レビュー

背中、洗えてますか? 泡と回転でやさしく洗う電動ブラシ「ビジョーナ」が気持ちイイ〜♪

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ちゃんと洗っているのに、背中のザラつきやプツプツ、ベタベタが気になることありませんか? 冬は乾燥のほか、汗をかきにくく代謝が悪くなるため、肌トラブルが多いと聞きます。これに加え、背中や胸元は意外に皮脂分泌量が多く問題が起こりやすいのだそう。肌の露出が少ないこの時期、特に背中のケアなどは手を抜いてしまいがちですが、女性たるもの、いつ背中や首筋が見えてもあせらない状態でいられるよう、日頃から「背中ケア」を心がけたいもの……と言い聞かせ、筆者が購入したのが、今回紹介するコイズミ「Bijouna KBE-2310」です。

コイズミの美容機器「Bijouna(ビジョーナ)」シリーズの電動ボディブラシ「KBE-2310/P」。3,000円前後というお手頃価格もポイント(2016年2月6日現在価格.comにおいて)

夏場はマッサージによるダイエット効果を期待し、刺激が気持ちいい豚毛のボディブラシを使用していたのですが(背中をブラシでゴシゴシと刺激すると代謝がアップしダイエット効果が高まるとか!?)、柄が長い分手が疲れるし、冬場は乾燥している皮膚をもう少しやさしく洗ったほうがよさそうだと思い、選んだのがコレ。“極細毛のブラシで、擦らず、やさしく、すっきり洗い上げる”がウリ。約1か月使った使用感をレポートします。

想定外に多機能!「回転パターン3種類×スピード3段階」が選べる

るブラシ部と持ち手部分に分かれており、持ち方・使い方は想定どおりといったところ。ボディ用ブラシが直径約7.5cmと大きいので、背中など広い部分が洗いやすくなっています。気が利いているのは、付け替えられる「軽石アタッチメント」が付属していること。どうせ回転する機構なんですから。ナイスアイデア!

そして当然ながらBijouna KBE-2310はボディ洗浄ブラシなので、お風呂で使用するのに問題ない防水仕様となっています。

本体のサイズは、56(幅)×77(奥行)×167(高さ)mmで、延長ハンドル(写真右端)を付けることで約100mm長くなります。重量は約125g。ボディ用ブラシと軽石アタッチメントが付属

アタッチメントは引っ張ると手軽に抜けます。付ける際には軽く押し挿し、小さくカチッという音がすればOK。カンタンに行えます

電池は単3型アルカリ乾電池(2本)を使用。筆者は「eneloop」を使用しましたが、問題なく動作しました

電池は単3型アルカリ乾電池(2本)を使用。筆者は「eneloop」を使用しましたが、問題なく動作しました

そして想定外だったのが、案外多機能だったこと。手頃な価格から、正直このあたりは大きな期待はしていなかったのですが、ブラシの動作パターンをトータルで6種類から選べるようになっていました。肌の弱い人、もっと爽快感が欲しい人、また、背中なけでなくデコルテ、ヒップなど、部位によって洗い方を変えたいといったニーズに対応できるようになっています。

本体ハンドル部分の上部のボタンを押すごとに「低→中→高」と回転速度を変えられ、下の電源ボタンを押すごとに、「右回転→左回転→左右回転」と回転を変えることができます。電源ボタンを長押しすると停止

上の動画でわかるように、「左右回転」では、それぞれ1回転ではなく、半回転くらいで左右を往復する感じになり、ゴシゴシと洗う感じになります。

洗い心地はGood! 使い勝手はちょっと惜しい部分も

使用感ですが、結論から言うと、洗い心地はバッチリでした。ブラシも大型でやわらかいので、筆者は、背中を洗う際には“高速&左右回転”が定番となりました。それでも、ヒリつく感じはなく、せわしなく回転する分泡立ちがよく、しかもきめが細かいので、ふんわり包み込むように毛穴までしっかり洗ってくれる、という感じです。

使い勝手については、いくつか気になる部分もありました。まず、以下の画像でわかるように、“背中を洗うブラシ”としては、延長ハンドルを付けても体が固い人や男性には、ちょっと長さが足りません。

比較的体が柔らかい女性(身長165cm)。延長ハンドルをつければ問題なく背中が洗えます

比較的体が柔らかい女性(身長165cm)。延長ハンドルを付けると(写真右)問題なく背中の真ん中まで洗えます

普段から特に運動をしない、体の硬い男性(身長178cm)。写真右の延長ハンドルを付けた状態でも背中まで程遠い感じです……

また、延長ハンドルには凹凸がいっさいない点が気になりました。ソープでヌルヌルした手だと滑ってしまうのです。しかも人参のように円錐形。力をいれれば入れるほどすっぽ抜けてしまいます。さらに、上手く差し込めてしっかりと固定できた場合はよいのですが、使用中に抜けてしまった場合、再度差し込もうとしても泡や水で滑ってしまい、なかなか装着することができません。持ち手には凹凸を、はめ込み部にはカチッとはめ込めるストッパーなどがあれば便利だと思うのですが……。

延長ハンドルはプラスチック素材で、本体のグリップ部に力でグイグイと差し込んで装着。これが抜けやすい……。延長ハンドルは凹凸がないので滑りやすい。残念!

まとめ

購入してから2ヶ月。基本的には、Bijouna KBE-2310は筆者の定番お風呂家電となっています。やっぱり背中をワシャワシャと洗う気持ちよさは、これぞ“かゆいところに手が届く”といった感じで、たまりません。それでいて、ブラシがやわらかく、せわしない動きで勝手にふんわりソープ泡を作ってくれるので、肌の調子もよいように感じています。ただ、やはりハンドルの滑りやすさはどうにかならないかなぁと思います。つかみやすくて滑らない、そして、あと5〜10cm長い新延長ハンドルを作ってほしいです。

ちなみに、横方面に体格がよくなってきた夫に試用してもらったところ「背中に全然届かない」と言いました。また、使っているところを覗いてみたら、回転しているBijouna KBE-2310を、普通のボディブラシのように体に押し当てて左右上下にゴシゴシとこすって洗っていました。「やさしすぎてちょっと物足りない、自分が洗ったほうが作業が早い」のだそうです……。

……Bijouna KBE-2310は、せっかちで体の硬い男性にはあまり向かないかもしれません(笑)。

高橋美幸(編集部)
Writer
高橋美幸(編集部)
家電製品アドバイザー。家電製品を中心にレポート・レビュー記事を担当。趣味は、バイクとカメラと作業中の家電の働き具合を監視すること。特に洗濯機。
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