トレンドニュース
トレンドニュース

夏スマホ商戦第2弾レポート ソニー「Xperia XZ Premium」が満点近いユーザー満足度を獲得

ソニーモバイル「Xperia XZ Premium」

ソニーモバイル「Xperia XZ Premium」

夏のスマートフォン商戦もいよいよたけなわ。本連載「トレンドニュース」では、すでに夏スマホ商戦開始時に最新動向のレポートを出しているが、その後、今年の本命と目される大型のハイエンド製品が次々と発売され、市場をにぎわせている。今回は、その続報となる、2017年の夏スマホ商戦・第2弾レポートをお届けしよう。

夏スマホの中では圧倒的な注目度を誇る「Xperia XZ Premium」

図1:「スマートフォン」カテゴリーの人気(注目)ランキング(2017年6月28日時点)

図1:「スマートフォン」カテゴリーの人気(注目)ランキング(2017年6月28日時点)

図1は、2017年6月28日時点における、「スマートフォン」カテゴリーの人気(注目)ランキングだ。前回レポート時と比べると若干上位の顔ぶれが変わっており、1位はソニーの「Xperia XZ Premium SO-04J」(ドコモ)で変わらないが、2位にはファーウェイのSIMフリー機の新モデル「HUAWEI P10 lite」が入っている。なお、4位にはサムスンのハイエンドモデル「Galaxy S8+ SC-03J」(ドコモ)が入っているが、前回ベスト5入りしていたソニー「Xperia XZs SO-03J」(ドコモ)と、サムスン「Galaxy S8 SC-02J」(ドコモ)は、それぞれ12位、7位と、ランクを落としている。

図2:「スマートフォン」カテゴリーの人気(注目)ランキング推移(過去1か月)

図2:「スマートフォン」カテゴリーの人気(注目)ランキング推移(過去1か月)

図3:「スマートフォン」カテゴリーのアクセス数推移(過去1か月)

図3:「スマートフォン」カテゴリーのアクセス数推移(過去1か月)

図2は、過去1か月間における「スマートフォン」カテゴリーの人気製品のランキング推移を、「価格.comトレンドサーチ」で示したもの。これを見ると、現状首位のソニー「Xperia XZ Premium SO-04J」はほぼ安定した注目度を保っており、人気は盤石といえるが、姉妹モデルとなる「Xperia XZs SO-03J」は早くも失速気味で6月後半から大きくランキングを下げているのがわかる。いっぽうのサムスン勢では、「Galaxy S8+ SC-03J」「Galaxy S8 SC-02J」とも比較的安定した注目度を保っているが、サイズの小さな「Galaxy S8 SC-02J」のほうが直近では人気を下げてきており、ソニー対サムスンのハイエンド機頂上決戦は、ほぼ「Xperia XZ Premium」と「Galaxy S8+」の2機種に絞られた感がある。

ただ、図3のアクセス数で見ると、首位の「Xperia XZ Premium SO-04J」と、それ以外の製品とでは大きな開きがあり、注目度という点では、「Xperia XZ Premium」が他を圧倒している。

なお、SIMフリーモデルでは、6月9日より発売を開始したファーウェイ「P10 lite」が、3万円を切るコストパフォーマンスのよさもあって、2位の地位で安定しているが、高価格帯モデルでは「P10」が9位、「P10 Plus」が14位と、そこまで高い人気とはなっていない。また、現状3位に位置している昨年秋発売のASUS「ZenFone 3」であるが、後継モデルとなる「ZenFone 4」が6月中旬に発表にはなったものの、国内の発売時期などはまだ未定となっており、いまだにロングセラーを続けている状態だ。

ユーザー満足度4.83という高評価。全てにおいてストレスのない製品

図4:「Xperia XZ Premium SO-04J」のユーザー評価(6月28日時点)

図4:「Xperia XZ Premium SO-04J」のユーザー評価(6月28日時点)

このように、この夏のスマホ商戦では、圧倒的な存在感を見せつけている「Xperia XZ Premium」であるが、驚くべきなのは、ユーザーからの評価もかなりの高さであることだ。図4は、「Xperia XZ Premium SO-04J」の6月28日時点でのユーザー評価を示したものであるが、総合的な満足度は満点にかなり近い4.83。それもすでに51名が評価しての数字である。本機は、純粋な本体価格では10万円程度する高価格帯モデルであるが、それでいながらこれだけの高評価は正直驚きである。

