「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第41回は、マウス操作では動かせない(動かしにくい)迷子になったウインドウを救出する方法を紹介します。
Windowsを使っていると、何かの拍子にマウス操作を誤ってウインドウがデスクトップの外に行ってしまうことがある。デスクトップの端にわずかに見えるのだが、マウスでは操作できない……。
そんな場合は「移動」を使おう。タスクバーにある、マウスが届かなくなったウインドウのアイコンにマウスカーソルを重ねると、プレビュー画面が表示される。このプレビュー画面の上にマウスカーソルを置いて右クリックすると、メニューの中に「移動」という項目がある。これをクリックすると、カーソルが十字型の矢印に変わる。あとは方向キーを押すと、その方向にウインドウが移動するので、マウスで操作できるようになる場所まで動かせる。
「移動」は多くのウインドウで利用できる。ウインドウのタイトルバーを右クリックしたときに表示されるメニューの中にあり、クリックすれば方向キーでウインドウを移動できるようになる。
ウインドウがデスクトップの外に行ってしまった操作できなくなってしまった。タスクバーの下にほんのり見えるのが哀しい
タスクバーにある、そのウインドウのアイコンにマウスカーソルを重ねると、プレビューが表示される
マウスカーソルをその上に移動させて右クリックし、「移動」を選ぶ
マウスカーソルが十字型の矢印に変化する。この状態で方向キーを押すとウインドウが移動する
見えなくなったウインドウを救出できた