特別企画
完全ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチを次々と投入!

スマホはどうなる!? ファーウェイ・ジャパンの楊涛プレジデントに聞いてみた

完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 4i」やスマートウォッチ「HUAWEI Band 6」、タブレット「HUAWEI MatePad T10/T10s」など、さまざまなカテゴリーの新製品を一挙に発表したファーウェイ・ジャパン。どれもトレンドの機能をしっかりと押さえつつも、手が届きやすい価格になっており、ファーウェイの特徴である先進性とコストパフォーマンスを兼ね備える製品ばかりです。

そんなファーウェイ・ジャパンのコンシューマー向け端末事業のトップを務める楊涛(ヤン・タオ)プレジデントに、このたびインタビューを行う機会を得られたので、上記の新製品やスマートフォンなどの今後の展開について根掘り葉掘りうかがってきました。

ファーウェイ・ジャパンのコンシューマー向け端末事業のトップを務める楊涛プレジデント

ファーウェイ・ジャパンのコンシューマー向け端末事業のトップを務める楊涛プレジデント

楊涛プレジデントにいろいろ聞いてみた

---2019年4月に来日されてから約2年がたちましたが、日本市場やユーザーの特徴など、来日前に想定していたイメージとは異なることはありますか?

「私は日本に来る前はドイツにいたのですが、日本とドイツの市場やユーザーには多くの共通点が見られます。たとえば、製品の品質やブランドサービスに対して高い要望があることです。日本に来てからは、これらをより強く実感することができました」

「もちろん、日本に来てから新しい発見もありました。日本市場では、製品の品質やブランドサービスだけではなく、それらがどのような体験をもたらしてくれるのか、という点も重要視されており、弊社の製品開発に反映しています」

「たとえば、今回発表した新製品の「HUAWEI Band 6」には睡眠モニタリング機能が搭載されていますが、これはスマートウォッチでは一般的な機能です。しかし、2週間長持ちするバッテリーを搭載しているので、寝る前に充電する必要がありませんし、寝ている間も違和感がない装着性を実現しています。そして、睡眠モニタリングで得られるデータがいかにユーザーの皆さんの役に立っているか、ということを重要視しています」

ファーウェイが発表したスマートウォッチ「HUAWEI Band 6」

ファーウェイが発表したスマートウォッチ「HUAWEI Band 6」

---日本市場やユーザーの特徴が製品開発にも生かされているのですね。

「弊社では、製品に関するVOC(Voice of Customer)レビューを毎週必ず行っています。サービスセンターからのフィードバックや、インターネット上のレビューやコメントから得られる、お客様の生の声には必ず目を通し、製品の開発に活用しています。アマゾンのレビューも見ていますし、弊社はユーザーの皆さんと直接交流できるHUAWEI Communityというサイトを運営していて、そこからもいろいろなご意見をいただいています」

---プレジデント就任が2020年6月と、コロナ禍真っ最中の出来事でした。例年とは異なる1年になったかと思いますが、印象に残った出来事はありますか。また、手ごたえはいかがでしたでしょうか」

「2020年は、私に限らずすべての人にとって例年とは異なる、非常に大変な年だったと思います。いっぽうで、いかにテクノロジーが、人々の生活の手助けになるのかを深く知ることができた1年でもありました」

「たとえば、外出自粛やテレワークなど、今まで経験したことのないことがたくさん起きて、人々のライフスタイルとワークスタイルは激変しました。そんな中、ノートPCやタブレットといった製品で、リモートワークやライトワーク(ちょっとした作業)といった新しいライフスタイルに貢献できたのは、我々にとって喜ばしい出来事でした」

「もう少し詳しくお話しすると、スマートフォンで残したメモを、ノートPCやタブレットにかざすだけで共有できるHuawei Share OneHop機能(※EMUI10.1以上、NFC対応のファーウェイ製スマートフォン)は、リモートワークやライトワークの作業効率を向上させることができます。異なる端末同士の連動性を重要視し、それらをシームレスに利用できるようにすることで、例年とは異なるユーザーの皆さんのニーズにも応えられました」

「また、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、人々の健康管理に対する意識が非常に高くなりました。弊社のスマートウォッチ『HUAWEI WATCH FIT』は、ストレスを感じたときにリラックスできる呼吸エクササイズや、リモートワークでのちょっとした休憩時間に行えるエクササイズを動画で解説するフィットネス動画を搭載しています。こういった製品や機能が、健康管理の手助けになったのではないかと感じています」

---今回も完全ワイヤレスイヤホンの「HUAWEI FreeBuds 4i」やスマートウォッチ「HUAWEI Band 6」、タブレット「HUAWEI MatePad T10/T10s」など幅広いカテゴリーの製品が発表されましたが、製品に関して御社独自の強みや、差別化しているポイントを教えてください。

「日本市場で成功するには、革新性、品質の高さ、そしてほかの製品ではできないような体験というのが、非常に重要な要素です。こういった点において、ファーウェイならではの独自性をもたらせるよう製品開発に取り組んでいます。また、先ほどもお話ししましたが、Huawei Share機能のように、異なるデバイスを連動させたときの体験も含めて、よりよいものを作りたいと常日頃から考えています」

Huawei Shareは、今回発表されたタブレット「HUAWEI MatePad T10/T10s」でも利用可能。このほか約10インチの画面で行うマルチタスクも作業効率アップに貢献してくれるとのこと。また、「HUAWEI MatePad T10/T10s」は、4基のスピーカーによる迫力と広がりのあるサウンドが特徴で、動画や音楽鑑賞など仕事以外の時間でも活躍できると話す

