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メニューは無限大! 使うほどに賢く楽しくなる、AIoT化した「ヘルシオ ホットクック」誕生

調理中に鍋の中の食材をかき混ぜるユニットを搭載した電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック」(シャープ)に、新ラインアップが追加! ほったらかしで作れる手軽さはそのままに、より便利に、そして使えば使うほど楽しさが増していく機能を搭載した「KN-HW24C」を紹介します。

「ヘルシオ ホットクック KN-HW24C」は2017年10月26日発売予定で、市場想定価格は75,000円前後

大きな画面と文字表示で操作性を向上

煮込み料理や無水調理といったヘルシオ ホットクックでできる調理や、独自機構の「まぜ技ユニット」など、基本的な部分は既存モデルと同じですが、KN-HW24Cは使い勝手が大幅に向上しています。天面に装備されている液晶モニターを約1.4倍大きくして見やすくするとともに、これまでメニュー番号のみだった表示を文字表示に変更。検索しやすくなったほか、モニターに表示される食材からメニューを選ぶこともできるようになり、レシピブックをいちいち見なくて済むようになりました。また、予約調理の設定時間が12時間から15時間にアップしています。

パッと見た感じの印象は従来モデルと大きく変わりません。容量は24Lのみのラインアップ

外観の大きな変更点は、液晶モニター。従来は2.2インチだった液晶モニターが、3インチに大型化しました

従来モデルの液晶モニターは小ぶりだったこともあり、メニュー番号しか表示できないため、レシピブックを見て、該当する番号を選択しなければなりませんでした

新モデルは文字表示になったので、食材から探してメニューを決めることも可能に

ヘルシオ ホットクックのウリである「まぜ技ユニット」は従来どおり。かき混ぜが必要なタイミングでアームが開き、鍋の中を混ぜてくれます。なお、まぜ技ユニットは食材の量や種類で混ぜ方を変えているのだそう

「まぜ技ユニット」が装備されているので、食材を鍋に入れて、混ぜずにセットしてOK。調理の途中でまぜ技ユニットが回転して、鍋の中をかくはんします。写真のパスタは、約25分で完成しました

予約調理の時間は最大15時間まで設定可能に。仕上がり時間を設定すれば、いいタイミングで料理が完成します

予約調理では、最初に100℃で加熱したあと腐敗しない温度帯をキープし、設定時間が近づいたら仕上げ調理に入るので衛生面も心配いりません

AIoT化で、どんどんできることが増えていく

ここまで外観や操作性の改良点を紹介しましたが、新モデル最大のセールスポイントはここからです! 2017年に発表されたシャープの生活家電(ウォーターオーブン空気清浄機冷蔵庫)は「AIoT化」(AI=人工知能とIoT=モノのインターネット化)が精力的に進められていますが、KN-HW24Cもその流れを汲み、AIoT機能を搭載。Wi-Fi接続し、クラウドサービス「COCORO KITCHEN」を利用すれば、本体に登録されていない自動メニューをダウンロードしてヘルシオ ホットクックに追加できるほか、調理の履歴などから、ユーザー好みのメニューを提案してもらうこともできます。

COCORO KITCHENで作りたいレシピを見つけたら、「ホットクックへ送信」をタップするだけで本体にメニューが追加されます。本体に登録されているメニューは155種類ですが、COCORO KITCHENを利用すれば合計255種類から選択可能に。もちろん、クラウドサービスなのでその後もメニューはどんどん更新予定。頻繁に使っても「作るものがなくなった」とはならなそう

ヘルシオ ホットクックでできるメニューの中でも人気の高い無水カレーも、COCORO KITCHENを使えばグリーンカレーやキャベツカレーなどバリエーションがアップ!

ダウンロードしたレシピで作ったビーフシチューを試食しましたが、野菜も肉もすべての食材が最適な火の通り具合でした。味もしっかり染みており、煮崩れもしてないので見た目もバッチリ

なお、Wi-Fi接続しておけば、メニューを選んでから「聞いて」ボタンを押すことで材料や作り方を表示できます。まさに、レシピブックいらず!

このほか、外出先から予約時間の変更が可能に! 帰宅が遅くなるぶんには調理後に保温に切り替わるので問題ありませんが、少し早く帰宅できるようになった時には役立ちそうです

ユーザー好みのメニュー提案について、もう少しくわしく見ておきましょう。最初に表示される画面で「聞いて」ボタンを押すと、旬の食材を使った料理やご当地メニューをヘルシオ ホットクックが提案してくれます。さらに、おもしろいのがAIでの学習機能。カレンダーや気候、使用履歴などからユーザーの好みを学習していくのですが、「メニュー占い」をすればより精度がアップ! 住んでいる地域や出身地、さらには好きな旅行先や味の嗜好といったさまざまな質問が用意されており、その質問に答えていくことでヘルシオ ホットクックはユーザーの好みをもっと詳細に把握できるようになるのです。普段作ったことのないメニューに挑戦するきっかけになるかも。

1回のメニュー占いで問われる質問は3つ。メニュー占いを何度も利用するほど、ユーザーの好みをヘルシオ ホットクックがより理解しやすくなります(メニュー占いの一例は、下の動画で参照ください)

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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