一日の多くの時間をパソコン作業に費やす筆者。マウスを動かしてキーボードを打ち続けるという、手を酷使する作業を毎日繰り返しております。そんな時に筆者が行うのが手のマッサージ。実は手には、圧して刺激することで体調が改善されたり諸症状が緩和されたりする“ツボ”がたくさんあります。“ツボ”は身体全体にあり、本来は身体全体の“ツボ”を刺激することが一番いいのですが、手の“ツボ”を刺激するだけでもかなりの効果があるんですよ。
たとえば、指を親指と人さし指でつまみながら揉んでマッサージするだけで疲れから開放されてスッキリした気分になりますし、手のひらの中心を親指で押したり、軽く揉んだりするのもいいですよ。ほかにも心臓や腎臓といった内臓に効く“ツボ”もあります。とはいえ、自分でマッサージし続けると、今度はマッサージで手が疲れた…、なんてことになりかねません。そこで、楽をして手のマッサージを行おうと、こんなものを購入してみました。
筆者が購入したのは、日立の「エアクリエ ハンド」。単三形電池4本(別売)で使えるコードレス仕様の手用マッサージ機です。ほかにもふくらはぎ用の「エアクリエ レッグ」、足用の「エアクリエ フット」があります。いずれも本体の中に複数のエアーバッグを内蔵し、エアーバッグが空気を加圧⇔開放を繰り返すことで、包み込むようにマッサージする仕組み。
![]() |
ミトン形になっており、手を差し込むだけでOK。もちろん左右どちらにも対応します |
![]() |
裏面は面ファスナーになっているので、手の大きさに合わせて調整できます |
![]() |
奥行きは約19cmまで対応とのこと。男の筆者でも十分なサイズでした |
動作モードは、複数のエアーバッグが同時に加圧⇔開放を行う「ひきしめモード」と、交互に加圧⇔開放を行う「くつろぎモード」の2種類。また、それぞれのモードで強・弱を選べるので合計4種類のマッサージを体感できます。
![]() |
モードと強弱はこのスイッチで選択 |
![]() |
動作中はエアーバッグのモーター音がしますが、あまり気にならないレベルです |
それぞれのモードの動作の様子を動画で撮影してみました。まずはくつろぎモードからご覧ください。外側からの映像ではなかなかわかりづらいかもしれませんが、動作音なども伝わるかと思います。
くつろぎモード
続きてひきしめモードです。
ひきしめモード
4種類のモードすべてを試してみましたが、「くつろぎモード」の“強”が筆者には一番しっくりきました。筆者は日常的にきつめのマッサージを受けていることもあって、個人的にはもう少し強くてもいいと感じましたが、マッサージが初めての方は、痛みを感じることもあるので、“弱”から試したほうがいいと思います。「くつろぎモード」は、エアーバッグが交互にふくらむので、手の甲、手のひら、指先を流れるように刺激し、手の疲れをもみほぐしてくれるように感じます。
![]() |
内側カバーは取り外して洗濯できるのでいつも清潔に使えます |
なお、10分経つと自動的に電源が切れるので、気持ちよくなってそのまま眠ってしまっても大丈夫です。マッサージ器というと、広い設置場所が必要な大型のものをイメージしがちですが、こうしたハンディータイプのものもいいですね。これならオフィスでの休憩時間や、自宅でのパソコン仕事でちょっと疲れたタイミングで手軽にマッサージできます。毎日酷使し続けている手専用のマッサージ器。なかなかいいモノですよ♪