話のネタになる最新ITニュースまとめ
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スマホ出荷台数が初の減少。市場の飽和状態が鮮明に

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

スマホ出荷台数が初の減少。低価格化にともない市場は飽和状態に

アメリカのベンチャーキャピタル、KPCBがインターネットのトレンドをまとめた年次レポート「Internet Trends 2018」を公開しました。その中で、全世界におけるスマートフォンの出荷台数が初めて減少したことが判明しました。

以下のグラフは、2009年から2017年におけるスマートフォンの出荷台数を示したもの。2014年までは出荷台数を伸ばしていたものの、2015年以降出荷台数の成長率は鈍化。そして、ついに2017年は前年の出荷台数を0.5%下回る結果になりました。出荷台数が前年から減少したのは、2009年以降初めてのことになります。

スマートフォンの出荷台数を表したグラフ。前年比成長率(赤線)は2010年を境に下降し始め、2017年は0%を下回りました

また、スマートフォンの平均価格も減少の一途をたどっています。2011年ごろまでは400ドル以上だったのが、2016年には300ドルを切り、2017年は少し上がったものの300ドル前半に落ち着いています。

スマートフォンの平均価格を表したグラフ(右)

スマートフォンの平均価格を表したグラフ(右)

2つのグラフから、スマートフォンの低価格化にともないユーザー数が増加し、多くの人にスマートフォンがいきわたった結果、スマートフォン出荷台数の成長が失速したと言えそうです。

近年スマートフォンは高性能化し、一度購入すれば数年間は使用できるほどになりました。毎年投入される新モデルもひとつ前のモデルと大きく変わらず、さらに各社同じような機能のスマートフォンが多く、なかなか新しいスマートフォンに買い替えづらい状態が続いています。

なお、KPCBの年次レポートは294ページにわたってインターネットの今後を占うトレンドを解説しています。Web業界に携わる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ソース:KPCB

GPUスロットを20基備える怪物マザーボードがASUSから登場

仮想通貨のマイニングに効果を発揮するグラフィックボード(GPU)の需要が世界的に高まり、それにともなって各社からグラボを複数枚挿せるマザーボードが登場しています。そんな中、ASUSがなんと20基ものGPUスロットを搭載するマイニング向けのマザーボード「H370 Mining Master」を発表しました。

PCIeのUSBポートを20基搭載する「H370 Mining Master」

PCIeのUSBポートを20基搭載する「H370 Mining Master」

「H370 Mining Master」は仮想通貨のマイニング向けマザーボード。マイニングに必要なGPUを接続できるPCIe用のUSB3.0ポート(USBライザーカード対応)を5基×4列の、なんと20基も搭載しています。

マイニングを円滑に行えるように、それぞれのポートを別々に管理できるオンボードの診断機能を搭載。起動時にシステムをスキャンし、どのポートが接続されているのか、問題が発生していないかなどをチェックできます。

オンボード診断機能「GPU State Detection」。各ポートの動作状況を確認できます

オンボード診断機能「GPU State Detection」。各ポートの動作状況を確認できます

CPUソケットはLGA1151に対応し、インテル第8世代 Core iシリーズ、インテル Pentium、Celeronをサポート。メモリーはDDDR4 2666/2400/2133×2(最大32GB)、ストレージはSerial ATA 6Gbps×2、USBポートはUSB3.0×6+USB 2.0×4という基本スペックになっています。

ASUSは2017年12月にPCIeスロットを19基搭載したマザーボード「B250 MINING EXPERT」を発売しており、想定を大幅に上回るセールスを記録。この成功を受けて、「H370 Mining Master」の開発にいたったとのことです。

ソース:ASUS

マイクロソフトがGitHubを買収か?

マイクロソフトが、コード共有サービス「GitHub」を買収することで合意に至ったと、Bloombergなど海外メディアで報じられました。買収額などは明らかになっていませんが、GitHubは2015年時点で20億ドル(約2194億円)の価値があると評価されていました。

多くの開発者が利用するGitHubはマイクロソフト傘下になる模様

多くの開発者が利用するGitHubはマイクロソフト傘下になる模様

GitHubは、ソフトウェア開発者がプログラムコードなどを保存し公開することができるサービス。約2700万人の開発者が利用しており、公開されているプロジェクトは8000万以上にのぼります。世界中の開発者にとって、なくてはならないサービスで、昨今はGoogleやAmazon、FacebookといったIT企業も利用しています。

2017年8月にクリス・ワンストラス氏がGitHubのCEOを退任し、現在に至るまで後任を探していたGitHubにとって、今回の買収は新しいスタートになります。また、サティア・ナデラCEOの就任以降、オープンソース戦略を進めてきたマイクロソフトにとっても大きな後押しとなりそうです。

第一報を報じたBloombergによれば、2018年6月4日に正式発表があるとのこと。買収額も気になるところですが、マイクロソフトが今後どのようにGitHubを運営していくかにも注目です。

ソース:Bloomberg

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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