特別企画
日本進出が待ちきれず、深セン再訪

シャオミ日本参入迫る! ひと足先に中国の旗艦ショップに行って2019年新製品を見てきた

今や我々の生活に欠かせないアイテム「スマートフォン」のブランドとして、世界第4位のシェアを誇るシャオミ(小米/Xiaomi、本社上海)。筆者は2018年の夏に中国・深センのシャオミ旗艦ショップを訪れ、その模様を過去記事「スマホ好きにおなじみ“シャオミ”は中国の無印良品!? 深センの旗艦店に行ってきた!」にてレポート。スマホはもちろん、家電製品全般を含めたシャオミの日本進出を期待していた。

そして、あれから1年あまりが経過した2019年11月、ついに「シャオミ日本上陸」のニュースが流れてきた! 続いて12月に入り、公式ツイッターも日本市場への参入を明言。いよいよ日本でもシャオミ製品が手に入るようになる!

シャオミ公式ツイッターが「12月9日のXiaomi日本参入をお楽しみに」とツイート

シャオミ公式ツイッターが「12月9日のXiaomi日本参入をお楽しみに」とツイート

実は筆者、11月時点で第一報が流れたときから興奮して待ちきれず、シャオミの最新状況をチェックすべく深セン・南山地区にある旗艦ショップ「小米之家」を再訪してしまった。というわけで、中国現地の店頭で見てきたシャオミの2019年最新製品を写真でレポートしよう! いずれの製品も日本導入・非導入は定かでないが、日本上陸を目前にして期待が高まる。

高級ブランドショップが集積する大規模ショッピングモール「深圳万象城」の一画に位置する、シャオミ旗艦店に今年も行ってきた!

最新シャオミ事情をおさらい!

店舗や製品の紹介をする前に、シャオミの最新事情をざっとおさらいしておこう。同社のスマホは、上述の通り現時点で世界シェア第4位。サムスン、ファーウェイ、アップルと誰もが知る巨頭軍に続く第2集団として、OPPOやVivoといった有名どころと激戦を展開している。

シャオミのスマホは、最先端スペックでありながら抜群の高コスパであることが特徴。たとえば「CC9 Pro 5G」はモデル名のとおり最新の5G通信に対応しつつ、価格は3,699人民元〜(日本円で約6万円〜)とお手軽。誰もが気になるカメラ機能としては、「CC9 Pro」が5眼1億画素で世界を驚かせたが、さらに価格も2,799人民元〜(日本円で約4.5万円〜)と激安ぶりで2度目の驚き。日本に上陸したら、日本のスマホ市場における台風の目となりそうで楽しみだ。

こちら、5眼1億画素で話題になった「CC9 Pro」(画像は、シャオミ「Mi」公式サイト: https://list.mi.com/より)

こちら、5眼1億画素で話題になった「CC9 Pro」(画像は、シャオミ「Mi」公式サイト: https://list.mi.com/より)

シャオミがほかのスマホメーカーと異なるのは、グループ会社と連携し、「Mi」ブランドの家電製品も本格的展開する総合家電メーカーであること。スマートホーム、スマートスピーカー、ウェアラブルデバイス、PC/スマホ周辺アクセサリにとどまらず、エアコン、洗濯機、掃除機、調理家電、理美容家電などなど、とにかくラインアップが充実している。

もちろん、スマホが軸なので炊飯器や掃除機などの製品も原則IoTに対応。そう、むやみに家電を製品化しているのではなく、「スマートホームの完結」を目指しているのだ。日本の家電メーカーもうかうかしてはいられない先進性だ。

店内には「5G+AIoT」の掲示。シャオミに限らず、中国の先進メーカーは5Gを軸にしたAIスマートホームへの取り組みに積極的

「小米之家」を写真で紹介! スマホ・家電・乗り物まで幅広いシャオミ製品

では、そんなスマホから家電まで幅広く製品展開するシャオミの旗艦ショップ「小米之家」の展示製品を、写真ですみずみまで紹介していこう(※画像は2019年11月27日時点のもの)。価格は写真の中の値札も参考にしてほしい。表示は人民元(RMB)で、1RMBは日本円換算で16円程度。表示価格×16で、おおむね日本円と考えればよいだろう。

▼スマートフォン

まずは、スマートフォンのコーナーから。昨年訪れたときとの大きな違いは、「5Gスマホ」の展示スペースがあること。「5G」のサインがまぶしい!

