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賃貸住宅に設置しやすい食器洗い乾燥機

タンク式も登場!本体奥行約29cmで、蛇口にも当たりにくいパナソニックの卓上型「スリム食洗機」

パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機に、本体の奥行きを約29cmに抑えた「スリム食洗機」が登場。賃貸住宅のシンク横に対応するように開発されたモデルで、ドアを開けても蛇口に干渉しにくい新機構が採用されました。分岐水栓に取り付ける通常のタイプ「NP-TSK1」(市場想定価格71,000円前後/税込)と、最近のトレンドであるタンク式「NP-TSP1」(市場想定価格83,000円前後/税込)の2タイプが同時発売(2021年11月15日発売予定)されるので、これまで設置場所の問題で導入を見送っていた方、要チェックです!

レギュラータイプはもちろん、「プチ食洗」よりも実際に使用する時に必要なスペースが小さい「スリム食洗機」

卓上型食器洗い乾燥機は、キッチンに簡単に後付けできるのが大きな魅力ですが、ある程度の広さの設置スペースが必要です。パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機には、奥行34.4cmのファミリー向けの「レギュラータイプ」(食器点数40点/約5人分)と、奥行30cmの少人数向け「プチ食洗」(食器点数18点/約3人分)という2タイプがラインアップされており、両タイプとも本体奥行のスリム化に尽力していますが、実際に卓上型食器洗い乾燥機を使っているユーザーの実状を調査してみると、半数近くがシンク横に設置できず、部材(置き場や脚)を別途用意して工夫していたのだそう。

卓上型食器洗い乾燥機はシンク横に設定するのが主流ですが、シンクまわりには調理スペースも確保しなければならないため、シンク横に設置できない住居も多いようです

卓上型食器洗い乾燥機はシンク横に設定するのが主流ですが、シンクまわりには調理スペースも確保しなければならないため、シンク横に設置できない住居も多いようです

今回発表された「スリム食洗機」は、約4人分の食器24点が収納できる、レギュラータイプとプチ食洗の中間に位置するモデルとなります。本体奥行は業界最薄の29cmで、プチ食洗と比べると、本体奥行を1cm減しつつ収納できる食器が6点多くなり、レギュラータイプと比較すると、食器点数は16点少ないものの本体奥行は4.6cm縮小されました。収納できる食器点数と筐体のバランスを考えると、本体奥行をスリム化するのはそれほど大変ではないように思われるかもしれませんが、レギュラータイプと同じ主要部品を29cmの本体奥行に収めるのはかなり苦労したとのこと。その甲斐もあり、スリム食洗機はスリムボディながらもレギュラータイプ同等の洗浄力を確保。プチ食洗には完備されていない、50℃以上の高圧水流で洗う「ストリーム除菌洗浄」も搭載されています(プチ食洗には、方式が異なりますが「バイオパワー除菌」が搭載されているので、いずれのモデルでも除菌洗浄は行えます)。

このたび、スリム食洗機が追加され、パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機のラインアップは、ファミリー向けの「レギュラータイプ」、少人数向けの「プチ食洗」、賃貸住宅向けの「スリム食洗機」の3タイプとなりました

このたび、スリム食洗機が追加され、パナソニックの卓上型食器洗い乾燥機のラインアップは、ファミリー向けの「レギュラータイプ」、少人数向けの「プチ食洗」、賃貸住宅向けの「スリム食洗機」の3タイプとなりました

収納できる食器点数が異なるため本体サイズも違いますが、スリム食洗機の洗浄性能はレギュラータイプと同等。レギュラータイプもシンク横に設置することはできますが、かなりシンク上部に張り出してしまっています

収納できる食器点数が異なるため本体サイズも違いますが、スリム食洗機の洗浄性能はレギュラータイプと同等。レギュラータイプもシンク横に設置することはできますが、かなりシンク上部に張り出してしまっています

