シャオミは、2022年4月14日、5Gスマートフォンの新モデル「Redmi Note 10T」を発表。国内では、ソフトバンク版およびオープンマーケット版がMVNO各社より発売される。その特徴を解説しよう。
「Redmi Note 10T」は、昨年ソフトバンクから発売された「Redmi Note 9T」の後継となる5G対応スマートフォンだ。auで取り扱われている「Redmi Note 10 JE」とよく似た名前だが、ディスプレイのリフレッシュレートが60Hzから90Hzに強化され、バッテリーの容量やメインカメラの仕様などが異なる、別モデルとなっている。
「Redmi Note 10T」は、ボディサイズが約76(幅)×163(幅)×9.0(厚さ)mm、重量が約198g。ボディは、IPX6/8等級の防水仕様とIP6X等級の防塵仕様に対応するほか、FeliCaポートも搭載しており、おサイフケータイのサービスを利用できる。内蔵バッテリーは「Redmi Note 10 JE」よりも200mAh増量された5,000mAhの容量で、18Wの急速充電に対応している。
搭載するディスプレイは2,400×1,080のフルHD+表示に対応した約6.5インチの液晶ディスプレイで、90Hzのリフレッシュレートに対応。メインカメラは約5,000万画素の標準カメラと約200万画素の深度センサーの組み合わせのデュアルカメラで、フロントカメラは約800万画素となる。
基本スペックは、SoCに「Snapdragon 480 5G」を搭載するほか、4GBのメモリーと64GBのストレージ、最大1TBまで対応するmicroSDXCメモリーカードスロットを組み合わせる。OSは、Android 11をベースにしたMIUI13だ。
ソフトバンク版、オープンマーケット版ともに、1基のnanoSIMスロットを搭載するほか、eSIMにも対応している。5Gの対応周波数帯はn3/28/77/78で共通だが、4Gは、ソフトバンク版がB1/2/3/4/8/12/17/18/26/28/38/39/40/41 (2545〜2650MHz) /42なのに対して、オープンマーケット版はB1/2/3/4/8/12/17/18/19/26/28/38/39/40/41 (2545〜2650MHz) /42となっており、NTTドコモのプラチナバンド「B19」の対応に差がある。
ソフトバンク版は4月22日より発売。オープンマーケットモデルは4月26日に、ECサイトおよび家電量販店、AEON MOBILE、IIJmio、gooSimsellerの各MVNO各社を通じて発売される。なお、オープンマーケットモデルのメーカー希望小売価格は34,800円(税込)だ。