レビュー
“手洗いの10倍キレイになる”というあの洗顔ブラシがマッサージにも対応!

検証! マッサージもできる電動洗顔ブラシ「ビザピュア アドバンス」

肌ケアの基本は「汚れを落とすこと」。特に、毎日化粧や日焼け止めを使用する女性は、きちんとクレンジングをしたつもりでも汚れが毛穴に残っていることがあります。毛穴に残った汚れは酸化の原因となり、肌の老化を早めるほか、くすみやニキビ、そしてシワの原因にもなるといいます。

そこでいま人気なのが、電動洗顔ブラシ。筆者は、使用後には化粧水がグイグイ吸い込まれるような感覚が気に入って、数年前からフィリップスの「ビザピュア」を使用しています。ところが最近、このビザピュアにマッサージ機能を装備した「フィリップス ビザピュア アドバンス SC5320」が発売されました。今の洗顔機能に不満はないのですが、「アドバンス」と名が付くだけに、どのように進化したのか興味津々。使ってみました!

“洗顔からマッサージまでコレ1本できる”とは?

ビザピュアは、本体先端に回転するブラシを搭載した洗顔ブラシ。泡立てた洗顔料を顔にのせ、その上からビザピュアを肌に軽くあてて滑らせるだけ。簡単に洗顔ができるのが特徴です。また、お風呂場で使うこともできるので、「夜の洗顔はお風呂のついでに」という人にもピッタリというわけです(防水性能は、30分間水深1m程度の真水につけても内部に浸水しないレベル「IPX7」となっています)。

本体サイズは45(幅)×200(高さ)×45(奥行)mm(充電スタンドを除く)。本体重量は、ブラシと保護キャップ込みで約160g。ノーマル肌用の洗顔ブラシのほか、タッピングヘッドが付属

操作ボタンは電源ボタン1つのみ。電源ボタンを2回押すと回転数などを変更できます。表面はザラザラとした質感で、濡れた手でも滑りにくく感じました

付属の充電台。本体をのせるだけで充電できるほか、充電中もブラシが露出するデザインなので、濡れたブラシを充電しながら乾かすこともできます

ブラシ先は引っ張るだけで簡単に取り外し可能で、用途の違うパーツに交換することができます。ブラシの種類も多く、標準で付属する「ノーマル肌用」ブラシのほか、別売りで柔らかな「敏感肌用」、汚れを取り除くスペシャルケア用の「毛穴ディープクレンジング」に、週一回が使用目安の「エクスフォリエーション(角質ケア)」、そして毛足が長くニキビ予防に効果的だという「アクネブラシ」などがあります。替えブラシは、3か月に一度交換することが推奨されていて、1,500円前後で購入可能です。肌に直接触れるものだけに、衛生面は気をつけたいもの。比較的リーズナブルな価格な価格でブラシを交換できるのはうれしいポイントですね。

SC5320に付属するのは「ノーマル肌用」ブラシ(写真左)と、「タッピングヘッド」(写真中央)、そして別売りの「フレッシュアイヘッド」(写真右)の3つ。「ヘッド自動認識機能」を搭載しており、ヘッドを装着すると「ピッ」という電子音とともに最適な操作に切り替わります

まずは洗顔の実力をチェック

マッサージができるようになったとはいえ、やはりビザピュアの魅力は「洗顔」。そこで、まずは従来からある洗顔機能を試してみました。ビザピュアは前述したように、クルクル回転するブラシで、顔を洗顔しますが、じつは回転だけでなく微妙に上下にも動いています。さらに、説明書によると、音波振動も発生。これらの作用で効率よく毛穴の汚れを落とすそうです。

上の動画のように、ボタンを1回押すと「ジェントルモード(低速設定)」、もう一度ボタンを押すと「ディープモード(高速設定)」、さらにもう1回押すとOFFになります。使い方はシンプルで、ブラシと肌を水で濡らした後、泡立てた洗顔料を顔に乗せて回転するブラシをかるーく滑らせるだけ。ブラシは20秒ごとに小停止するので、停止ごとに「顔右側」「顔左側」「Tゾーン」と、3つのゾーンを移動。つまり、顔全体を1分で洗顔します。洗浄力は高いですが洗顔時間が短く、「洗いすぎ」の心配はなさそうです。

今回は標準で付属する「ノーマル肌用」ブラシを使用しましたが、ノーマル肌用とはいえ、毛の一本一本は非常に細く肌にやさしそう。また、毛が細くても毛量が多く、コシがある毛なのでしっかりとしたした使用感もあります。泡だてた洗顔料の上を滑らせると“ショワショワ”と、泡が微振動するような心地よい感触が味わえるのも気持ちよく気に入っています。

泡立てた洗顔料をのせた顔に、ビザピュアをスーッと滑らせます。鼻の脇など、手では洗いにくい場所もスッキリ洗えて気持ちいい!

そして、特筆したいのは、やはり洗浄力! 筆者はもともと手洗い派だったのですが、ミルクタイプのマイルドなクレンジングを使用するため、化粧落ちに不安がありました。というのも、リキッドファンデーションにパウダーファンデーション、さらにフェイスパウダーという「バッチリメイク」をした日は、クレンジング後にもかかわらず、コットンに汚れが付くことがあるからです。しかし、ビザピュアを使用した日は、バッチリメイク後もコットンが汚れることはありませんでした。さらに、ビザピュアを使用した後は、なんとなく化粧水や乳液の「ノリ」がよく、肌の状態がよいのです。

両腕にファンデーションを厚塗りし、左は手洗い、右はビザピュアでクレンジング。その後、ふき取り化粧水でゴシゴシふくと手洗いのコットンには汚れがゴッソリ!

