新製品レポート
ドウシシャ2018年春夏の新製品群をチェック

あの“ニッチNo.1家電メーカー”が「温めるかき氷器」「大人の流しそうめん器」を発表

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“ニッチNo.1”を自称する家電ブランド、ドウシシャから、早くも2018年夏に向けた新製品が発表されました。ピンポイントすぎる冬モノ家電“焼き芋メーカー”の開発で話題となったばかりの同社ですが、夏の家電も“ニッチの幅”を広げるラインアップがずらり。大ヒットしたあのかき氷機やあの扇風機の新モデルから、新開発の流しそうめん器まで、一挙にご紹介します!

大ヒットかき氷器の新モデルから、フレキシブルになった「kamomefan」までご紹介します

大ヒットかき氷器の新モデルから、フレキシブルになった「kamomefan」までご紹介します

今年のかき氷器は、温める!?

これまでにドウシシャが手がけてきたヒット家電のひとつが、電動かき氷器のシリーズです。 「かき氷=ただ氷を砕いただけの冷たい食べ物」ではなく、「氷をふわふわにおいしく食べられるデザート」に高めたとでも言いましょうか。今回発表された新モデル「電動わた雪かき氷器」は、ドウシシャ製かき氷器の最上位機で、氷を温めるヒーターを内蔵していることが特徴です。

2018年4月発売予定で、市場想定価格は9,980円(税別)。写真右は収納時の様子で、上部を外してコンパクトにしまうことができます(※写真は試作品です)

冷たくておいしいかき氷なのに、“温める”とはどういうことでしょうか? 通常、冷凍庫から出した氷は-17℃くらいに冷えていて、そのままでは硬すぎて削りが荒くなりやすいのだとか。そこで本製品は、冷凍庫から出したばかりの氷をヒーターの熱で温め、なめらかにすることで、かんなで削ったような“ふわふわ感”のあるかき氷を作れるように開発されました。

氷ケースをセットする台座の底面に、ヒーターを内蔵したアルミ合金の板を搭載しており、電源を入れるとこのヒーターが発熱します。その熱が氷ケースに伝わり、中の氷を温めながら電動で削っていく仕組み。

透明の氷ケースを外してみると……

透明の氷ケースを外してみると……

台座部分にアルミ合金が。ここにヒーターが内蔵されています。電源をONにするとヒーターが発熱します

台座部分にアルミ合金が。ここにヒーターが内蔵されています。電源をONにするとヒーターが発熱します

氷ケースの底面側にもアルミ素材が配置されており、ここを伝ってヒーターの熱が中の氷を温めます。ちなみに電源を入れると、氷を上から押さえるスパイクが自動で下がってくるのですが、最初のうちはヒーターの熱が上がらないので、いったんスパイクを手動で戻さなくてはなりません。ヒーターが十分に発熱するまでに、「電源を入れる→スパイクを戻す」という作業を5回ほど繰り返す必要があるそうなので、注意(※試作品のため、仕様は変更になる可能性があります)

残念ながら、今回筆者が見せてもらったのは試作品だったため、実際にかき氷を作るデモンストレーションは行われなかったのですが、本製品をテストしたドウシシャの開発陣によれば「従来モデルより、かなりなめらかでおいしいかき氷ができた」そう。発売は2018年4月を予定しており、「乞うご期待」とのことです!

ちなみに、「電動わた雪かき氷器」の隣にあるホワイトのモデルが、2018年3月発売の「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」。従来モデルの仕様を受け継ぎつつ、2色のかき氷を同時に作れるようになった製品です。こちらの価格は5,980円(税別)

そうめんを自動投入してくれる「大人の流しそうめん器」

続いてご紹介するのは、“ニッチNo.1メーカーが挑む流しそうめん器”をテーマに開発されたという新製品「大人の流しそうめん器」。360°どこからでもそうめんをつかみやすいスライダー式で、本体は乾電池駆動なので屋外でも手軽に使用できます。