Huawei Shareは、今回発表されたタブレット「HUAWEI MatePad T10/T10s」でも利用可能。このほか約10インチの画面で行うマルチタスクも作業効率アップに貢献してくれるとのこと。また、「HUAWEI MatePad T10/T10s」は、4基のスピーカーによる迫力と広がりのあるサウンドが特徴で、動画や音楽鑑賞など仕事以外の時間でも活躍できると話す

---価格.comでは、今回新しく「Elegant Edition」が発表された「HUAWEI WATCH FIT」など御社のウェアラブル製品が注目ランキングや人気売れ筋ランキングで上位に入っており、ユーザーの皆さんから高い評価を得ています。

「弊社の製品が御社のユーザーさんに支持してもらえているというのは非常にうれしいことでありますし、感謝しております。今お話に出てきた『HUAWEI WATCH FIT』に関しては、開発前の段階から、市場調査の結果を踏まえ、独自の特性をいかに作り上げるかという点で非常に多くの準備を重ねてきました」

「縦長のディスプレイは視認性が高いうえに、デザインとしても非常にかっこいいものに仕上がっています。また、装着したときの違和感を軽減するために、軽量化を目指した設計を採用しました」

新たに「Elegant Edition」(アマゾン限定)が追加された「HUAWEI WATCH FIT」シリーズ

新たに「Elegant Edition」(アマゾン限定)が追加された「HUAWEI WATCH FIT」シリーズ

「また、フィットネスバンドというカテゴリーにはなりますが、健康管理に関する機能をしっかりと作りこんだうえで、ユーザーの皆さんのお役に立てるようブラッシュアップしました。96種類のワークアウトモードはどのようなアクティビティにも対応できるでしょう。コロナ禍という状況下では、自宅で過ごす時間が増えたため、運動不足を解消していただくべく、さまざまな種類のワークアウトをアニメーションで確認できるプライベートトレーナーの機能を搭載しています」

「また、心拍数計測や睡眠モニタリングに加えて、血中酸素を測定できる機能も追加し、ユーザーの皆さんの体調管理をサポートできるようになっています。通常使用で10日間持続する長時間バッテリーも搭載しており、本製品を通した体験という点についても高いレベルを実現しました。品質の高さを保証したうえで、手が届きやすい価格を実現したということが、多くのユーザーの皆さんに認めていただけた理由ではないかと思います」

---今回発表された「HUAWEI FreeBuds 4i」もノイズキャンセリング機能や外部音取り込み機能など、トレンドを押さえつつも、1万円を切る価格を実現しています。また、バッテリーも前モデルから約2倍に進化していますよね。

「そうなんです。バッテリーに関しては、弊社が長年研究に取り組んできた分野です。その経験から培った技術を生かして『HUAWEI FreeBuds 4i』には大容量かつ、高密度、小型のバッテリーを開発しました」

「HUAWEI FreeBuds 4i」はファーウェイらしいコスパにすぐれる完全ワイヤレスイヤホン

「HUAWEI FreeBuds 4i」はファーウェイらしいコスパにすぐれる完全ワイヤレスイヤホン

「私も実際に使用しているのですが、『HUAWEI FreeBuds 4i』は持ち運びのしやすいデザイン(ケース)になっていて、イヤホンも着け心地を重視した設計になっています」

---確かに、実際に着けてみると、軽くて圧迫感の少ない着け心地ですね。

「ありがとうございます。ノイズキャンセリング機能に関しても、風切り音を軽減するためにマイクの性能をブラッシュアップしました。マイクから集音した周囲の騒音を分析して、異なる環境に応じてノイズキャンセリングの強弱を自動で調整してくれるんです。さらに、マイクの通話に関する性能では、騒音が激しい環境でもユーザーの声だけをピンポイントで拾えるように、ビームフォーミングテクノロジーを採用しています」

「1万円を切る価格で提供させていただいていますが、音質も価格以上のクオリティを備えています。高、中、低音域のどの周波数帯においても均衡の取れた音が出るようにチューニングしています」

---次は、スマートフォンについておうかがいさせてください。日本では2020年6月に「HUAWEI P40」シリーズを発売されていますが、それ以降は出ていません。グローバルで発売された「HUAWEI Mate」シリーズや「HUAWEI Mate X」シリーズの新モデルは、今後日本でも展開されるのでしょうか。

「日本での展開については計画している真っ最中というところで、今はどういったスマートフォンをリリースするか検討している段階です。今言えることとしては、製品のラインアップは、よりバランスが取れたものになるということですね。弊社は『1+8+N』※という戦略を掲げていまして、今後は1+8の部分でより多くの革新的なデバイスを届けたいと考えています」

※1(スマートフォン)と8(スマートデバイス)+N(多数のIoTデバイス)の意味。スマートフォンとスマートデバイス、IoTデバイスが連動して新たな体験を提供すること

---2021年以降、御社のスマートフォンにも搭載されるという新しいOS「Harmony OS」は一体どのようなOSなのでしょうか。何か特徴などがあれば教えてください。また、既存のファーウェイ製スマホユーザーにはどのような影響がありますか。

「『Harmony OS』については、2021年中に大きな動きを予定しています。ですので、非常に申し訳ないのですが、今は限られた情報しかお教えすることができません。今までのモバイルOSというのは、スマートフォン向けに開発されたOSです。いっぽう、『Harmony OS』はスマートフォンだけではなく、異なる種類のスマートデバイス間で利用できるという特徴を備えている次世代のOSになります。また、既存のユーザーの皆さんの使用体験や使用感といった部分については影響がない、と間違いなく言えます」

---スマートフォンだけでなく、新しいOSの登場は非常に楽しみです。本日はありがとうございました。

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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