写真はありませんが、本体奥行がさほど変わらないプチ食洗も、スリム食洗機同様に問題なくシンク横に設置できます。しかし、卓上型食器洗い乾燥機は本体を設置するスペースだけでなく、ドアを開けるスペースも確保しておかなければなりません。たとえば、本体奥行30cmのプチ食洗の場合、ドアが前側に開くため、ドア開放時の奥行は60.3cm必要です。レギュラータイプも同様に前側に開くドアを採用するため、ドア開放時の奥行は58.4cm必要。つまり、本体奥行をスリム化したとしても、ドアの開け方が従来と同じであれば実際に使用するのに必要なスペースはほぼ変わらないのです。そこで、スリム食洗機は本体前面の開閉軌道を抑え、開放した際のドアのせり出しが少ない「リフトアップオープンドア」機構を新開発。設置性を追求したドア設計により、ドア開放時の奥行は36.7cmと、大幅な省スペース化を実現しました。

レギュラータイプは、2つに分割されたドアが前に倒れる仕様。ドア開放時の奥行が58.4cm以上ないと、ドアが蛇口に当たってしまいます

レギュラータイプは、2つに分割されたドアが前に倒れる仕様。ドア開放時の奥行が58.4cm以上ないと、ドアが蛇口に当たってしまいます

スリム食洗機と本体奥行はそれほど変わらないプチ食洗もドアを前に開くタイプなので、ドア開放時の奥行が60.3cm以上ないと蛇口に干渉してしまいます

スリム食洗機と本体奥行はそれほど変わらないプチ食洗もドアを前に開くタイプなので、ドア開放時の奥行が60.3cm以上ないと蛇口に干渉してしまいます

スリム食洗機に採用された「リフトアップオープンドア」は、ドアが上下に同時に開く設計。開放時、上フタは本体上部にスライドし、前側に開いたままになる下フタは小型なので、蛇口に干渉しにくいのが特徴です

スリム食洗機に採用された「リフトアップオープンドア」は、ドアが上下に同時に開く設計。開放時、上フタは本体上部にスライドし、前側に開いたままになる下フタは小型なので、蛇口に干渉しにくいのが特徴です

レギュラータイプと比べると、ドア開放時に必要なスペースは約63%に! 本体奥行のスリム化と新機構のドアの採用により、スリム食洗機は、シンク横に設置できる可能性が、レギュラータイプに比べ約4倍にアップしたそうです

レギュラータイプと比べると、ドア開放時に必要なスペースは約63%に! 本体奥行のスリム化と新機構のドアの採用により、スリム食洗機は、シンク横に設置できる可能性が、レギュラータイプに比べ約4倍にアップしたそうです

プチ食洗もドア開放時のスペースは60.3cm必要なので、スリム食洗機のほうが省スペース。それでいて、1度に洗える食器点数はスリム食洗機のほうが多く、さらに、プチ食洗では収納できなかった直径26cmのフライパンなどの調理器具も入れられます。

スリム食洗機の庫内容積は約36Lで、約24点の食器を収納可能。まな板や包丁も入れられる広さです

スリム食洗機の庫内容積は約36Lで、約24点の食器を収納可能。まな板や包丁も入れられる広さです

コップをセットする上かごは可動式。シリコンカップなどの小物を入れた際には、かごを上方向にはねあげて固定すれば、洗浄中にシリコンカップが水流で飛ばされずに済みます

コップをセットする上かごは可動式。シリコンカップなどの小物を入れた際には、かごを上方向にはねあげて固定すれば、洗浄中にシリコンカップが水流で飛ばされずに済みます

おはしなどを入れる「コモノイレ」には、乳幼児用の食洗対応ソフトスタイをかけられるハンガーを装備

おはしなどを入れる「コモノイレ」には、乳幼児用の食洗対応ソフトスタイをかけられるハンガーを装備

直径26cmのフライパンや片手鍋も入ります

直径26cmのフライパンや片手鍋も入ります

洗浄力については、前述のとおり、レギュラータイプと同等。レギュラータイプと同じポンプを搭載しており、高さ約2mまで届く高圧水流を噴射します(下の動画参照)。小さな庫内に多くの食器を入れると必然的に食器と食器の間隔が狭くなりますが、隅々まで水流が届くように噴射口をレギュラータイプよりも2個多い23個配置。食器1点1点に対して多角的に水が当たるように噴射口の角度も調整されています。

