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洗剤を入れる手間なし! 「液体洗剤自動投入」機能搭載の卓上型食器洗い乾燥機で家事をもっと楽に

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毎回洗剤を量ったり、入れたりしなくていい“手間なし”を実現する「液体洗剤自動投入」機能を搭載した、卓上型食器洗い乾燥機がパナソニックから登場。新モデル「NP-TZ500」の洗浄力をメディア向けセミナーで見てきました!

ホワイトとシルバーの2色を用意。サイズは550(幅)×344(奧行)×598(高さ)mm。市場想定価格は105,000円前後(税込)で、2024年6月下旬発売予定です

ホワイトとシルバーの2色を用意。サイズは550(幅)×344(奧行)×598(高さ)mm。市場想定価格は105,000円前後(税込)で、2024年6月下旬発売予定です

庫内の配色もホワイトとシルバーで異なります

庫内の配色もホワイトとシルバーで異なります

液体洗剤を自動投入してくれる機能を新搭載

食器洗い乾燥機は、洗う&乾かす作業を“おまかせ”できますが、食器を入れた後、毎回、洗剤(粉末、液体洗剤、タブレット洗剤)を入れる必要があります。パナソニックの既存の卓上型食器洗い乾燥機の取扱説明書を見てみると、通常の洗剤量のほか、油汚れや食物の色素(トマトケチャップ、ミートソース、カレーなど)の汚れが多いときに入れる、少し多めの洗剤量も記載されていました。ただ、総食器点数に対して油汚れが付いた食器が少ない場合など、どのくらいの洗剤量を入れればいいのか迷うことがあります。洗い残しがあるよりは……と、“とりあえず”少し多めに入れている人も多いのではないでしょうか。

取扱説明書に洗剤量の目安は記されているものの、「今回は少し多めに入れよう」など感覚で調整している人は多いのでは?

取扱説明書に洗剤量の目安は記されているものの、「今回は少し多めに入れよう」など感覚で調整している人は多いのでは?

新モデル「NP-TZ500」に搭載された「液体洗剤自動投入」機能は、こうした洗剤量を考えるちょっとした煩わしさや投入の手間を解消。さらに、洗剤の不足や入れすぎによる洗剤のムダな消費を防いでくれます。準備は、庫内にある「洗剤タンク」に食洗機専用の液体洗剤を入れ、「液体洗剤自動投入」機能をオンにしておくだけ。後は、運転をスタートするだけで必要な量の洗剤が自動で投入されます。

「下カゴ」の下に「洗剤タンク」があります

「下カゴ」の下に「洗剤タンク」があります

「下カゴ」を取り出さなくても斜めに固定できるので、「洗剤タンク」へのアクセスも手間取りません

「下カゴ」を取り出さなくても斜めに固定できるので、「洗剤タンク」へのアクセスも手間取りません

「洗剤タンク」のふたを外し、液体洗剤を注ぎ入れれば、事前準備完了。「洗剤タンク」の容量は約250mLで、約30回分(「汚れレベル3」で運転した場合)の洗剤を入れておけます

「洗剤タンク」のふたを外し、液体洗剤を注ぎ入れれば、事前準備完了。「洗剤タンク」の容量は約250mLで、約30回分(「汚れレベル3」で運転した場合)の洗剤を入れておけます

なお、「洗剤タンク」に液体洗剤が入っていても「液体洗剤自動投入」機能をオフにすれば、別の食器専用洗剤を手動で投入して洗浄できます。

汚れに合わせて洗剤量や洗浄時間・回数を調整する「おまかせコース」

「NP-TZ500」には、食器が少ないときは「L2」、念入りに洗いたいときは「L4」というように、食器の汚れや量に合わせて「汚れレベル」を設定して洗う5つの洗浄コースに加え、「液体洗剤自動投入」機能のメリットを最大限に生かす「おまかせコース」が搭載されています。もちろん、「おまかせコース」以外の洗浄コースでも「液体洗剤自動投入」機能は使用可能。

「おまかせコース」はスタートを押すだけで“賢く”洗ってくれるコースです

「おまかせコース」はスタートを押すだけで“賢く”洗ってくれるコースです

「おまかせコース」で運転すると、約10分行われる予洗い後に汚れセンサーで着色汚れを検知し、汚れ具合に応じて最適な洗剤量が投入されます。その後、洗浄工程に進み、洗浄が終わった段階で汚れセンサーが油脂汚れを検知し、汚れが残っている場合は、洗剤を投入して洗浄工程を追加。洗浄の時間も汚れに合わせて長さが変わります。

