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iPhone、Androidどちらも徹底解説

バッテリーが切れそう! そんなとき役に立つスマホの最新バッテリー節約術

スマートフォンを使っていて最も困るのがバッテリー切れだ。最近のスマホはバッテリー容量が増えたとはいえ、使い方によっては1日持たないこともある。そこで、バッテリー消費を抑える方法や正しい充電方法、街中で充電ができる場所を探すアプリなどを紹介する。

今や生活に欠かせないスマホのバッテリーが切れてしまうと、本当に困る

今や生活に欠かせないスマホのバッテリーが切れてしまうと、本当に困る

いざ! というときの対処法

まずは慢性的なバッテリー不足ではなく、「今日は家に帰り着くまでバッテリーが持たないかも」、といった緊急時にバッテリー消費を抑える方法を覚えておこう。緊急時なので効果が大きく、素早く設定できることがポイントだ。

バッテリー消費が多いのは、ディスプレイの表示と通信(Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信)、位置情報の取得(GPS)なので、その観点から3つの方法をおすすめする。

1.「低電力モード」(iOS)を使う/「バッテリーセーバー」(Android)を使う
2.画面の明るさを抑える
3.「機内モード」にする

なお、以下では「iPhone XS」(iOS 12.2 )と、「Pixel 3」(Android 9)を例に解説する。OSのバージョンや機種の違いにより、操作方法や設定場所(項目名)等が異なるケースがあるので注意してほしい。

●iPhoneの場合

1.「低電力モード」を使う

iPhoneの「低電力モード」をオンにすると、以下の機能が停止/無効化される。

・メールの自動取得を停止
・"Hey Siri"を無効化
・アプリのバックグラウンド更新の停止
・自動ダウンロードの停止
・一部のビジュアルエフェクトを無効化
・操作なしの状態30秒で自動ロック
・iCloud フォトライブラリを一時的に停止

「低電力モード」をオンにする方法のひとつは、バッテリーの残量が20%になると表示されるメッセージで「低電力モード」を選択することだ。

バッテリーの残量が20%を切るとこの表示が出るので「低電力モード」をタップする。「閉じる」をタップすると、残量10%でもう一度出る

任意のタイミングで、コントロールセンターからオン/オフすることもできる。ただし、標準の設定ではコントロールセンターに「低電力モード」が表示されないので、あらかじめカスタマイズしておこう。

「設定」アプリを起動して「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」とタップ。「コントロールを追加」にある「低電力モード」をタップすると、コントロールセンターに表示される。

コントロールセンターに「低電力モード」が表示されるようにカスタマイズする

コントロールセンターに「低電力モード」が表示されるようにカスタマイズする

コントロールセンターを開くと、「低電力モード」(電池のアイコン)のオン/オフができる。なお、「設定」アプリの「バッテリー」からもオン/オフできるが、コントロールセンターの活用がおすすめだ。

コントロールセンターから素早く「低電力モード」に移行できる

コントロールセンターから素早く「低電力モード」に移行できる

「低電力モード」がオンのとき、ステータスバーのバッテリーアイコンは黄色に変わる。またiPhoneの充電量が80%以上になると、「低電力モード」は自動的にオフになる。

2.画面の明るさを抑える

画面の明るさを抑えるのが、最も効果が大きい。注意点は、明るさの自動調節機能をオフにしておくことだ。この設定をしていないと、周囲の光量に合わせて自動で明るさが調節されてしまう。

まずは、「設定」アプリの「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」をタップ。開く画面で「明るさの自動調節」をオフにする。家に戻って充電できたら、元に戻しておこう。

この画面で「明るさの自動調節」をオフにしておく

この画面で「明るさの自動調節」をオフにしておく

明るさの調節は、コントロールセンターから行える。スライダーを下方向へのドラッグで画面は暗くなり、上方向へのドラッグで明るくなる。緊急時なので、一番下までドラッグして最も暗い設定にする。

画面の明るさを最も暗くなるよう設定する

画面の明るさを最も暗くなるよう設定する

3.「機内モード」にする

「機内モード」はその名の通り、機内において一切の通信を遮断するための機能だ。Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信、GPSがオフになるので、バッテリー消費を抑えられる。ただし、これによりインターネットの利用だけでなく、電話の発信/着信もできなくなることは理解しておこう。

