VAIOは2017年5月24日、メルセデス・ベンツとコラボレーションした特別仕様のノートパソコン「Mercedes-Benz x VAIO Z」を発表した。Amazon .co.jpのメルセデス・ベンツ日本公式オンラインストアにて100台限定で販売する。本日5月24日より受注を開始し、最速で6月6日に購入者に届くという。
メルセデス・ベンツの先進性や未来を象徴するデザインコンセプトモデル「Vision Tokyo」をモチーフにしたMercedes-Benz x VAIO Z
ガルウィングドアモデル「300SL」をモチーフしたMercedes-Benz x VAIO Z
Mercedes-Benz x VAIO Zは、VAIOのフラッグシップモデルである「VAIO Z」(フリップモデル)をベースにした特別仕様のノートパソコン。メルセデス・ベンツが2015年の東京モーターショーで発表したデザインコンセプトモデル「Vision Tokyo」と、1954年に登場したスポーツカー「300SL」をモチーフにした2つのデザインをラインアップする。
アルミニウムボディの天板に、それぞれの自動車がレーザー刻印されており、専用の壁紙も付属する。レーザー刻印は細かな模様を再現するのには向いていないが、今回はレーザー刻印の限界に挑戦し、デザイン性の高い刻印に仕上げている。そのほかにも、Vision Tokyoの未来的なイメージを、ブルーのバックライトキーボードで再現。システム起動時にはエンジンをかけたときの音、スタンバイ復帰時にはブリッピング音が鳴る、スペシャルサウンドも収録している。
Vision Tokyoのレーザー刻印
300SLのレーザー刻印
通常モデルのバックライトキーボードは白色だが、Mercedes-Benz x VAIO Zは未来的なイメージのブルー
さらに、タッチパッドとヒンジ部外側にはスリーポインテッドスター、ヒンジ部内側にはロゴが刻印されている。タッチパッドのスリーポインテッドスターは、摩擦などで消えたり、欠けたりしないように裏側から印刷するなど、こだわって作られている。
タッチパッドのスリーポインテッドスター。消えたり、欠けたりしないように裏側から印刷しているという
ヒンジ部外側にも小さなスリーポインテッドスター
ヒンジ部内側にはMercedes-Benzというロゴが彫り込まれている
ラインアップは、Core i7モデルとCore i5モデルを用意。どちらでもVision Tokyoか300SLが選べるので、モデル数としては全4種類となる。
Core i7モデルは、CPUが「Core i7-6567U」(3.30GHz、最大3.60GHz)、8GBのメモリー、256GBのSSDを搭載。価格は285,000円(税込)。Core i5モデルはCPUが「Core i-6267U」(2.90GHz、最大3.30GHz)、8GBのメモリー、256GBのSSDを搭載し、価格は250,000円(税込)。どちらもOSは「Windows 10 Home 64ビット」で、Officeソフトは付属しない。
販売はメルセデス・ベンツ日本公式オンラインストアだが、サポートはVAIOが担当する。実際のモデルは東京・六本木にあるメルセデス・ベンツ コネクションなどで展示する予定だ。