レビュー
スマートスピーカーとスマートプラグで家電を手軽にIoT化!

激安家電でも音声操作に対応させるスマートプラグ「HS105」レビュー

「Amazon Echo」や「Google Home」などのスマートスピーカーの登場により、家電を音声で操作できるようになったいっぽうで、スマートスピーカー対応の家電製品は多くありません。Wi-Fiリモコンを併用すればスマートスピーカーに対応していない家電製品を音声操作できますが、この場合は赤外線リモコンに対応している家電という条件があります。

実際には、照明や扇風機など赤外線リモコンすらない家電製品も家庭で多く使われています。そんな家電製品を音声操作できるようにするデバイスが、TP-LINKのスマートプラグと呼ばれるジャンルの製品「HS105」です。価格.comでの最安価格は3,704円(税込、5月23日時点)。本記事では、実際に「HS105」を自宅に導入し、IKEAで購入したチープな小型家電を音声操作できるようにしてみました。

スマートスピーカーや赤外線リモコンに対応していない家電製品をスマートフォンやスマートスピーカー経由で操作できるTP-LINK「HS105」を使ってみました

接続した家電をネットワーク経由で操作できるスマートプラグ

「HS105」は、家電製品の電源プラグとコンセントの間に挟んで使用する製品です。内部にリレーという部品が組み込まれていて、接続した家電製品の電源のオン、オフを切り替えられます。接続した家電製品のスイッチ代わりになるようなイメージです。

見た目は非常にシンプルで、サイズも大きくありません。横幅が長いため、複数口がある電源タップで使うと左右の口をじゃましてしまいますが、高さが抑えられているので、差込口が縦に並んだ普通タイプのコンセントならじゃまにならないでしょう。

本体は6.6(幅)×4.0(奥行き)×4.2(高さ)のコンパクトサイズ。側面には手動で電源のオン、オフを切り替えるボタンを搭載

プラグ部に「N」と書かれていますが、これはプラグ極性のグランド側のこと。安全のためにもコンセントの極性は揃えて使いましょう

背面のコンセントは家電製品のプラグを差し込むもの

背面のコンセントは家電製品のプラグを差し込むもの

一般的なコンセントに直挿しする場合は、「HS105」がほかの差込口をふさぐようなことはありません

一般的なコンセントに直挿しする場合は、「HS105」がほかの差込口をふさぐようなことはありません

電源タップに挿して使う場合は、左右のじゃまをしてしまいます

電源タップに挿して使う場合は、左右のじゃまをしてしまいます

実際に「HS105」を使って音声操作してみる

今回「HS105」を接続するのは、寝室にあるIKEAで購入したランプ。1,000円もしない激安ランプで、もちろんスマートスピーカーに対応しておらず、電源はコードについているスイッチで入れるだけのタイプです。赤外線リモコンで操作できるわけでもありません。

IKEAで購入した激安ランプでも音声操作できるようになるのか……

IKEAで購入した激安ランプでも音声操作できるようになるのか……

セットアップは、“「HS105」を専用アプリに登録しネットワークに接続”“「HS105」をスマートスピーカーと連携”を順番に行うだけ。まずは、専用のアプリ「Kasa for Mobile」をスマートフォンにンストールして「HS105」を登録します。これは、アプリのチュートリアルに従うだけなので簡単でしょう。なお、「HS105」のWi-Fiは2.4GHz帯のみで5GHz帯には対応していないので注意してください。

専用アプリ「Kasa for Mobile」をインストール。起動時にはアカウントを作成する必要があります

専用アプリ「Kasa for Mobile」をインストール。起動時にはアカウントを作成する必要があります

「Kasa for Mobile」は、TP-LINKのネットワーク機器をスマートフォンで管理するアプリです。起動したら、「HS105」をアプリに登録して名前とアイコンを決めます。注意したいのは、ここで登録した名前を音声操作時に声に出して使うということ。ですので、言いにくかったり長い名前で登録するのは、避けたほうがよいでしょう。

端末を追加して、アイコンを設定。セットアップが完了すると「やりました!」というメッセージが表示されます

セットアップが完了すると、アプリのホーム画面に設定した「HS105」が追加されました。アイコンをタップすれば、「HS105」のオン、オフを切り替えられます。これでスマートフォンからランプを操作できるようになったというわけです。操作時には「HS105」のリレーから「カチッ」と音がします。

これで外出先でもスマートフォンからランプのオン/オフを操作できるようになりました

これで外出先でもスマートフォンからランプのオン/オフを操作できるようになりました

先にも言いましたが、「HS105」はコンセントからの給電オン、オフを切り替えるスイッチのようなデバイスです。そのため、今回のようにスイッチを搭載した家電製品で使用する場合は、スイッチをあらかじめオンにした状態で「HS105」に接続しないと、いくら「HS105」のオン、オフを切り替えても動作しません。接続する家電製品がコンセントの抜き差しで電源オン、オフを切り替えるタイプであれば、特に心配することはないでしょう。

続いて「HS105」と、自宅で使っている「Google Home mini」の連携を「Google Home」のアプリから行います。アプリを開き「スマートホーム」のメニューから「TP-LINK Kasa」を追加。「Kasa for Mobile」のアカウントと連携させたら、音声操作の設定は完了です。これも迷うことはないでしょう。

「Google Home mini」との連携も、画像の手順で進めればサクッと終わるはず

「Google Home mini」との連携も、画像の手順で進めればサクッと終わるはず

ということで、実際にランプを音声操作できるようになったかどうかは以下の動画から確認してみてください。

手軽に家電製品を音声操作するのにピッタリなデバイス

「HS105」は、複雑な設定もなくコンセントとプラグの間に挟むだけと、使い方が非常に簡単。スマートスピーカー初心者でも十分使いこなせるでしょう。コンセントを使う家電ならどのような製品でも音声操作できるようになりますが、できることは、今回のランプのように電源のオン、オフだけ。たとえば、電子レンジなど、電源を入れてから何らかの操作を行うような家電製品で使うのには向いていません。

とは言っても、ランプや加湿器などシンプルな操作で完結する小型家電製品を簡単に音声操作対応にできるのは便利。値段も4,000円以下と手に取りやすい価格になっているので、お試しに使ってみてもよさそうです。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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