“真空生活”はじめました。

イデアの「ハンディフードシーラー」で真空パックしたら、冷蔵食材の保存クオリティが上がった

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正月の残りおせちやごちそうが冷蔵庫で幅をきかせる1月。食べきったり、冷凍したり、食品の処理に苦労しました。そんな時に、とあるグッズを発見。お正月に使っておけば・・・と後悔したこの製品は、食材を家庭で“真空パック”にできる「ハンディフードシーラー」(イデアインターナショナル)です。食材を新鮮かつコンパクトに保存できる上、値段も1万円を切る手頃さが魅力。お正月だけでなく普段の生活でもどれだけ活用できるか、実験を兼ねて使ってみました。

「ハンディフードシーラー」本体と、手持ちの容器に入れた食材を真空にできる専用のフタ「フードシーラーリッド」

専用のフタとナイロン袋がセットになったスターターキットが便利

「ハンディフードシーラー」は、片手で持ってボタンを押すだけで真空パックを作れるマシンです。手持ちの容器にかぶせる専用のフタ「フードシーラーリッド」もしくは、専用のナイロン袋「フードシーラーバッグ」を使うことで、食品を真空保存できるスグレモノ。導入用として、本体とフードシーラーリッド、フードシーラーバッグなどがセットになったスターターキットが用意されていました。

「スターターキット」の中身は左上から、フードシーラーリッド S/Mサイズ×各1、ハンディフードシーラー本体×1 、ACアダプター×1、フードシーラーバッグ S/Mサイズ×各1、ジッパーロック×1。直販価格は7,560円(税込)。本体のボディカラーは写真のイエローのほかアイボリーも用意

真空力がどんなものかチェック

まずは、どの程度“真空”になるのか試してみることに。フードシーラーの操作はワンボタンのみのシンプルな作り。電源はACアダプターのほか単3形乾電池×6にも対応し、コードレスでも使用できるのは便利です。最初に、手持ちの容器の中身をそのまま真空にできるフードシーラーリッドを使用します。使用できる容器の目安は、「M」サイズが内径105〜外形175mm、「S」サイズが内径80〜110mmの正円形の容器。楕円形や四角形の容器、素焼きの容器やわらかい容器(紙やPETなど)、缶などは使用はできません。

専用フタを容器に載せてセット。本体の吸引口をフタの中央にある「AIR VALVE」に垂直に当ててボタンを押すのみ。真空化が完了すると自動的に停止します。なお、実験用の食品はマシュマロです

ACアダプターのほか乾電池駆動にも対応

ACアダプターのほか乾電池駆動にも対応

数秒で真空になりました。ちなみに「AIR VALVE」を開けるとすぐに元に戻ります

数秒で真空になりました。ちなみに「AIR VALVE」を開けるとすぐに元に戻ります

続いてフードシーラーバッグです。せんべいが湿気らないように真空保存できたら便利かも? と思い真空パックにしてみたところ……、せんべいを重ねてしまったため、パックが真空になるにつれて割れてしまいました(動画参照)。重ならないように入れなおしたら、ラミネート加工したように本格的に真空パックができました。

空気が漏れないようにしっかり付属のジッパーロックで閉める

空気が漏れないようにしっかり付属のジッパーロックで閉める

本体の吸引口を袋の「AIR VALVE」に垂直に当てるのがコツ

本体の吸引口を袋の「AIR VALVE」に垂直に当てるのがコツ

売り物のような真空パックができました

売り物のような真空パックができました

真空パックのメリット1:冷蔵庫がスッキリ省スペースに

真空パックにすることで筆者が期待した最大のメリットは、食材がコンパクトに圧縮されることで冷蔵庫や冷凍庫のスペースを有効活用できるようになる点です。そこで、筆者宅の冷蔵庫の野菜室にあった野菜をすべて真空パックにしてどのくらいスペースが空くか見てみました。

野菜室には、ニンジン3本、ピーマン2個、キャベツ1/2、紫キャベツ1/4、トマト3個と、もはや何が入っているかわからない状態。ニンジンは使いやすいように乱切りにして電子レンジで加熱した後、ほかの野菜も手当たり次第、真空パックにしてみました。

