スマホユーザーにとって、すっかりなくてはならないものとなったモバイルバッテリー。筆者もこれまでこのコーナーで何回かご紹介しております。多くのみなさんはすでに1つはモバイルバッテリーをお持ちのはず。さらに、モバイルバッテリーを購入するときは、容量と値段を見比べ、信用できそうなメーカーの製品を選ぶのが一般的な行動パターンだと思います。わざわざこのコーナーでご紹介するなら、何らかの特徴や機能が備わっていないと見向きもされないのでは…。
ということで、星の数ほどあるモバイルバッテリーの中から筆者が選んだのはこちらです。
Ankerの充電器一体型モバイルバッテリー「PowerCore Fusion 5000」
ちなみにAnkerはGoogle出身の数名の若者たちによってカリフォルニアにて創設された会社(Ankerのホームページより)。モバイルバッテリーの世界ではよく知られている存在で、アマゾンの売れ筋ランキングやベストセラーには、いつもAnkerの製品がずらっと並んでおります。筆者はAnkerのモバイルバッテリーユーザーですが、ほかにも充電器やLightningケーブルもAnkerの製品を愛用しております。
さて、今回ご紹介する「PowerCore Fusion 5000」の最大の特徴は、何といっても充電器一体型であること。持ち運ぶ機器が1つ減るというメリットがあります。
多くの場合、モバイルバッテリーを充電するときはUSB-AC充電器やパソコンなどのOA機器のUSBポートを通じて行います。筆者が日常的に使っているのもこのタイプ。そのため、出張や旅行の際はモバイルバッテリーとは別に、USB-AC充電器、充電用ケーブルも合わせて持って行く必要がありました。しかし、本機があれば充電用のアイテムを持って行く必要がなくなります。
「PowerCore Fusion 5000」は、コンセントに挿しておけば本体内のモバイルバッテリーに充電できるだけでなく、USBポートを通じてスマホや別のモバイルバッテリーなどの機器にも充電できるというスグレモノなのです。
同梱(どうこん)は、本体(左下)、microUSBケーブル、ポーチ、ユーザーガイドが入ってます
筆者が日常的に使っている、Ankerの2ポートUSB-AC充電器(左)と5000mAhタイプのモバイルバッテリー(右)と並べてみました
本体に充電すればモバイルバッテリーとして使用できます。充電方法は2通り。コンセントに挿し込むか、PCなどのUSBポートに付属のケーブルをつなげば本体に充電されます。ほかのモバイルバッテリーにつなげば、そこから本品に充電することも可能。
スマホなどを充電するための2つのUSBポートと、本体充電用のmicroUSBポートを搭載
折りたたみ式のコンセントを電源プラグに挿し込むだけで充電できます
付属のUSBケーブルをつなげばPCなどからも充電可能
充電後はこのように、モバイルバッテリーとして使用できます
もちろんほかのモバイルバッテリー(右)からmicroUSBポート経由で充電することも可能
コンセントが近くにあれば、本機を充電器として使用可能。USBポートに接続している機器の充電が終わると、"自動的に"本体の充電が始まるので安心ですね。ちなみにLightningケーブルは同梱されていないのでご注意を。
コンセントにつないで充電できます
モバイルバッテリーの容量は文字どおり5000mAhと、今となっては決して多いほうではありませんが、iPhone 7を約2回、その他スマートフォンを1回以上フル充電ができるので、筆者的には十分な容量。また、大きさは約72×70×31mm、重量は約190gと持ち運びには問題ないサイズです。「PowerCore Fusion 5000」があれば、余計な機器を持ち歩くことなくコンセントに挿すだけでモバイルバッテリーを再充電できるので、出張やお出かけの際にとても重宝しますよ。しかも、ほかの機器も同時に充電できるというおまけ付き♪
なお、充電時は、Anker独自技術の「PowerIQ」と「VoltageBoost」により、スマートフォンだけでなく、タブレット端末やゲーム機、その他USB接続機器への充電をフルスピードで行ってくれます。USB急速充電器の信頼性とモバイルバッテリーの利便性が完ぺきに融合した「PowerCore Fusion 5000」。これは便利です!