パソコンとスマホの基本ワザ
いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ

あなたのiPhoneは大丈夫? 「iOS 11.3」の新機能でバッテリーの健康診断を

「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第55回は、iPhoneのバッテリーの状態をチェックする方法を紹介します。

バッテリーの劣化状況がわかる機能が登場

アップルが2018年3月29日(米国時間)に提供を開始した「iOS 11.3」。垂直面の検出が可能になった「AR Kit 1.5」や「iPhone X」向けの新しい「アニ文字」などが追加されたが、多くのユーザーにとって一番気になるバッテリーに関する機能も加わっている。

昨年2017年、バッテリーの劣化状況に合わせて、意図的にiPhoneの性能を制限する機能をアップルが導入していることが判明。製品サイクルを短くして、買い替えを促しているのではないかと世界中で話題となった。

同社によると、バッテリーの経年劣化が進んでいると、シャットダウンが突然起こる可能性が高まり、それが頻繁に起こるとデバイスが不安定になり使えなくなることもありえるという。これを防ぐために性能を制限しているのだが、知らないうちに性能が制限されている(性能が下がっている)という点で、多くのユーザーが不満を持った。アップルはバッテリー交換費用を安くすることで対応し、さらにiOS 11.3にてバッテリーの状態や、それに伴うパフォーマンスの状態を確認できるようにしたのだ。

【関連情報(アップル公式サイト)】
iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、お客様にお伝えしたいこと
iPhone のバッテリーとパフォーマンス

蓄電容量と制限が掛かっているかをチェック

iOS 11.3で新たに追加されたのは、「バッテリーの状態(ベータ)」という機能。「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態(ベータ)」から確認できる。

「設定」→「バッテリー」をタップ

「設定」→「バッテリー」をタップ

「バッテリーの状態(ベータ)」をタップ

「バッテリーの状態(ベータ)」をタップ

(1)が蓄電容量で、新品時を100%にした場合の割合。(2)ピークパフォーマンス性能の項目では、性能に制限がかかっているかわかる

この機能でわかるのは、新品時を100%とした場合、現在のバッテリー容量が何%なのかということ。手元にある「iPhone 7 Plus」(約1年半使用)を見てみると88%、「iPhone 6 Plus」(約2年間使用後1年半は月に数回使用)は87%だった。

もうひとつがピークパフォーマンスに対応できるかどうか。「お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。」と表示されていれば、性能に制限がかかっていない状態で問題はない。しかし、前述のように、経年劣化などにより、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなり、突然のシャットダウンが発生した場合は、パフォーマンス管理が有効になり、その旨が表示される。このパフォーマンス管理を無効にすることで、制限を外すことは可能だが、その場合は、再び突然のシャットダウンが起こる可能性があることは注意したい。

バッテリーが著しく劣化している場合は、「お使いのバッテリーは著しく劣化しています。Apple 正規サービスプロバイダでバッテリーを交換すると、最大限のパフォーマンスや容量を取り戻すことができます。サービスオプションについての詳しい情報…」というメッセージが表示される。この場合は、バッテリーを交換するか、iPhone自体を買い換えたほうがいいだろう。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

パソコン関連を担当する双子の兄。守備範囲の広さ(浅いけど)が長所。最近、鉄道の魅力にハマりつつあります。

紹介した製品の最新価格・クチコミをチェックする
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る