この設定もコントロールセンターから行える。飛行機のアイコンボタンをタップすれば「機内モード」が有効になり、ステータスバーに飛行機のアイコンが表示される。

「機内モード」をオンにすると、各種の通信機能がオフになる

「機内モード」をオンにすると、各種の通信機能がオフになる

●Androidスマホの場合

1.「バッテリーセーバー」を使う

Androidスマホの「バッテリーセーバー」をオンにすると、以下の機能が停止/制限される。

・メールやニュースの自動更新を停止
・画面がオフのときに位置情報サービスを使わない
・アプリのバックグラウンド処理を停止
・一部の通知を制限

Androidスマホは、バッテリーの残量が15%になると通知を表示する。「設定」をタップしてメッセージを展開表示し、「バッテリーセーバーをON」をタップすれば有効になる。

通知が出たら、「設定」→「バッテリーセーバーをON」をタップする

通知が出たら、「設定」→「バッテリーセーバーをON」をタップする

任意のタイミングで、クイック設定パネルからオン/オフすることもできる。クイック設定パネルを開き、「バッテリーセーバー」をタップすればいい。

「バッテリーセーバー」がオンのとき、ステータスバーのバッテリーアイコンは赤色に変わる。

クイック設定パネルから「バッテリーセーバー」のオン/オフができる

クイック設定パネルから「バッテリーセーバー」のオン/オフができる

2.画面の明るさを抑える

iPhoneと同様、画面の明るさを抑えるのが、最も効果が大きい。注意点も同じで、明るさの自動調節機能をオフにしておくこと。この設定をしていないと、周囲の光量に合わせて自動で明るさが調節されてしまう。

まずは、「設定」の「ディスプレイ」→「明るさの自動調節」をタップ。開く画面で「明るさの自動調節」をオフにする。Androidスマホの場合も、家に戻って充電できたら、元に戻しておこう。

この画面で「明るさの自動調節」をオフにしておく

この画面で「明るさの自動調節」をオフにしておく

明るさの調節は、クイック設定パネルから行える。スライダーを左方向へのドラッグで画面は暗くなり、右方向へのドラッグで明るくなる。緊急時なので、一番左までドラッグして最も暗い設定にする。

画面の明るさを最も暗くなるよう設定する

画面の明るさを最も暗くなるよう設定する

3.「機内モード」にする

「機内モード」も基本的にiPhoneと同じだ。オンにすると、Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ通信、GPSがオフになるので、バッテリー消費を抑えられる。Androidスマホの場合も、電話の発信/着信もできなくなることは理解しておこう。

この設定もクイック設定パネルから行える。「機内モード」をタップするだけでオン/オフできる。「機内モード」がオンのとき、ステータスバーには飛行機のアイコンが表示される。

「機内モード」をオンにすると、各種の通信機能がオフになる

「機内モード」をオンにすると、各種の通信機能がオフになる

バッテリー切れでもSuicaは使える?

バッテリー緊急時の対処法を実践すると、ネットも電話も使えなくなるため、スマホはほとんど使い物にならない。それなら放置してバッテリーが切れても同じではないかと思われるかもしれないが、困ることがある。それが、モバイルSuicaだ。

そもそも、バッテリーが切れたときにモバイルSuicaは使えるのか。JR東日本のホームページには、「モバイルSuicaは、端末の電源がOFFまたは電源が完全に消耗された状態になると利用できません」と明記されている。

例外は、iPhone XS/XS Max/XRだ。この3機種は微少な予備電源により、バッテリー切れから最大5時間までモバイルSuicaを利用できる(電源オフでは不可)。

ただし、Suicaをエクスプレスカードに設定しておく必要がある。設定は、「Wallet」アプリで「Suica」をタップし、右上のボタンをタップ。設定画面が開くので、「エクスプレスカード設定」から「My Suica」を「オン」にしておく。

iPhone XS/XS Max/XRは、バッテリー切れでもSuicaを利用できる

iPhone XS/XS Max/XRは、バッテリー切れでもSuicaを利用できる

そのほかのスマホで降車前にバッテリー切れになった場合は、改札口の係員に事情を説明し、乗車駅からの運賃を現金で精算することになる。このとき、スマホには入場記録が残ったままなので、後日、改札口の係員へ改札入場時のデータ消去を申請する必要がある。

バッテリーが切れると、たとえばスマホ決済(FeliCaやコード決済)も使えなくなる。帰りにコンビニに寄って買い物をしようと思っても、現金払いしか選べなくなるので不便だ。少しでもバッテリーが残っていたらなんとかなるので、やはりバッテリー切れ防止は有効なのだ。

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