レビュー

寝つきの悪さにお悩みなら、「ルルド めめホットチャージ」を使ってみて

筆者は寝つきが悪い。ひょいと眠れる夜ももちろんあるが、眠れない日は新聞配達のバイクの音を遠くに感じながらベッドの中で泣きそうになっている。当然、翌日の体調は最悪だ。そんな筆者が最近、「これを使えば高確率で眠りへといざなってもらえる」というアイテムと出会った。それが、アテックス「ルルド めめホットチャージ AX-KX511」(以下、AX-KX511)だ。

スチームは出ない、振動もしない、だがそれがイイ

「AX-KX511」の機能は、「ヒーターで目元を温める」、ただそれだけだ。温かなスチームが出て目元をうるおしたり、振動することでマッサージ効果をもたらしたりといった機能はない。物足りなく感じてしまいそうだが、だからこそ、使用のたびに水をセットする手間もなく、バッテリーの持ちもよい。もちろん使い方は非常に簡単で、バッテリーにつなげた本体をアイマスクのように装着し、バッテリーのスイッチをオンにするだけだ。10分間温かさが持続し、目元を温めてくれる。

なお、「目元を温めて寝つきをよくする」というのは医学的にも理にかなっているという。目を温めることで副交感神経のスイッチが入り、リラックスした状態になれるため寝付きがよくなるという理論のようだ。

一般的なアイマスクと同様の形状。本体サイズは(約)195(横)×90(縦)×15(厚さ)mmで、重さは約50gと軽い。持ち歩きに使える専用のポーチもついている

目元に当たる部分にヒーターが入っていて、約41℃に温まることで目元に熱を伝える。目元に直接触れる部分は空気中の水分を吸収しやすい生地(綿95%、ポリウレタン5%)で、しっとりふんわりの肌触りだ

バッテリーにはリチウムイオン電池を使用しており、満充電からおよそ2時間(約12回)使用できる。バッテリーの残量はブルーのLEDの数で確認可能

バッテリーの充電はUSB対応のアダプターで行う。パソコンのUSBポートに直接挿して使用することもできるので、デスクワークの休憩にも使える。女性の場合、アイメイクが崩れるので厳しいかもしれないが

95%の確率(筆者調べ)で、スッ……と寝れる

「AX-KX511」を装着してスイッチを入れると、ものの3秒ほどでヒーター部分がじーんと温かくなる。バンドがきつめなこともあり、身体を傾けるくらいでは目元から外れることもなく、しっかりじんわり目元を温めてくれる。そして、「気持ちいいー……」と思っている間に寝てしまう。筆者の場合は、長くても2ターン(20分)以内で眠れる。すばらしい! ちなみに、かれこれ20回以上は「AX-KX511」を使用しているが、これを使用しても眠れなかった夜は1度しかないので、寝つきの悪い筆者にしてはかなりの高確率だ。ただ装着感に関しては、女性の筆者(頭囲55cm)でもぴったりだった。男性はちょっとキツイと感じるかもしれないが、かなりしっかり目元に固定できるので、移動中など横になれない状態でも十分使用できるだろう。

バンドはややきつめの設定なので、長さ調整ができたらよりよかった。コードは思ったより気にならないが、バッテリーを頭の上に置いておくなどしておくとより安心

筆者は寝返りが多いせいか、使用しながら寝落ちをしても、朝起きるとちゃんと外れている。もしくは、寝ている間に無意識に外しているのかもしれない

まとめ

目元を温めて寝つきをよくするために、以前は使い捨てタイプのホットマスクを愛用していたのだが、貧乏性のため「何枚も使うのはもったいないから、この温かさが続いているうちに眠りにつかなければ」と、逆に緊張&興奮状態に陥ってしまう本末転倒な夜も多かった。電子レンジで温めて繰り返し使用できるものに変えてみても、今度は電子レンジのにおいが気になるのと、ウトウトし始めたころに温度が低下してしまう。布団を出て再び加熱するのはめんどうなうえ、寒い季節はかなり辛い。

その点「AX-KX511」なら、10分間一定の温度で目元を温め続けてくれるうえ、タイマーが切れてもスイッチを再度押すだけで繰り返し使用できるため、筆者には今のところベストだ。シンプルで使いやすいので、同じような悩みを持っている方には、ぜひ「AX-KX511」を使ってみていただきたい。

肌に触れるカバーは外して水洗いができるので清潔に使用できる

肌に触れるカバーは外して水洗いができるので清潔に使用できる

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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