冬のデスクワーク。特に在宅だと、部屋の温度調整が難しいですよね。
室温を高くしすぎると眠くなっちゃうけど……
エアコンの温風が届かない足元だけは寒いまま……なんてことも
かといって、足元に電気ストーブを置いておくと、やけどするほど熱くなってしまったり……難しい!
そこで、足元だけをほどよく温めてくれる、ちょうどいい暖房器具を見つけました。
アイリスオーヤマ「デスクパネルヒーター」
こんな感じで、床に立てて使うヒーターです
高さは約48cm。幅は、3面に分かれているうちの中央部が約45cmで、左右がそれぞれ約30cmです。デスクの足元に置くのにちょうどいいサイズ感。
操作は、ホットカーペットの要領で温度の強弱を決めるだけ!
約40〜55℃(室温20℃の場合の表面温度)の間で無段階に調節できます。
で、ここに足を突っ込んで使うわけです
しかし、密閉されているわけでもないし、こんなのでちゃんと温かくなるのか? 半信半疑でしたが……。
足元からじんわりと温まってくる!
足を取り囲んだパネルヒーターが3方向から熱してくるため、足周辺の空間がじわ〜っと温まってきます。
パネル自体はそこまで熱くなるわけではないので、足で触ってもまったく問題なし
当然、もし倒してしまったとしても火事になる心配はないでしょう。目につかない足元に置いて使うものだけに、この安心感はうれしい。
安定感については左右のパネルを開く角度次第ですが、しっかり90°くらいの角度で立てていればちょっとやそっとでは倒れないと思います!
「強」にしても、電気ストーブなどと比べるとひかえめな温度ですが、パネルの面積が広く“面”で熱してくるため、思った以上にしっかりと温めてくれます。
そのまま使ってもなかなか温かいですが、おすすめなのがひざかけと併用すること。
こうすると……ほぼこたつ状態に!
足元だけでなく、ももあたりまでしっかりと温まって、これは快適!
電気ストーブにひざかけを乗せたら火事待ったなしですが、パネルヒーターだったら問題なしです。
地味にうれしいのが、6時間で自動的に電源が切れる機能
実際、ほんのりと自然な温かさなので、使っていることをすっかり忘れ、電源を切り忘れることが何度もありました。
最大でも6時間でいったん電源が切れてくれると、電気料金の面でも安心です。
さらにうれしいのがコンパクトさ。
使っているときはこんな感じですが
折りたためば、こんなにスリムに!
これだったら、シーズンオフには家具のスキマなどに突っ込んでおけそうです。使う季節が限られる家電としてはありがたいところ。
昔から「頭寒足熱」と言って、頭を冷やし、足を温めると、健康や集中力などが向上すると言われています。
この「デスクパネルヒーター」はそんな「頭寒足熱」を実践するのにピッタリの家電じゃないでしょうか!
藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。