今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、ワイモバイル初の5G対応Androidスマートフォン「Libero 5G」(ZTE製)や、サムスン電子の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」、NECのLTEモバイルルーター「Aterm MR10LN」を紹介する。
2021年4月8日(木)発売
ソフトバンクの「ワイモバイル」ブランドより、5G対応スマートフォン「Libero 5G」登場する。
ワイモバイル初となる5G対応Androidスマートフォン。表示部に約6.5型フルHD+液晶(2340×1080ドット)の「パンチホールディスプレイ」を採用。IPX7相当の防水性能とIP5X相当の防塵性能を装備。指紋認証、おサイフケータイの利用も可能だ。
カメラ機能は、アウトカメラが有効約1600万画素+有効約800万画素+有効約200万画素で構成。料理や風景など、被写体やシーンに合わせて最適な撮影モードを自動で選択するAI(人工知能)機能を搭載する。ビデオ撮影時の手ぶれ補正機能にも対応した。
このほか主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 690 5G」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体はmicroSDXCメモリーカード(最大512GB)をサポート。インカメラは有効約800万画素だ。OSは「Android 11」をプリインストールする。
バッテリー容量は3900mAh。連続通話時間は約2615分、連続待受時間は約497時間(いずれもFDD-LTE網)。最大通信速度は、5G網が下り1.8Gbps/上り110Mbps、4G網が下り416Mbps/上り46Mbps。無線通信はBluetooth 5.1、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN規格に対応する。
本体サイズは77(幅)×166(高さ)×9.2(奥行)mm、重量は約201.7g。ボディカラーはレッド、ブルー、ホワイト。
2021年4月8日(木)発売
サムスン電子ジャパンから、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」が発売される。
「周囲の雑音を最大99%抑える」という、インテリジェントANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載したモデル。具体的には、内側と外側のマイクが、リアルタイムでノイズを検知。雑音を抑えるためのアルゴリズムが上下にダイヤル調整して、ANCレベルを最適化するという。ANCから周囲の環境音へスムーズに切り替わる、音声検出機能にも対応した。
音質面では、AKGのサウンドテクノロジーを備えた2Wayスピーカーを装備。さらに「360°オーディオ」に対応。Dolby Head Trackingを採用し、「頭を動かす際に音の方向を正確に特定し、臨場感を得られる」という。
このほか、IPX7相当の防水性能を装備。ANCオン時の音楽再生時間は、イヤホン単体が最大約5時間で、充電ケース併用時が最大約18時間。ANCオフ時の音楽再生時間は、イヤホン単体が最大約8時間で、充電ケース併用時が最大約28時間。
ボディカラーは、ファントムバイオレット、ファントムブラック、ファントムシルバーを用意する。
2021年4月8日(木)発売
NECプラットフォームズから、SIMロックフリーのLTEモバイルルーター「Aterm MR10LN」登場する。
SIMロックフリーのLTEモバイルルーターのスタンダードモデル。国内4キャリアや海外170以上の国・地域で利用されているバンドに対応する。
また、デュアルSIMカードスロットや、最大21時間連続通信可能な大容量バッテリーを採用。時間や通信量などで自動的にSIMが切り替わる「自動SIM切替」機能を搭載する。
モバイルネットワークの通信速度は、受信最大150Mbps、送信最大50Mbps。
無線LANは、IEEE802.11a/b/g/n/acに対応。通信速度は、5GHzで最大433Mbps、2.4GHzで最大150Mbps。
このほか、2.4型カラー液晶を搭載。SIMカードスロットはnanoSIM×2。インターフェイスとして、USB Type-C(USB 2.0)端子を装備する。
本体サイズは126(幅)×14.2(高さ)×62(奥行)mm。重量は約145g(内蔵充電池パック含む)。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。