5G通信対応の「CC9 Pro 5G」。上述の通り最新の5G通信に対応しつつ、価格は3,699人民元〜(日本円で約6万円〜)

価格をさらに抑えた「CC9」。6.39インチ有機EL、画面内指紋認証、3200万画素インカメラ機能、ソニー製4800万画素センサー+AI超解像トリプルメインカメラといった充実スペックで、価格はなんと1,499人民元〜(日本円で約2.4万円〜)!

こちらは、もっと価格を抑えた赤米(Redmi)シリーズの「Redmi Note 8」。価格はなんと999人民元〜(日本円で約1.6万円〜)!

▼生活家電

続いては生活家電。ホワイトで統一された、シンプルで洗練度の高い製品が並ぶ。ラインアップ自体に昨年と大きな変化はないが、気になったモノを中心に、ささっと紹介しよう。

「無印良品/MUJI」ブランドを思い出すスタイリッシュなホワイトの色味が特徴の調理家電

「無印良品/MUJI」ブランドを思い出すスタイリッシュなホワイトの色味が特徴の調理家電

空気清浄機やロボット掃除機も、引き続き人気のようだ

空気清浄機やロボット掃除機も、引き続き人気のようだ

これは新しいかも? ハンディクリーナーと加湿器があった

これは新しいかも? ハンディクリーナーと加湿器があった

これも新しい「Cyclonic」(サイクロン式)ハンディクリーナー。充電や操作方法はほぼ「〇イソン」風ながら、音が非常に静かで、デザイン的にモノモノしくないことに好感が持てる。価格は1299元(約2.1万円)

エアコンやドラム式洗濯機もラインアップ。こうした大型家電までデザインの統一感が保てるのは、Miブランドならでは

電動歯ブラシ、シェーバー、ヘアードライヤーなど、理美容関連も充実。シェーバーは3製品ともUSB(Type-C)で充電でき、出張時も便利そう。さすがスマホメーカー!

さらにちょっと気になったのが、電動で手洗い用の石鹸(泡)が出る「米家自動洗手机」。これなら子どもも楽しく手を洗えそうだ

▼電動乗り物

シャオミは電動の乗り物もラインアップしている。昨年も陳列されていたキックボードとセグウェイ風の乗り物に加え、今年はさらに手軽でちょっとした移動にも便利そうな「米家九号」というバランスホイールが登場していた。

こちらは、昨年もあったキックボードとセグウェイ風の乗り物

こちらは、昨年もあったキックボードとセグウェイ風の乗り物

こちらが「米家九号平衡轮」(バランスホイール)。価格は999元(約1.6万円)だ

こちらが「米家九号」というバランスホイール。価格は999元(約1.6万円)だ

▼テレビ

シャオミのテレビは、狭額縁でシンプルかつ高級感のあるデザインが人気。もちろんスマートホーム対応で、家電の操作や状況把握もできる。各種ネット動画サービスの視聴も可能だ。

中央下段の「小米壁画電視」は65型4K/HDR対応。画面部は13.9mmの薄型で壁かけを想定した設計となっている。シアターバー風スピーカーとサブウーハーが付属し、価格は6999元(約11.2万円)。

▼イヤホン

続いてイヤホン製品。スマホメーカーだけに、USB Type-C接続のハイレゾ対応モデルが主力となっている。

「小米圏鉄四単元耳机」は公式サイトに掲載がないが、ネット上の情報では、BAドライバー2基、ダイナミックドライバー2基のハイブリッド4ドライバー構成の模様。MMCXコネクターでケーブルの着脱が可能。USB Type-Cケーブルのほか、有線ケーブルとLDAC対応のBluetoothレシーバーもセットになっている。価格は999元(約1.6万円)