2018年4月発売予定で、価格は7,980円(税別)。業界初、そうめんを入れておくポケット(緑マルの部分)が付いた構造

特徴は、上部にそうめんを入れる6個のポケットが付いていること。ここにひと口分のそうめんを入れておくことができます。電源を入れるとこのポケット部が自動回転して、一定時間ごとにそうめんを投入してくれるという、大人向けのリッチ仕様です。

流しそうめんでよく聞かれる不満点は「そうめんを投入する役割の人が大変」というもの。本製品なら、あらかじめポケットにそうめんをセットしておけるので、6口分を流すまでは全員で楽しむことができます(6口分を流し終わったら、またポケットにそうめんを入れなおす必要があります。水流のスピードによっては、わりと早く流し終わってしまうので注意)

写真左に写っている黒いツマミで、水流のスピードを調節できます。写真右は、水流を早めてみたところ。結構な勢いで流れていくそうめんが、残像のように写っています

ちなみに、流す水を循環させることが可能。そうめんを入れておくポケットの上に氷を入れておく透明ケースを備えており、ここを通って冷水が循環する構造になっています

そのほか、生活雑貨としては、缶ビールに取り付けるビアサーバー「絹泡」の新世代モデルも発表されました。瓶ビール型デザインとジョッキ型デザインをラインアップ。缶ビールに取り付ければ、超音波振動を起こしてクリーミーな泡を注ぐことができます

いろいろな角度から送風できる扇風機「kamomefan」

ドウシシャの「kamomefan」(カモメファン)は、カモメの羽根をヒントに設計されたプロペラが特徴的な、DCモーター搭載の扇風機シリーズ。このプロペラによって、やさしくつつみ込むようなやわらかい風を発生させるのがポイントで、2012年に初代モデルが登場して以来、ヒットを重ねています。

今回発表された新モデル「Fseries」は、本体のアームをフレキシブルに伸縮させたり、プロペラ部分の向きを調整することが可能に。これは「正面から当たる風よりも、上から降り注ぐように浴びる風のほうが、気持ちよく感じる」ということに着目した仕様だそうで、シーンにあわせてさまざまな角度で送風できるようになりました。

新モデル「Fseries」は2018年4月発売予定で、市場想定価格は24,880円(税別)

新モデル「Fseries」は2018年4月発売予定で、市場想定価格は24,880円(税別)

「アームの伸縮」「アームの角度」「プロペラ部の角度」「脚部の収納」と、大きく4段階で形状を調整することができます

上に向けたり下に向けたりすることはもちろん、収納時には脚部を折りたたんで自立させることも可能(写真右)

カモメの羽根からヒントを得たプロペラ部。初代機から、船舶用プロペラメーカーのナカシマプロペラと共同開発しています。その直径は23cm

本体上部に、左右の首振り(30°/60°/90°)、入/切タイマー(1/2/4時間)などのボタンを装備(写真左)。風量調整用に、フロントにLEDインジケーター付きのツマミを搭載しています(写真右)

かわいい丸型リモコンは、使わないときは本体裏面にマグネットでくっつけておける仕様

かわいい丸型リモコンは、使わないときは本体裏面にマグネットでくっつけておける仕様

なお扇風機製品としては、折りたたみできる「PIERIA」シリーズにも新製品が登場しました。室内用のモデルから、外出中に使えるハンディモデルまで、多様なラインアップを揃えています。

こちらは「フォールディングファン FLT-253D」。薄く折りたたんで立てかけておけます。25cm径の羽根で、風量は5段階で調節可能。価格は14,880円(税別)

折りたためるほか、縦・横どちらに設置しても使える「フォールディングファン FLT-254D」も。価格は11,880円(税別)

職人の手編み扇風機や、デスク用の冷風扇なども

職人の手編み扇風機や、デスク用の冷風扇なども

こちらは、外出時に片手で使えるモバイル型扇風機「3Wayハンディファン」。価格は2,180円(税別)

こちらは、外出時に片手で使えるモバイル型扇風機「3Wayハンディファン」。価格は2,180円(税別)

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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