般」は2倍に該当する1%還元です。加えて、スターバックスやAmazon、ビックカメラなどの優待店ではポイントが最大21倍になります。
24時間365日体制でカードの不正利用がないかチェックされるなど、セキュリティも充実しています。
・年会費永年無料とポイント2倍が魅力。会計ソフト連携で経理も効率化できます
※2025年10月18日時点の、価格.com「JCB Biz ONE 一般」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「UPSIDERカード」は、年会費無料ながら、カードの利用限度額が最大10億円と高額です。さらに、「追加カード」もバーチャルカード、リアルカードともに枚数の制限なく無料で発行できます(※)。
※発行元の判断で発行枚数に制限がかかる場合あり
「追加カード」には、それぞれ利用先、限度額の設定が可能。加えて、リアルタイムで通知される決済データを集約でき、多様な会計ソフトとも連携しているため、経費管理の効率化にすぐれています。
ポイント還元率は1%で、貯まったポイントは1P=1円として自動で請求金額から差し引かれます。
・経理システムが充実していて証憑(しょうひょう)管理がラク
・ポイント還元率1%で独自優待も豊富
※2025年10月18日時点の、価格.com「UPSIDERカード」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」は、クレディセゾンが発行する、初めて法人カードを持つ個人事業主やフリーランスなどに向いた1枚です。
年会費は永年無料で、申込時に登記簿や決算書は不要。カード利用限度額は最大500万円です。「追加カード」も9枚まで無料で発行できます。
基本のポイント還元率は0.5%ですが、ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、アマゾンウェブサービスなど、特定の加盟店で利用すると、ポイント還元率は通常の4倍の2%に上がります(1,000円につき4P)。
引落口座は「個人名義口座」または「法人名義口座」から選択できます。また、毎月10日締めの翌月4日支払いのため、支払いまでに最大56日間のゆとりがあります(※)。
※例:10月11日の利用→12月4日支払い
・コスパ最強ですべて無料。プラチナと迷ったがこちらにして大満足
・無料のビジネスカードでETCも無料。ポイント還元率に改善を期待
・開業前でも持てる無料カード。開業準備の支払いや経費処理に有用です
※2025年10月18日時点の、価格.com「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド」は、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」の上位カードです。通常、年会費が5,500円かかりますが、年間100万円以上利用すると、翌年度以降の年会費が永年無料になります。また、100万円を利用した年には通常ポイントとは別に1万Pが進呈されます。
対象の三井住友カードの個人カードと2枚持ちし、利用代金支払い口座を三井住友銀行にした場合、対象先での利用(Amazon、ETC、JAL・ANAの航空券などが該当)が最大2%還元に上がります。
・ポイントは「VポイントPay」で使えて便利。空港ラウンジや保険も付帯し、利用枠も増やせます
・個人のNLカードと併用でポイントが貯まりやすく、Vpassアプリで一括管理できて便利
・年間100万円利用で年会費無料と1万円相当の還元。キャンペーンも活用するとおトクに使えます
※2025年10月18日時点の、価格.com「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「アメリカン・エキスプレス(R)・ビジネス・ゴールド・カード」は、年会費4万9,500円の法人カード・ビジネスカードです。年会費は決して安くありませんが、出張や接待といったビジネスシーンで役立つ上質なサービスが充実しています。また、カード利用可能枠には一律の制限が設けられておらず、利用状況や支払い履歴に応じた設定や、利用可能額引き上げの審査が可能です。
基本のポイント還元率は1%(100円につき1P)。「メンバーシップ・リワード・プラス」(初年度年会費無料。2年目以降3,300円)に登録してボーナスポイントプログラムに参加すると還元率がアップし、対象加盟店の利用で3%還元になります。対象の加盟店には、NTTドコモ、ソフトバンク、au、コスモ石油、ビックカメラ.comなどが含まれています。
各種ビジネスシーンで役立つサービスとしては、全国のシェアオフィスやコワーキングスペースが、事前予約なしかつ割引価格で利用可能、全国約200店舗のレストランで2名以上のコース料理注文の際、1名分無料などがあります。また、カードはスタイリッシュなメタル製で、持つ楽しみもあります。
・海外での対応も迅速で6年間不便なく使っています
・高額決済も可能で、「ANAマイル」への交換が便利
・ステータスが抜群でポイントもわかりやすく、コールセンターの対応もていねい
※2025年10月18日時点の、価格.com「アメリカン・エキスプレス(R)・ビジネス・ゴールド・カード」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「apollostation PLATINUM BUSINESS」は、出光クレジットが発行するプラチナランクの法人カード・ビジネスカードです。年間費は2万2,000円で、年間300万円以上利用すると、次年度の年会費が無料になります。「追加カード」は最大9枚(年会費3,300円、初年度無料)、ETCカードは最大10枚(年会費無料)まで発行可能です。なお、現在、年会費に相当する