▼Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターもラインアップしている。こちらも、生活家電と同様にマットホワイトを基調したクリーンなデザインで、インテリアにも映えそうだ。

インテリアになじみそうなシンプルデザインのWi-Fiルーター

インテリアになじみそうなシンプルデザインのWi-Fiルーター

▼スマートホーム/センサー類

さらに、ドアセンサー、人感センサー、温度センサー、コンセントの電源をオン/オフできるアダプターなど、いわゆるスマートホーム関連も充実している。これらの多くはZigbee(無線)で連携するので、利用するにはハブ(多機能ゲートウェイ:119元/約2,000円)が必要となる。

センサーは、30〜40元(600円)前後とお手軽。たくさん購入して、家中にセンサー網を張り巡らせたい!

センサーは、30〜40元(600円)前後とお手軽。たくさん購入して、家中にセンサー網を張り巡らせたい!

ネットワークカメラやスマートロックもラインアップ

ネットワークカメラやスマートロックもラインアップ

気になった新製品は、英語学習と翻訳ができる「ポケトークS」的な製品。Wi-Fi版なら499元(約8,000円)、4G対応版で999元(約1.6万円)。中国でも英語学習の需要は高そう!

さいごに:実際に購入したものをご紹介!

シャオミ旗艦ショップの中には、キーボードやマウスといったPC周辺機器、モバイルバッテリー、カー用のQiチャージャー、果ては電気の通らないスーツケース、水筒、ボールペンなど、シャオミデザイン&お手頃価格の製品がいっぱいだ。ついついテンションアップしてしまい、筆者も小物を中心にショッピングを楽しんだ。

というわけで最後に、筆者が現地で購入したものをご紹介しよう。とにかくお手頃価格でオシャレなので、あれこれ買ってみた。

こちらが今回の購入物。詳細は以下より

こちらが今回の購入物。詳細は以下より

右上: 電子ペーパータイプの時計+温度・湿度計 79元(約1,280円)
温度・湿度が快適条件になると、顔文字が笑顔(^-^)になる。ただし、Bluetooth対応ながら接続方法がわからず、深セン時間のまま。アプリを入手しても問題は解決しなかったが、しかしそのアプリはちゃんと日本語対応している! シャオミ家電の日本総上陸を見据えた仕様か?

右下:ワイヤレスマウス 59元(約950円)
2.4GHzのドングルタイプ。美しさにひと目惚れして購入。内部は蛍光ピンク色で、隙間から差し色的に見えるのがオシャレ。フタは磁石で固定され、簡単にオープンして電池交換可能。無線接続用のドングルも内部に収納できる。ホイールの回転フィーリングやクリック感も上質で大満足。

中央:金色のペン 22.9元(約480円)
種もしかけもないただのボールペン。金属製で質感もよく、デザインが気に入ったので衝動買い!

左:ボールペン 22.9元(約480円)
白くてオシャレなので、何となく高いかなと思いつつも購入。帰宅して箱を開けたらびっくり!何と10本入りだった! 最近は紙に文字を手書きする機会も少ないので、この先一生、ボールペンは買わなくて済みそう。

……というわけで、今年もシャオミ旗艦ショップの最新レポートをお届けした。最先端&お手頃価格のスマホはもちろん、洗練されたデザインで統一されたIoTスマートホーム&家電のシャオミ生活が日本で1日も早く楽しめるよう、日本への全面的な進出を期待したい!

シャオミ公式サイトは現時点で中国語だが、製品を一覧してスペックや価格も確認できるので、興味のある方は訪問を!
▼シャオミ「Mi」公式サイト
https://list.mi.com/

鴻池賢三

鴻池賢三

オーディオ・ビジュアル評論家として活躍する傍ら、スマート家電グランプリ(KGP)審査員、家電製品総合アドバイザーの肩書きを持ち、家電の賢い選び方&使いこなし術を発信中。

記事で紹介した製品・サービスなどの詳細をチェック
関連記事
「価格.comマガジン」プレゼントマンデー
ページトップへ戻る