2024年7月3日、モトローラは最新スマートフォン「motorola edge 50 pro」を発表。ミドルハイクラスのスマートフォンながら、公式ストアの販売価格が79,800円(税込。以下同)とモトローラらしい高コスパを実現。その詳細をレポートします。
モトローラ「motorola edge 50 pro」、公式ストア販売価格79,800円、2024年7月12日発売
「motorola edge 50 pro」はSoCに「Snapdragon 7 Gen 3」を採用するミドルハイクラスのスマートフォン。メモリー12GB、ストレージ256GBのSIMフリー版と、メモリー8GB、ストレージ256GBのソフトバンク版が発売されます。SIMフリー版はIIJmioからも販売。また、ソフトバンク版は「motorola edge 50s pro」という製品名になっています。
モトローラ公式ストア販売価格は79,800円ですが、IIJmioでの販売価格は69,800円。ソフトバンク版は、ソフトバンクオンラインショップで48回払いで購入した場合、販売価格が85,584円となっています。
ミドルハイクラスの「motorola edge 50s pro」。本体サイズは72(幅)×161(高さ)×8.2(厚さ)mm
6.7インチの有機ELディスプレイは側面がカーブする曲面タイプ。背面にはソフトでナチュラルな手触りのビーガンレザーを採用。大型スマートフォンながらも、手になじみやすい持ちやすさを実現しています。
ディスプレイはリフレッシュレート最大144Hz駆動、HDR10+に対応。世界共通の色見本帳、パントーンの基準を満たしており、色を忠実に再現
背面のビーガンレザーは、ほかのスマートフォンでは味わえない快適な手触り。スリムなのでホールドしやすいですね
カラバリはブラックビューティー、リュクスラベンダー、バニラクリームの3種類。バニラクリームはソフトバンク版の限定カラーです
カメラは、背面に5000万画素の広角カメラ(F1.4、OIS)、1300万画素の超広角+マクロカメラ(F2.2)、1000万画素の望遠カメラ(F2.0、最大3倍光学ズーム)を搭載。フロントには5000万画素のフロントカメラを備えます。
カメラ部は背面と一体化したデザイン
昨今のトレンドであるAIがカメラ機能でも強化されており、白飛びの改善や動画の手ブレ補正、最大30倍のデジタルズームなどでAIを活用しているとのこと。また、被写体がミニチュアのように見える「ティルトシフト」モード、「長時間露光」モード、撮影した書類をそのままPDFで保存できる「ドキュメントスキャン」など、AIを活用した多彩な撮影モードが用意されているとのことです。
「ティルトシフト」は、画面中央の横帯の部分にのみフォーカスし、それ以外をぼかすことで被写体がミニチュアのように見える面白い撮影モード
バッテリー容量は4500mAhで、125Wの急速充電に対応。同梱の充電器を利用すれば、1%から100%まで19分で完了すると言います。また、15Wのワイヤレス充電にも対応します。
発表会では実際に1%から100%まで充電するのに何分かかるのか実演。結果は公称値よりも早い16分でした
そのほか、IP68等級の防水・防塵、「おサイフケータイ」、Dolby Atmosなどに対応。スマートフォンの価格が高騰する中で絶妙な価格設定になっており、ハイエンドスマートフォンは高すぎるという人には要チェックの1台です。