ウィナーズが展開する家電ブランド「レコルト」が、コードレスで場所を選ばず使える「コードレス カプセルカッター ボンヌ」を2024年7月3日に発売しました。
累計台数90万台以上を出荷している同社のフードプロセッサー「カプセルカッター」シリーズから、新たなコードレスモデルが登場ということで、気になる特徴や機能、使いやすさを新製品発表会で見てきたので紹介していきます。
カラーはクリームホワイトとナチュラルブラックの2色。本体サイズは約128(幅)×230(高さ)×120(奥行)mm、本体のみの重量は約700g(本体にカバー、ガラスカップ、4枚刃ブレードを合わせた重量は約1.5kg)。価格は9,900円(税込)
「コードレス カプセルカッター ボンヌ」は、2019年に発売された「カプセルカッター ボンヌ」がコードレスになって、さらに使いやすくなったフードプロセッサーです。もちろんただコードレスになっただけではありません。新製品発表会の様子や本製品のポイントを1分ほどの動画にまとめたので、まずはこちらをご覧ください。
本機にはさまざまな特徴がありますが、個人的には気になった3つのポイントを改めて紹介したいと思います。まず1つ目のポイントが、コードレスとは思えないパワフルさです。
コード式の「カプセルカッター ボンヌ」は、食材を専用カップに入れて上にモーターユニットをセットし、本体上部のボタンを押して攪拌するタイプで、コードレスの本機も基本の仕様は変わりません。
一般的に、コードレスになることで攪拌するパワーがダウンしそう印象ですが、発表会の実演では、市販のロックアイスを10秒ほどで、かき氷状に砕いてしまうパワフルさを披露してくれました。
毎分23,000回で高速回転するDCモーターを搭載し、パワーもばっちり。市販のロックアイスは一般的な冷蔵庫で作った氷より大きく、硬さもありますが、あっという間に砕いてしまいました
続いての2つ目のポイントは、コンパクトさです。コードレスになり、パワフルさも十分となると、バッテリーの増加などで本体のサイズが大きくなってしまいがち。
しかし、本機はリチウムイオン電池やDCモーター、基板などの内部の構造を見直し、試作を繰り返すことで、コード式の前モデルとほぼ同サイズに収めることができたそうです。
試行錯誤を重ね、モーターユニット部分はコード式の「カプセルカッター ボンヌ」よりもコードレスモデルのほうが約100g軽量化しているそう
充電はUSB Type-Cで行い、満充電までの充電時間は約3.5時間、満充電時の動作時間は約12分
最後の3つ目のポイントは、使いやすさです。コードレスになり、場所を選ばずに使えるだけでも十分便利なのですが、使用用途が豊富なところも大きな魅力と言えます。
本機は4枚刃ブレードで行う「刻む」「混ぜる」「砕く」「練る」「つぶす」に加え、付属プレートを使った「おろし」「鬼おろし」「泡立てる」の計8種の調理が可能。
また、食材を入れるカップをガラス製にすることで、食材の色やにおいが移りにくくなるだけでなく、食材の油分などもサッと洗い落としやすくなっているそう。こうした細かな使いやすさにも、しっかり配慮されているところがポイントです。
両面おろしプレート、泡立てプレート、プレートシャフト、スパチュラなどが付属
大根おろしにこだわっており、両面おろしプレートを使用した通常のおろし機能に加え、目の粗い「鬼おろし」も作れます
ということで、「コードレス カプセルカッター ボンヌ」を改めて振り返ってみると、前モデルの「カプセルカッター ボンヌ」をただ単純にコードレスにしたわけではなく、使いやすさにしっかりこだわってコードレス化した! という印象を強く感じました。
やはりパワフルかつスピーディーに食材をカットしたり、攪拌したりできるのは料理の手間が大幅に省けますし、豊富な付属プレートはさまざまな料理に活用できそうです。シンプルな操作性で場所を選ばずに使える本機は、日々の料理を手助けしてくれるキッチンまわりの新たな相棒になるかもしれません。
ほかにもデザインや使いやすさにこだわっているので気になった方は、価格.comのクチコミや家電量販店でぜひチェックしてみてください。
付属のレシピブックには本機を使用した32のレシピが紹介されているので、「買ったけど何に使ったらいいかわからない」なんて心配も不要。いろいろ活用したい人や料理の幅を広げたい人にもうってつけでしょう