細かな凹凸のあるオレンジに、フルメイクを施したもの。落ちにくいアイライナーは果たして取れるでしょうか?

まずは、ミルククレンジングで軽くクレンジング。アイライナーと口紅をたっぷり使用したせいか、クレンジング後もかなり化粧が残っています

最後に、片方は手洗い、残りはビザピュアで洗顔。ビザピュアで洗顔したほうに比べ手洗いのオレンジは、凹凸の部分に洗い残しがみられます

効果に不満のないビザピュアですが、筆者が3年前から唯一面倒に感じるのが洗顔時の「泡立て」作業です。ビザピュアのサイトにも“手のひらで洗顔料をたっぷり泡立て”とあるのですが、ビザピュアと泡立てネットの両方を準備するのがちょっと面倒。個人的には、せっかく回転と音波振動を発生する機械が手元にあるのだから、この力で泡も立ててくれれば……などと思っています。

マッサージタップは予想以上の実力

さて、いよいよ「アドバンス」の特徴でもある「タッピングヘッド」を使ってみます。こちらは5個のボールが放射状に配置されたマッサージヘッド。説明書によると、顔の中心から外側に滑らせることで、フェイスラインを引き締めてくれるそうです。ちなみに、マッサージ時はマッサージクリームを使用しても、なにもつけない状態でも、どちらでも大丈夫だそう。ビザピュア本体さえあれば、ちょっとした空き時間にケアができるので便利です。

タッピングヘッドは、ボタンを1回押すと「ジェントルモード(低速設定)」、もう一度ボタンを押すと「ディープモード(高速設定)」。そして2秒ほど長押しすると反対方向に回転します。実際に使用してみると……予想以上に気持ちよい! 丸いヘッドが肌を包み込むような感触があり、同時に細かな振動で肌を揺らすような刺激も味わえます。説明書には「750回/分指先でタッピングされる感覚」とあり肌の摩擦を警戒していたのですが、ヘッドの回転とともにボール部分も個別に転がるため、摩擦はほとんどありません。使用後は血行がよくなったのか、肌がポカポカと温まり、頬が少し上がったように見えます。

タッピングはリンパの流れに沿って行うため、顔エリアでの順番が決まっています。最初は半時計まわりに回転するので顔の右側に、1分30秒後に時計回りに回転方向が変わるので顔の左側にあてて行きます

向かって右側の顔だけタッピングをしたところ。頬の高い部分がタッピングしたほうが上に上がっているのがわかる。また、右側のみ血行がよく、肌の色も健康的

そして、無精な筆者にとっては「ヘッドが勝手に動いてくれる」のもポイントが高い! じつは筆者は顔の上をコロコロする「美顔ローラー」も持っているのですが、コロコロするのが面倒であまり使用していませんでした。しかし、タッピングヘッドはほとんど自分が動く必要ない上、非常に気持ちよいので、飽きずに続けられそうです。買ったものの、使うのが面倒だったマッサージクリームも、これがあればどんどん消費できそう。

ただし、説明書によるとタッピングヘッドの使用は週に2〜3回が適切だそう。気持ちがよいので朝晩の洗顔のたびに使いたかったのですが、あまり使いすぎるのもよくないみたいですね。

別売りの「フレッシュアイヘッド」は、毎秒120回の微振動とひんやりとしたクーリング効果で目もとを引き締めるヘッドです。電源スイッチを1回押すと微振動とクーリングの施術ができ、2回押すと、さらにヘッドが回転します。施術時間は左右約15秒づつで、両目で約30秒。こちらは1日1回、朝使用するのがいいみたいです。

フレッシュアイヘッドは、ボタンを1回押すと「モード1(振動)」、もう一度ボタンを押すと「、モード2(振動と回転)」に移行します。モード2中に2秒長押しすると逆回転します

正直なところ、こちらはタッピングヘッドほどの「効いている!」という感動はありませんでした。それでも、目が疲れている時に使用するととても気持ちよく、まぶたの腫れぼったさが改善していました。

フレッシュアイ使用後の目周りを比較。右目にのみフレッシュアイを使用し、反転して並べてみましたが、使用していない目は奥二重で腫れぼったいのに、使用した目はまぶたがすっきりして二重の幅が大きく見ええます

まとめ

筆者は初代ビザピュアから愛用していますが、本製品使用中は肌の調子がよく「購入してよかった」と思っています。一時使用をやめていた時期もあったのですが、その間は吹き出物と肌の「くすみ」に悩まされ、洗顔の重要さを再認識しました。

SC5320は洗顔した後に、ヘッドを変えるだけでスムーズにマッサージに移行できるのが非常に便利。「洗顔ブラシ」と「美顔器」を両方個別に購入すると、充電するコンセントが複数必要だったり、収納場所に悩まされますが、SC5320ならばこれらの問題もありません。また、価格も20,000円以下なので(2015年10月20日現在/価格.com最安値)複数の美容家電を購入するよりリーズナブルだと思います。

洗顔性能は、これまでのビザピュアとあまり変わったように感じられませんでした。そのため、以前のモデルを持っており「洗顔機能のみあればいい」というならば、買い替えなくてもいいかも。でも、筆者もそうですが、このタッピングヘッドの気持ちよさと輪郭をグイグイ引き上げる感覚を体験したら……クセになってしまうかもしれません。

倉本 春

倉本 春

パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーという、異色の経歴を経た家電ライター。家電を活用することで、いかに家事の手を抜くかに日々頭を悩ませている。

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