もちろん、節水性もバッチリ。4人分の食器を洗うのにかかる1回分の使用水量は、手洗いよりもスリム食洗機のほうが約43Lも少なくて済みます

もちろん、節水性もバッチリ。4人分の食器を洗うのにかかる1回分の使用水量は、手洗いよりもスリム食洗機のほうが約43Lも少なくて済みます

待望のタンク型も登場

ここまで紹介した基本構造や洗浄性能は、分岐水栓に取り付ける通常のタイプ「NP-TSK1」とタンク式「NP-TSP1」ともに共通するもの。給水方法が異なるだけで、その他の部分はほぼ同じです。タンク式は、使用する際に水を手動で注ぎ入れる方式。分岐水栓に取り付けなくてもいいので、非対応の蛇口でも使え、シンク近く以外の場所にも設置できることから、最近トレンドとなっています。さまざまなメーカーから発売されていますが、前面に窓を備え、天面に給水口を配置するというように形状はほぼ同じ。収納できる食器点数も2〜3人分が主流です。その点、NP-TSP1は収納できる食器点数が約4人分と多く、デザインもシンプル。給水口も下部に装備されているので、給水をラクに行えるのも魅力です。

本体下部に貯水部が装備されているため、タンク式「NP-TSP1」のサイズは分岐水栓に取り付けるタイプ「NP-TSK1」よりも高さと奥行きが約50mm大きい、550(幅)×341(奥行)×600(高さ)mmとなります。重量は、通常タイプが16kgで、タンク式が19kg

本体下部に貯水部が装備されているため、タンク式「NP-TSP1」のサイズは分岐水栓に取り付けるタイプ「NP-TSK1」よりも高さと奥行きが約50mm大きい、550(幅)×341(奥行)×600(高さ)mmとなります。重量は、通常タイプが16kgで、タンク式が19kg

NP-TSP1は通常タイプよりも本体奥行はあるものの、ドア開放時に必要な奥行きは36.7cm。使用するのに必要なスペースは、通常タイプと同じです

NP-TSP1は通常タイプよりも本体奥行はあるものの、ドア開放時に必要な奥行きは36.7cm。使用するのに必要なスペースは、通常タイプと同じです

タンク式は使用する際に、付属の給水カップで給水しなければなりません。タンク式食洗機の多くは上部に給水口がありますが、NP-TSP1は給水がラクに行えるように下部に配置されています

タンク式は使用する際に、付属の給水カップで給水しなければなりません。タンク式食洗機の多くは上部に給水口がありますが、NP-TSP1は給水がラクに行えるように下部に配置されています

NP-TSP1の給水口は横に広いのもポイント。水が注ぎやすく、飛び散りも抑えられます。なお、食器洗い乾燥機の使用時に給水しなければならない水量は9L。付属の給水カップが2Lなので、給水作業を5回繰り返します。満水になると、アラーム音で知らせる機能も完備

NP-TSP1の給水口は横に広いのもポイント。水が注ぎやすく、飛び散りも抑えられます。なお、食器洗い乾燥機の使用時に給水しなければならない水量は9L。付属の給水カップが2Lなので、給水作業を5回繰り返します。満水になると、アラーム音で知らせる機能も完備

また、タンク式「NP-TSP1」は分岐水栓に取り付けて使うことも可能。ライフスタイルの変化に合わせて、設置方法を変えることができます

また、タンク式「NP-TSP1」は分岐水栓に取り付けて使うことも可能。ライフスタイルの変化に合わせて、設置方法を変えることができます

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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