レビュー
これまでのものとは一線を画す

令和のチェキはスマホの写真をプリントできる! 「instax mini Link」が楽しすぎた

撮った瞬間にプリントできるインスタントカメラ「チェキ」。富士フイルムのチェキブランド「instax」は1998年の発売開始以来、世界100か国以上に展開し、累計販売台数は約4,500万台にのぼっている。

すぐにプリントできるのがうれしいチェキ

すぐにプリントできるのがうれしいチェキ

スマホの写真を転送してプリントできる!

そんな「instax」シリーズの中で、これまでのチェキとは一線を画す商品を発見した。

スマートフォンなどで撮影した写真を転送してプリントできる、「instax mini Link」である。言ってしまえば、“持ち歩けるモバイルプリンター”なのだ。

2019年発売のinstax mini Link(左)。箱の中には本体および充電用USBケーブル、取扱説明書、保証書、各種パンフレットが同封 ※チェキ用フィルム(右)は別売り

2019年発売のinstax mini Link(左)。箱の中には本体および充電用USBケーブル、取扱説明書、保証書、各種パンフレットが同封 ※チェキ用フィルム(右)は別売り

サイズは90.3×34.6×124.5mm、重量209gとコンパクトサイズ。プリントアウトは12秒で連続100枚まで可能

サイズは90.3×34.6×124.5mm、重量209gとコンパクトサイズ。プリントアウトは12秒で連続100枚まで可能

さらに、従来のチェキには搭載されていない、多彩な機能も盛りだくさんで搭載。筆者も実際に購入してみたが……正直、声を大にしてオススメしたい。ここからはその理由を紹介したいと思う。

すぐれた7つの機能

はじめに、事前設定について説明しよう。まず、スマホにinstax mini Linkのアプリをインストールする必要がある。というのも、これから説明する機能は、すべてこのアプリ内で操作していく。そして、インストール後は本体とスマホをBluetoothで連動させておこう。

専用アプリはAppStoreかGooglePlayからインストール

専用アプリはAppStoreかGooglePlayからインストール

その後、本体の背面にフィルムパックをセットすれば準備OK。ちなみにフィルムパックが正しくセットされると,ダミーのチェキが1枚出てくる。決してエラーではないのでご安心を。

あとは、アプリを開き、撮影をしていくだけ。なお、フラッシュ、In/Out、タイマー、日付の記録などカメラの基本機能はアプリ内でも使用可能。これだけでも便利に感じられるが、本題はここから。

前置きが長くなったが、筆者がオススメしたい理由を説明していこう。

【すぐれた機能-1】
過去の写真をチェキにできる

スマホなどに入っている過去の写真も、チェキにできる。

いま「いやいや、チェキの一番の魅力はその場で撮影した写真をプリントアウトすることでしょ!」という声が聞こえてきたが、待ってほしい。過去の写真をチェキに残すことができれば、過去の思い出をさかのぼってアルバムにまとめたり、部屋に飾ったりもできる。

筆者も今まさに、これまでに食べた思い出のラーメン図鑑を作っているところだ。

いつかの町中華で食べたラーメンと餃子

いつかの町中華で食べたラーメンと餃子

【すぐれた機能-2】
アプリ内で色合いや光加減を調節できる

3つのフィルター機能を搭載しており、その場で撮影した写真、過去の写真両方に使える。アプリ内でプレビューもできるため、写真の雰囲気にあったフィルターでチェキを作成可能だ。

フィルターはモノトーン、セピア、自動の3種類

フィルターはモノトーン、セピア、自動の3種類

「コレクション」では明るさ、コントラスト、彩度が調整可能

「コレクション」では明るさ、コントラスト、彩度が調整可能

また、写したくないものが見切れていたり、フラッシュで人物の顔が白飛びしたりした場合でも、アプリ内の「コレクション」でレタッチすることが可能。

フィルムパックは10枚で600〜800円ほど。1枚に換算すると決して安くはないため、失敗カットで浪費するのは避けたいもの。そんなとき、写真を好みの画調に編集し、納得のいく1枚をプリントできる機能はありがたい。

【すぐれた機能-3】
オリジナルフレームや文字で遊べる

アプリ内にはオリジナルフレームも多数ストックされている。これを使えば、何気ない写真も華やかに演出することができる。たとえば、写真に合ったフレームを選び、プレゼントに添えるのもよさそうだ。