普段の野菜室。ぐちゃぐちゃ…

普段の野菜室。ぐちゃぐちゃ…

真空パック化完了

真空パック化完了

野菜室にいれてみたところ、かなりスッキリ

野菜室にいれてみたところ、かなりスッキリ

真空パックにした野菜をふたたび野菜室に戻すと、まるで本棚の本のようにキレイに整頓できました。容量が半分くらいになったように感じます。失敗したのは、野菜をくっつけて(重ねて)バッグに入れたこと。トマトなどのデリケートな野菜は、くっつくと押されて傷んでしまう可能性があるので、なるべく平らに並べて真空にするといいでしょう。

真空パックのメリット2:おかずや大量買いした肉・野菜を真空保存することで鮮度長持ち

本製品で、どの程度しっかり真空にできるのかと、真空パックにすることで冷蔵庫の省スペース化が図れることはわかりましたが、真空パック保存のメリットは、何と言っても食材を空気に触れさせずに保存することで、鮮度が長持ちする点です。さっそく、生野菜サラダをボウルのままフードシーラーリッドで保存してみることに。4日ほど保存しましたが、フタに隙間ができることもなく、サラダは新鮮なままでした。また、臭いが気になるキムチなどの食材も無臭で保存できます。

フードシーラーリッドのMサイズ。容量900mlの耐熱ボウルに付けたところ。これより大きい容器には対応しないので注意です

真空化開始

真空化開始

4日後。ふたを持ち上げてもボウルが落ちないので、真空状態が継続してぴったりくっついていることがわかります

食べきるまで冷蔵庫で臭いを放つキムチも真空保存すれば臭いを外へもらしません

食べきるまで冷蔵庫で臭いを放つキムチも真空保存すれば臭いを外へもらしません

ただし、フードシーラーリッドは、注ぎ口がついた鍋など、正円形ではない容器では使用不可。ちなみに、電子レンジでも使用できるので、残ったおかずを真空保存し、そのままレンジで“チン”もOK

このほか、フードシーラーバッグの日常使いで便利だと思ったのは、挽いたコーヒー豆なども毎回真空パックにできること。挽きたての豆の香りが長続きします。また、ステーキ肉なども真空パックにした後に冷凍しておけば、新鮮な状態でいつでも食べられます。ハンバーグのタネを大量に作って真空冷凍すれば、料理の時短もできます。

コーヒー豆

コーヒー豆

ステーキ肉

ステーキ肉

ハンバーグのタネ

ハンバーグのタネ

【番外編】実験:ラップvs真空パックの新鮮さ対決

ところで、真空パックは普段使っているラップ保存と比べてどのくらい新鮮さが保てるのか気になります。そこで、傷みが目でわかりやすいアボカドを切って、フードシーラーバッグとラップで3日間冷蔵庫保存し、どちらが傷みが少ないか実験してみました。

左が真空パックで右がラップ。このまま3日冷蔵庫で放置します

左が真空パックで右がラップ。このまま3日冷蔵庫で放置します

3日後の様子。真空パックのほうはほとんど傷みが見受けられません

3日後の様子。真空パックのほうはほとんど傷みが見受けられません

冷蔵庫で3日置いた結果が上記の写真です。ラップで保存したほうは食べられないほどではないものの茶色く傷んでいますが、真空パックのほうは色がほとんど変わらないままです。真空パックにすると本当に鮮度が長持ちすることがわかりました。

まとめ

以上のように「ハンディフードシーラー」は、とにかく手軽で便利、のひと言。フードシーラーリッドは洗って繰り返し使えますし、冷蔵庫の臭いが付かないのがいいですね。使用できる容器が“正円形”で、素焼きや缶、PETなどの容器が使えないのはやや不便ですが、これは仕様上仕方ない部分でしょう。また、フードシーラーバッグは、本当に売り物のように完全真空パック化できるので、使っていて面白みもあります。ただ、汁気が多い食材(シチューやマリネなど)は、空気を抜く過程で水分も吸い込んでしまい、壊れる原因になるのでNG。この2点を除けば、料理や買い物を賢く楽しく行える便利グッズとして重宝できると思いました。

ちなみに、ヘッドの部分は取り外して清掃できるので汚れても安心

ちなみに、ヘッドの部分は取り外して清掃できるので汚れても安心

鈴木 ゆり子(編集部)

鈴木 ゆり子(編集部)

旅行(主に中華圏)、ペット、お酒が大好きな編集部員。飲みの席で盛り上げるのが得意ですがたまに記憶をなくします。

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2017.8.16 更新
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