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技適抵触のおそれで「BALMUDA Phone」が一時発売停止。急遽アップデートの配布が行われる

直近2週間に発表された、スマートフォンなどをはじめとするモバイル業界に関わるニュースをまとめて紹介する連載「隔週スマホニュース」。今回は、年始早々に発覚した「BALMUDA Phone」の発売一時停止や、NTTドコモとソフトバンクの迷惑SMS対策など、4つの話題をお届けする。

技適抵触のおそれで「BALMUDA Phone」が一時発売停止。アップデートの配布が行われる

昨年11月に発売された、バルミューダ初のスマートフォン「BALMUDA Phone」だが、2022年1月7日〜13日の期間、発売停止の措置が取られた。何かと話題を集めるモデルの発売停止ということで、SNS上でも大きな話題となった。

経緯としては、2022年1月8日頃、SNSで、ソフトバンクの販売店からと思われる「BALMUDA Phone」の発売一時停止の情報がもたらされた。その内容は、「BALMUDA Phone」に技術適合証明(電波法令に適合していることを示す証明。通称、技適)の認証に確認するべき措置が発覚したため、1月7日から在庫販売の停止と、デモ機の電源を入れないことを、ソフトバンクが販売店に通達するというものだ。なお、筆者が8日の時点でオンラインショップの状況を確認したところ、ソフトバンクおよびバルミューダともにすでに購入できない状況となっていた。

状況が動いたのは13日の夕方、ソフトバンクとバルミューダに加えて、端末の製造を行う京セラの3社が、今回のトラブルを解消するアップデートファイルを14日に配布し、販売についても14日から再開することを明らかにした。なお、京セラは「一部の周波数帯域で干渉ノイズが許容値を超える可能性がある」と今回のトラブルの技術的な原因を説明している。

技適に抵触するトラブルが発覚した近年のスマートフォンには、UPQ「UPQ Phone A01」やASUS「ZenFone Max Pro(M2)」、楽天「Rakuten mini」といった製品がある。これらの中には、購入済みを含む全機種を回収する騒ぎとなったものもあり、技適に関連する不備は、場合によっては製品の運命を決することにもなりかねない。ただし、「BALMUDA Phone」については、すでに購入済みの端末については、発売停止期間中もそのまま使うことが可能だった。

新興の海外メーカーならまだしも、京セラは、日本の通信事情を熟知した老舗メーカーだ。その京セラの製造する端末で、まさか技適に関わるトラブルが起こるとは思いもよらなかっただろう。

ワイモバイルで、eSIM対応DSDVスマホ「AQUOS wish」発売

ソフトバンクは、2022年1月13日、「ワイモバイル」ブランドで、シャープの低価格スマートフォン「AQUOS wish」を1月下旬より発売すると発表した。「AQUOS wish」は、「AQUOS」シリーズの新しいエントリー向けシリーズ。「Snapdragon 480」を搭載する5G対応機で、FeliCaポートや防水・防塵ボディ、MIL規格対応のタフネスボディを備える。また、nanoSIMカードに加えてeSIMにも対応しており、2個のSIMを使ったDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)として運用も可能だ。また、ボディ背面に再生素材を採用し、パッケージを簡略化させるなどSDGsにも配慮された製品でもある。

ワイモバイルでの直販価格は31,680円。割引きをフル活用した場合10,080円(いずれも税込)で購入可能となる。

なお、「AQUOS wish」を取り扱うのは、これで、KDDI系の「au」「UQ mobile」、ソフトバンク系の「ソフトバンク(法人向け)」と「ワイモバイル」の2社4ブランドとなる。

ドコモとソフトバンクが迷惑SMS対策機能を今春に実装

NTTドコモとソフトバンクは、2022年1月13日、相次いで迷惑SMS対策機能を発表した。順番に紹介しよう。

NTTドコモの迷惑SMS対策「危険SMS拒否設定」は、今年3月中旬に実装される。フィッシング目的と思われるURLが記載されたSMSが受信されると、自動で判別して、受信を拒否するというものだ。この設定はユーザー側での設定は不要で、料金もかからない。ただし、「SMS一括拒否」または「個別番号受信」を設定している場合、そちらが優先される。不要な場合「My docomo」の「SMS拒否設定」で設定を切ることが可能だ。なお、NTTドコモとahamoの両ブランドのユーザーが対象となる。

