1日2分! 美しさのためには痛みもガマン!?

目元専用レーザー美容器「トリア・スキン エイジングアイケアレーザー」は、5週間で効果を実感できた

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ライターという職業柄、夜中に作業をすることが多い筆者。不規則な生活のためか最近「疲れた顔しているね」と言われることが増えました。たしかに、鏡を見ると目の下にはクマ。そして目元が全体的にタルんでいます。また、個人的には目の周りにでてきたシミも気になるところ。ところが、アンチエイジング系の美容器はさまざまあるのですが、意外に目の周りのデリケートなエリアに使える製品が少ない……。そんな中見つけたのが、「トリア・スキンエイジングアイケアレーザー」(以下、アイケアレーザー)です。なんとこの製品は「目元専用」の美容器。デリケートな目の周りをケアするだけに、専用器なら安心して使えそうです。

ライターサイズなのにレーザー機器!?

目の周りは、頬などに比べても皮膚が薄くデリケート。このため、使える美顔器も限られていますが、この「アイケアレーザー」は、なんとエステなどで施術されるような「ダイオード式レーザー」。非常に細かなレーザーを何千も肌の角質に照射することで肌をケアできるそうです。サイトによると「年齢肌の元にアプローチするフラクショナルレーザーテクノロジー」だそう。「フラクショナルレーザー」といえば、最近はエステでもよく見かける方式で、肌にレーザーを照射することで、目に見えない極少な穴をあけ、肌の再生機能を底上げするというもの。一般的には、レーザーを照射した部分がごく小さなかさぶた状となり、それが自然とはがれることによって、しわやたるみ、毛穴の開きに効果をもたらすといわれています。

公式サイトによると、「アイケアレーザー」を使用することで、「目元にハリとツヤ」を与えるとのこと。さらに、目元の細かなシワにも効くそう。目の下のたるんだクマに悩まされている筆者にはうれしい内容です。価格は32,800 円 (税込)で、レーザーを照射する際に特別な美容液を肌に塗布するといったことは必須ではないので、ランニングコストは充電用の電気代のみです。

手のひらサイズの本体は、4.4(幅)×4.0(奥行き)×7.8(高さ)cm。かなりコンパクトなのがわかります。重さも約70gほど

操作ボタンは上部の1つのみ。残念ながらパワーの強弱は変更できません

操作ボタンは上部の1つのみ。残念ながらパワーの強弱は変更できません

USBコネクターで充電可能。ワイヤレスなので操作も快適で、もちろん持ち運びも手軽です

USBコネクターで充電可能。ワイヤレスなので操作も快適で、もちろん持ち運びも手軽です

ちなみに、「アイケアレーザー」を最初に手に取った印象は「小さい!」というもの。大きさはポッテリとした大きめのライターくらいしかありません。このサイズでレーザーが照射できるとは驚きです。毎日使用するものなので、コンパクトで持ち運びしやすいのはうれしいですね。

ちなみに、「アイケアレーザー」は「目の周り」といっても「まぶた」には使用できません。これは、まぶたは皮膚が薄いため、目にレーザーが届く危険性があるからでしょう。とはいえ、年齢とともにタルんで二重にならなくなったまぶたに使えないのは個人的にはちょっと残念です。

1日たった2分! と、説明があったものの……

「アイケアレーザー」の使い方は非常にシンプル。電源を入れた状態で、レーザー照射口を、洗顔後にしっかり水分をふき取った肌に当て、円を描くように滑らせながら動かすだけです。一度に照射できるレーザーのエリアは広くないため、片方の目元をケアするのに1分間、目元をまんべんなくカバーするように細かくクルクルと滑らせます。1分経つと、“ブッブッブッ”と断続的な振動とともに電源が切れるので、片方の目元をケアするタイミングもわかりやすいです。

電源を入れると本体横のLEDが点灯。緑に点灯したら使用準備完了です。肌に当てると紫に光り、自動的にレーザーを照射します。肌から離れていたり、1か所にとどまっているとレーザーがストップする安全設計です

まぶたを避けた目元に製品を当てて、クルクルと円を描くように滑らせます

まぶたを避けた目元に製品を当てて、クルクルと円を描くように滑らせます

レーザー照射口は直径4mm弱と小さめなので、かなり細かく動かす必要があります

レーザー照射口は直径4mm弱と小さめなので、かなり細かく動かす必要があります

ただし、筆者は最初の日は2分もケアできませんでした。「アイケアレーザー」を使用した時に、思った以上に「痛み」があったのです。痛みの感覚は、静電気のビリビリッとした刺激に近いもの。耐えられない痛みではないのですが、なにしろ目元なので「痛みがある」というだけで緊張しますし、静電気と違って一瞬で終わらないのも辛いところです。このため、最初の日は片方20秒ずつ、合わせて40秒ほどケアするのが精一杯でした。短い時間だったのですが、使用後は肌が日焼けをした後のように軽くヒリヒリとします。鏡で確認すると、少し肌が赤くなっていましたが、翌朝には赤みも痛みもなくなっていました。

痛みはありますが、本体は小さくコードレス式なので使用感は良好です。鼻のワキなどの凹凸のあるエリアにも手軽に使えました。脱毛レーザーと違い、眉毛などの黒い部分にかかっても大丈夫です

「痛みがあるのは出力が高すぎるのかも?」とも思いましたが、説明書には「直後に、わずかにチクチク感やかゆみ、ヒリヒリ感を感じることがあります。また、日焼けした時のようなほてりや熱を感じることもあります。これらはよくあることであり、大抵は数分から数時間程度で落ち着きます」とあるので、これが通常の反応なのでしょう。ちなみに、アラフォー以上の友人3人に試してもらったところ、皆が最初は「痛い」という中、1人だけ「刺激が気持ちイイ」とコメントした人もいました。肌のコンディションなどによって痛みには個人差がありそうです。

説明書には、さらに「1日1回使用するのを8週間継続する」とあるのですが、刺激が怖かったので次の日はお休み。その後は2日に1回ペースで使用することにしました。ところが、使用することで肌が強くなったのか、1週間が過ぎたあたりにはほとんど痛いとは感じなくなり、2分間フルで使用しても気にならなくなりました。最初の痛みに耐えられるかどうかが、続けるための最大の関門かもしれません。個人的には、初心者用にもう1段階弱いパワーに切り替えられるとうれしいと感じました。

肌は実際にキレイになるの?