フレームのパターンは37種類

フレームのパターンは37種類

6年前の母とのエジプト旅行。「Thank you」のフレームを使い、母の日にプレゼントした

6年前の母とのエジプト旅行。「Thank you」のフレームを使い、母の日にプレゼントした

文字のサイズは調整可能

文字のサイズは調整可能

また、フレームにない文字を入力し、写真に入れることも可能。お誕生日、結婚などの祝いごとの際、名前やオリジナルのメッセージを添えるとよろこばれそうだ。

ちょうど父が誕生日だったので、お祝いチェキをプレゼント

ちょうど父が誕生日だったので、お祝いチェキをプレゼント

【すぐれた機能-4】
コラージュの作成も可能

数の写真を組み合わせて、コラージュを作成することもできる。

あらかじめ用意されたレイアウトからひとつを選び、写真を配置するだけで簡単にコラージュ写真が完成する。旅行の思い出や仲よしグループなど、テーマを決めて作成すると楽しそうだ。

14種類の組み合わせが可能

14種類の組み合わせが可能

アーティストの友人に贈る1枚。アー写&彼のギターと絵を組み合わせてみた

アーティストの友人に贈る1枚。アー写&彼のギターと絵を組み合わせてみた

【すぐれた機能-5】
動画からもチェキにできる

さらにさらに、静止画だけでなく、動画をもチェキにできてしまう。お気に入りのワンシーンを切り出すことができるため、決定的瞬間を形に残せるのだ。

シャボン玉で遊ぶ友人の動画

シャボン玉で遊ぶ友人の動画

シャボン玉が今まさに飛び出す瞬間を、チェキに!

シャボン玉が今まさに飛び出す瞬間を、チェキに!

さらに、動画にもレタッチやフレームなどの機能を使える。過去の動画を見返すと、ついついプリントしすぎてしまうため要注意。

【すぐれた機能-6】
スケッチと写真を合成できる

筆者が最もうなったのが、2020年のアップデートで導入された「Sketch, edit & print」である。手書きの文字やイラストなどをスマホで撮影した画像から抜き出し、別の画像と合成できてしまうという、驚くべき機能だ。

手書きで描いたイラスト

手書きで描いたイラスト

スタンプやペンで描いたような手書き感で合成できてしまう

スタンプやペンで描いたような手書き感で合成できてしまう

作成したチェキプリント例(プレスリリースより)

作成したチェキプリント例(プレスリリースより)

撮るだけでも楽しいチェキだが、この機能をうまく使えば、アイデア次第で楽しみ方がグンと広がるだろう。

【すぐれた機能-7】
大人数でも盛り上がれる!

大人数で楽しみたい人には、「Match Test」機能がオススメ。友達や気になる相手との相性を診断できる「一発診断」と、5つの質問に答えてその結果から診断する「精密診断」がある。思い出を写真に残すだけでなく、その場を盛り上げる機能もあるなんて、気が利きすぎではないか……!?

さらに、各自のスマホから送った画像(最大4人)を組み合わせて1枚のプリントをつくりあげる「Party Print」機能もおもしろい。自分以外がどんな画像を送信したかは、チェキプリントの色が浮かび上がるまでわからない。ドキドキ感が味わえ、文字どおりパーティーにうってつけだと思う。

なお、アプリは今後も継続的にアップデートされるとのこと。その度に新たな機能が搭載されれば、instaxの楽しみ方がどんどん広がることだろう。

早く旅行やパーティーができる日が……

スマホカメラの手軽さと、インスタントカメラの楽しさをいいとこ取りできるinstax mini Link。これを使って旅行や、大人数のパーティーを楽しみたいところだが、今は我慢。その日が来るまで、過去の写真をチェキにしながら楽しみに待ちたいと思う。

最後に「過去の写真をチェキにできるよ」と両親に言ったところ、2人とも真剣に悩んでいたのがおもしろかった

最後に「過去の写真をチェキにできるよ」と両親に言ったところ、2人とも真剣に悩んでいたのがおもしろかった

小野洋平

小野洋平

1991年生まれ埼玉育ち。編集プロダクション「やじろべえ」所属。服飾大学を出るも服が作れず、ライター・編集者を志す。https://twitter.com/onoberkon

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