2万2,000P(2万2,000円相当分)が付与される入会キャンペーンが実施中です(2026年1月5日まで)。
ポイント還元率は0.8%です(1,000円につき8P)。対象の法人カード(※)を登録すると、法人カードの利用1,000円につき5Pが「apollostation PLATINUM BUSINESS」に加算されます。
※出光クレジットが発行する「apollostation BUSINESS」および「宇佐美ビジネスカード」
サイバー攻撃などの損害を1事故あたり100万円まで補償するサイバー保険、年間300万円まで補償するショッピングガード保険など、リスクに備えたビジネスサポートが充実。そのほか、「プライオリティ・パス」やコンシェルジュサービスなど、プラチナ特典も利用できます。
・「追加カード」が9枚まで無料。「プライオリティ・パス」も無料で、旅行好きやビジネス利用におすすめ
※2025年10月18日時点の、価格.com「apollostation PLATINUM BUSINESS」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「JCB Biz ONE ゴールド」は、「JCB Biz ONE 一般」の上位カードです。年会費は5,500円で初年度は無料。年間100万円以上利用すると、翌年度は無料になります。また、「JCB Biz ONE 一般」と同じく、最短5分の即時発行が可能です。ポイント還元率はジェーシービーが発行する通常のクレジットカードの2倍に該当する1%。加えて、スターバックスやAmazon、ビックカメラなどの優待店での利用では最大21倍に上がります。
「JCB Biz ONE ゴールド」は各種付帯保険が魅力です。たとえば、サイバー攻撃などによる損害を最高75万円まで補償するサイバーリスク保険、カード購入90日以内の物品損害を補償するショッピングガード保険、スマートフォンの損害を補償するスマートフォン保険などが付帯しています。
また、医師、保健師、看護師などの有資格者に相談できる「ドクターダイレクト24」や、全国の提携優良医療機関にて、優待料金で人間ドックが利用できるなど、健康関連のサービスも充実しています。
・ポイント還元率1%で、空港ラウンジや人間ドックなどのサービスも充実しています。
※2025年10月18日時点の、価格.com「JCB Biz ONE ゴールド」の製品ページに寄せられたユーザーレビューの一部を抜粋・編集しています。
「ライフカードビジネスライトプラス(ゴールド)」は、ライフカードが発行する法人カード・ビジネスカードです。本人確認資料だけで申し込めるため、設立間もない企業や個人事業主、フリーランスでも申し込みやすい1枚です。初年度の年会費は無料で、2年目以降も2,200円と割安です。また、「追加カード」は最大3枚まで発行できます(年会費は1枚2,200円)。
基本のポイント還元率は0.5%(1,000円につき1P)ですが、カード入会後1年間はポイント1.5倍とおトクです。翌年以降も、年間の利用金額に応じてポイント還元率が最大2倍にまでアップします(最大は年間200万円の利用→ポイント2倍)。
A. 法人カード・ビジネスカードは、会社や事業の経費の支払いに使うことを目的とします。それに対して個人カードは、個人の私的な支払いに使うことを目的としています。
そのため、法人カード・ビジネスカードには、個人カードよりも多い利用限度額が設定される傾向にあったり、個人カードにはないサービスが付帯したりと、ビジネス用途に向いたスペックになっています。
A. 個人事業主の人でも申し込める法人カード・ビジネスカードは多数存在しています。ただし、あくまでも、カード発行の可否はカード会社の審査によります。
A. 可能です。会計ソフトとの連携は、法人カード・ビジネスカードを持つメリットのひとつです。会計ソフトと連携すると、カードの利用明細が自動で会計ソフトに取り込まれるため、手入力による手間やミスを大幅に減らせます。会計ソフトによっては、勘定科目ごとの仕訳に対応しているものもあります。
A. 法人カード・ビジネスカードには、経費の精算や管理、出張や移動のサポート、福利厚生、オフィス用品購入時の優待、各種保険など、ビジネスに便利なサービスが付帯されています。内容はカードによって異なります。
A. 多くの法人カード・ビジネスカードは、代表者カードに加え、「追加カード」の発行が可能です。「追加カード」の利用額は、法人口座からまとめて引き落とされます。そのため、従業員が個人で支払って経費精算する手間が省け、管理もしやすくなります。
A. 個人事業主の場合、貯まったポイントを自由に使うことができます。ただし、利用時には会計処理が必要です。法人が従業員にカードを持たせている場合、法人カードのポイントは、基本的に法人(会社)の所有物と見なされます。そのため、従業員がポイントを指摘に利用すると、業務上横領罪に問われる可能性も考えられます。
価格.comマガジンでは、個人向けクレジットカードの記事を多数掲載しています。下記の3つの記事は、クレジットカード記事の“入り口”として、初心者向けにわかりやすく解説しています。ぜひチェックしてみてください。