「液体洗剤自動投入」機能があるから、追加で洗浄する場合もいちいち洗剤を入れる手間がありません

「液体洗剤自動投入」機能があるから、追加で洗浄する場合もいちいち洗剤を入れる手間がありません

セミナーの会場では、汚れの付いた食器を「おまかせコース」で洗浄する実演が行われました。

これほど少ない食器点数で洗浄することは実際にはありませんが、取扱説明書どおりに食器を入れれば、センサーで汚れを検知してしっかり汚れを洗い流すそう

これほど少ない食器点数で洗浄することは実際にはありませんが、取扱説明書どおりに食器を入れれば、センサーで汚れを検知してしっかり汚れを洗い流すそう

「おまかせコース」で洗浄後の食器(左側)。カレーや肉の脂を付けて20分放置してから洗浄しましたが、きれいに落ちて食器はピカピカになりました

「おまかせコース」で洗浄後の食器(左側)。カレーや肉の脂を付けて20分放置してから洗浄しましたが、きれいに落ちて食器はピカピカになりました

動物性の脂は約40〜50度でないと溶けませんが、手洗いでは約20〜30度でしか洗浄できないため、なかなか落ちません。食器洗い乾燥機は手洗いでは難しい高温で洗うことができるうえ、酵素・漂白成分が入った洗剤、強い水流を組み合わせて洗うので、手洗いよりも高い洗浄力を発揮します。こうした点は「NP-TZ500」も同様。50度以上のお湯と強力な洗剤成分に加え、高さ約2mに届く強い水流で食器の隅々まで洗い流す「ストリーム除菌洗浄」で、食器の汚れを落とすとともに除菌します。

ブーメラン状の3つのノズルが回転しながら上向きに洗剤液や水を噴射し、奥にあるノズルから手前に洗剤液や水を噴射。強力な水流を扇状に噴射することで、食器の隅々まで洗浄します

ブーメラン状の3つのノズルが回転しながら上向きに洗剤液や水を噴射し、奥にあるノズルから手前に洗剤液や水を噴射。強力な水流を扇状に噴射することで、食器の隅々まで洗浄します

下の動画は、「NP-TZ500」の庫内に設置したカメラで、カレーを付けてから1時間放置した食器が洗浄される様子を撮影したもの。途中、水流の強さでカメラが傾いてしまいましたが、このように汚れを落としていきます。

「NP-TZ500」に入れられる食器点数は40点(約5人分)。「ストリーム除菌洗浄」の後、ヒーターで食器を乾かし、「ナノイーX」で庫内の臭いを抑制・除菌するため、まとめ洗いでも臭わず、清潔

「NP-TZ500」に入れられる食器点数は40点(約5人分)。「ストリーム除菌洗浄」の後、ヒーターで食器を乾かし、「ナノイーX」で庫内の臭いを抑制・除菌するため、まとめ洗いでも臭わず、清潔

もっと少ない水量で洗浄できるようになった!

食器洗い乾燥機は、手洗いよりも汚れがしっかり落とせるだけでなく、節水性の高さも強み。「NP-TZ500」の洗浄方法(ストリーム除菌洗浄)は従来モデルと同じですが、庫内にある貯水部分の構造を改良することで、従来モデルの「NP-TZ300」と比べ、1回(5人分相当の食器)の使用水量を約10%削減しました。

貯水部分をフラットな形状にしたことで、循環させるときに水を余すことなく使えるようになり、使用水量が減らせたそう

貯水部分をフラットな形状にしたことで、循環させるときに水を余すことなく使えるようになり、使用水量が減らせたそう

日本電機工業会の自主基準に基づき、5人分相当の食器を手洗いと「NP-TZ500」で使用水量を比較。下に溜まっている青い水が使用水量ですが、6倍くらい違うように見えます

日本電機工業会の自主基準に基づき、5人分相当の食器を手洗いと「NP-TZ500」で使用水量を比較。下に溜まっている青い水が使用水量ですが、6倍くらい違うように見えます

カタログ値によると、「汚れレベル3」での1回分の使用水量は手洗いが約75Lで、「NP-TZ500」が約9.9L。手洗いの約1/7の使用水量で済むため、水道代が抑えられます。同条件時の消費電力は約770Whとのことなので、1kWhあたり31円で計算すると1回あたりの電気代は約23円。当然、汚れによって水道代や電気代は変わりますが、手洗いよりも節水でき、負担が減らせるのは間違いないでしょう。

中村真由美(編集部)
Writer / Editor
中村真由美(編集部)
モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。気づけば15年以上、生活家電の情報を追い、さまざまな製品に触れています。
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