いっぽうのソフトバンクは、「なりすましSMSの拒否」、「URLリンク付きSMSの拒否」および「迷惑SMSフィルター」からなる迷惑SMS対策を今年春頃に実装する。また、既存の「電話番号メール拒否・許可」にアルファベットによる指定を追加する。「なりすましSMSの拒否」は、差出人をソフトバンクなどと詐称したSMSの受信を拒否するもの。「URLリンク付きSMSの拒否」は、携帯電話番号から送られてきた本文にURLが含まれているSMSの受信を拒否する。また「迷惑SMSフィルター」は、機械学習がSMSの内容を解析して受信を拒否するというもの。これらの利用に際して料金はかからない。「なりすましSMSの拒否」と「迷惑SMSフィルター」は提供開始後、申し込み不要で自動で適用される。利用できるのはソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの各ブランドのユーザーとなっている。

フィッシング対策協議会がまとめた、フィッシング被害の件数の推移。SMSやメールを用いて金融機関を装ったフィッシングサイトへ誘導する手口が多いという

フィッシング対策協議会がまとめた、フィッシング被害の件数の推移。SMSやメールを用いて金融機関を装ったフィッシングサイトへ誘導する手口が多いという

ソフトバンクが中古iPhoneの販売を開始

ソフトバンクは、2022年1月14日、同19日より「ソフトバンクオンラインショップ」で、中古のiPhoneシリーズを発売すると発表した。扱われるのは「iPhone 8(64GB)」、「iPhone X(64GB)」、「iPhone XS(256GB)」、「iPhone XR(128GB)」の4機種。いずれもソフトバンクが回収した端末をクリーニングし、整備を行ったもの。バッテリー残量は80%以上が確認されている。

なお、該当製品の購入に際しては、ソフトバンクの回線契約が必要で、「U30 web割」および「U30スマホおトク割」は適用できない。また、新型モデルが対象となる「あんしん保証パック with AppleCare Services」も利用できないほか、端末購入補助の「新トクするサポート」も対象外で、「半額サポート」、「トクするサポート」および「トクするサポート+(2021年9月23日以前加入者向け)」の特典も利用対象外となる。なお、これら端末購入補助を使っている旧機種の分割払いは、完済するまで継続する。また、メーカーであるアップルの補償も付かない点は注意が必要だ。

スマホや携帯電話のアップデート情報まとめ

2021年12月29日から2022年1月14日の間に公開された、スマートフォンやタブレット、携帯電話などのソフトウェアアップデート情報をまとめた。なお、定期的なアップデートが行われている端末については、除外している。

キャリア・SIMフリー共通

iOS15.2.1・iPadOS15.2.1
へのバージョンアップ
・iPhone(アップル)
・iPad(アップル)

NTTドコモ

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Xperia Ace II SO-41B(ソニー)
・LG VELVET L-52A(LG)
・AQUOS R3 SH-04L(シャープ)
・dtab Compact d-42A(レノボ)
・らくらくスマートフォン F-42A(FCNT)
・Wi-Fi STATION SH-52A(シャープ)

au・UQ mobile

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・AQUOS zero6 SHG04(シャープ)
・AQUOS sense3 plus サウンド SHV46(シャープ)
・BASIO4(京セラ)
・TORQUE G04(京セラ)

ソフトバンク・Y!mobile

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・BALMUDA Phone(BALMUDA Technologies)
・SoftBank 604HW(ファーウェイ)
・AQUOS Xx-Y(シャープ)

楽天モバイル

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・Rakuten BIG(楽天モバイル)
・AQUOS zero6(シャープ)
・AQUOS sense4 plus(シャープ)
・AQUOS sense3 plus(シャープ)

SIMフリー(一般流通モデル)

セキュリティアップデートおよび不具合修正など
・BALMUDA Phone(BALMUDA Technologies)

田中 巧(編集部)

田中 巧(編集部)

FBの友人は4人のヒキコモリ系デジモノライター。バーチャルの特技は誤変換を多用したクソレス、リアルの特技は終電の乗り遅れでタイミングと頻度の両面で達人級。

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