項目別に見ると、5.5インチという大型モデルだけに致し方ない「携帯性」以外は、どれも相当に高い評価となっており、これといった欠点が見つからないモデルであることが見て取れる。特に高い評価を得ているのは、4.92という高い値をつけた「レスポンス」であるが、これに関しては、ユーザーレビューをこと細かに呼んでいっても、ほとんどのユーザーが高く評価している本機の美点となっており、「アプリの起動速度・Webの表示速度全てにおいて速すぎます」「恐ろしいくらい、反応性はサクサクを通り越し、革命的に速いです」「完全にストレスフリー。昔のAndroidを使っていた人には信じられないでしょうか、iPhone 7よりも遥かに明らかにヌルヌル動きます」など、予想をはるかに超えたレスポンスの速さというのが、多くのユーザーの偽らざる感想のようだ。

なお、前モデル「Xperia Z5 Premium」で問題となっていた発熱問題も、「気になる発熱ですが、3Dゲームをバリバリ動かしても大して熱くならず、充電しながらの利用でも、やはり気になるほどの温度上昇はなし」といったように、ほとんど感じられないほど抑えられているようだ。

また、同様に、前モデル「Xperia Z5 Premium」で問題となっていたバッテリーの持ちに関しても、ほとんどのユーザーが許容範囲内と答えている。「3,200mAhちょっとと、また微妙な容量ではありますが、液晶を連続で表示させて8時間ほどは持ってくれてます。通常利用(何時間も連続で画面をつけない)だと、20時間ほど丸1日は持ってくれそうです」「非常に長持ちします。朝仕事に出て休憩中いじっても、夜にまだ80%ありました」「持ちがいいです。X PerformanceやXZやZ5Pと比べても持ちがよく、余裕で2日目の晩まで使えます」など、ハイエンドモデルではあっても、通常の使い方であれば1日は余裕で持つというのが大半の意見となっている。

このほか、本機の大きな特徴となっている4K表示の液晶ディスプレイであるが、「画面表示」の項目では、4.82とこちらも高い評価となっている。「5.5型 4K HDRディスプレイは歴代スマホやXperiaと比較しても圧倒的に綺麗ですが、単体では案外気づかないかもしれません。なお、Z5 PremiumはZ5やXZと比較して画面が暗く感じることが多かったものの、XZ Premiumは非常に明るく鮮やかです」「プロフェショナルモードが追加されたことで非常に原色に忠実な映像表現が可能になりました。マスターモニターとしても使えるほどのクオリティです。味付け不足ならダイナミックモードと、あらゆるユーザーに最適化できるでしょう。4KもよいですがそれよりこのサイズならHDRの恩恵を強く感じます。光や色の表現が非常に豊かになり、映画もわざわざこれで見たくなるほどです」など、なかには若干オーバースペックでは?と思うユーザーもいるものの、総じて画面表示は美しく、ユーザーの満足度も高いものとなっている。

逆に本機でやや気になるのは、巷で言われている「カメラ撮影画像のゆがみ」の問題だ。この点、実際に利用しているユーザーはどう感じているかが気になるところだが、確かに若干歪んでいるという意見もあるものの、総じて見ると、さほど問題にしているユーザーは多くないようだ。それよりも、新搭載の「スーパースローモーション撮影」が面白いという声や、カメラは静止画・動画ともに十分きれいという声が多く、本機の魅力を大きく損なうほどまで問題視はされていないようだ。

むしろ、若干ネガティブ要素として言われているのは、上下のベゼル幅の大きさと重さだ。ライバルである「Galaxy S8」シリーズが、ほとんどベゼルのないボディを採用していることもあって、「画面占有率がまだまだ低い。ベゼルレスがいいかどうかは好みにも寄りますが、Xperiaはまだまだかと思います」「デカささえ気にならなければ買って後悔はないかと!」「大きくなったが、思ったほど気にならない。ちょっと、重いかな」など、大きなマイナスポイントとはなっていないものの、「Galaxy S8」シリーズと比べてしまうと、まだ少し大きくて重いかなという印象を持つ方も多いようだ。

しかしながら本機は、全体としてのデザイン性の高さ、画面のきれいさ・見やすさ、高速なレスポンス、十分レベルには持つバッテリーなど、「これまでのXperiaシリーズでは最高の出来」と評されており、ユーザーの満足度も相当に高い。この夏のスマホ商戦では、一歩抜き出た感が強い、完成度の高い製品と言えそうだ。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
価格.comマガジン タイムセール
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る