美顔器で気になるのは、その効果でしょう。本来「アイケアレーザー」は8週間毎晩使用後、4週間クールダウンのために使用中止します。つまり約3か月で1ターム。しかし、今回は時間がなかったので5週間使用してみました。4週間は1日ごとに「アイケアレーザー」を使用し、最後の1週間はクールダウンとして使用を中止して結果をチェックしました。このため、今回の結果は本来の使い方より効果が薄い可能性があります。

最初の3日間は、肌がヒリヒリとするだけで、とくに肌の変化はなし。1週間目あたりから肌が非常に乾燥するようになりました。見た目の変化はあまりないのですが、とにかく化粧水をたっぷり付けないと手触りがザラつきます。ただし、3週間目後半から乾燥が徐々に収まり、使用中止した5週間目では肌が明らかにツルンとした手触りになるのかがわかりました。また、毛穴も大分目立たなくなっています。本来なら「アイケアレーザー」は目元のシワなどに効くようなのですが、筆者は比較的シワは少ないタイプなので、この点についての変化は少ししか感じられませんでした。

使用前と5週間後の肌。写真では少々わかりにくいのですが、手で触るとツルンと滑らかになりました。また、目の周りの小じわも少し減っています。目と同時に鼻の付け根もケアしていたのですが、この鼻の付け根部分の毛穴が小さくなっているのもわかります

使用前と5週間後の左目横の肌をマイクロスコープで拡大してみました。5週間後もまだまだ理想の三角のキメ……とはいえませんが、肌の皮溝(線のように見える溝)が整い、全体的にふっくらとしている印象です

ちなみに、筆者は手の甲に直径3mmほどのシミがあったので、こちらには毎晩「アイケアレーザー」を当てていました。「アイケアレーザー」は「シミに効く」とうたっている製品ではないため、「シミに使ったらどうなるかな?」くらいの気持ちで利用していたので、残念ながら使用前の写真はないのですが、手のシミはかなり薄く変化していました! ただし、なぜか顔の目の横にあるシミには、あまり変化がありませんでした。このあたりは試用期間が短すぎたか、あるいは効くシミの種類が異なるのかもしれません。

まさか効くとは思わず、使用前の写真を撮り忘れた手のシミが、かなり薄くなりました。もともとは薄い茶色のホクロほどの濃さでした

ここで気になったのが、「アイケアレーザー」は本当に「フラクショナルレーザー」と同様の作用があるか、ということ。前述のとおり、「フラクショナルレーザー」は肌に細かな穴を開けることで美肌をうながすということなので、「アイケアレーザー」使用後に肌をマイクロスコープで確認してみました。すると、元々シミがあった場所には、下の写真のような細かな赤い傷ができていました。

シミの上で「アイケアレーザー」を使用し、すぐに拡大した肌。赤いポツポツとした傷が見えます

シミの上で「アイケアレーザー」を使用し、すぐに拡大した肌。赤いポツポツとした傷が見えます

さらに1週間後に同じ場所を見たところ、その赤い傷はかさぶたのように茶色に変化していたので、「アイケアレーザー」は「フラクショナルレーザー」と同じような作用があると言えるでしょう。ちなみにこのかさぶたは、相当近くに寄らないと目視できないので、日常生活で目立つことはまったくありませんでした。

傷は、1週間後にかさぶたのように変化しました。筆者の場合、この「かさぶた」はシミがある部分にしか発生しませんでした

まとめ

今までさまざまな美顔器を試している筆者ですが、「アイケアレーザー」はその中でもかなり効果がわかりやすいと感じました。使用5週間目の現在、明らかに肌の調子がよいのです。とはいえ、使っていて多くの難点も感じました。

最大の難点だと感じたのは「痛み」です。とくに、「アイケアレーザー」は本来「毎晩使用する」製品なので、慣れるまでは頻繁に痛みに耐える必要があります。筆者は1週間ほどで慣れましたが、それまでに「もう止めようかな……」と弱気になることもありました。次に、肌荒れ。筆者は施術後に一定期間肌荒れのような症状が起き、その後に劇的に肌が改善しました。このため「結婚式などのイベントまでにキレイになりたい」といった目標がある場合は、安全のために1クールにかかる3か月前からスタートする必要があると感じました。最後に、「アイケアレーザー」は肌に刺激を与えるため、使用後の日焼けは厳禁。日中は帽子や日焼け止めなどで、いつも以上に気をつかう必要があります。

とはいえ、個人的にはメリットのほうが大きく感じます。最大のメリットは、効果がわかりやすいこと。実際、肌の調子はかなりよくなっています。また、今までエステで施術していた「フラクショナルレーザー」が、家庭で手軽にできるという点も魅力。家庭用に出力が低く調整されているため、エステよりも必要施術回数は多いでしょうが、寝る前の2分で手軽に利用できるのはうれしいです。もちろん、エステのような麻酔も必要ありません。また、エステなら1回の施術で部位ごとに1万円前後かかる施術が、「アイケアレーザー」を一度購入すれば、エステでの施術3回分程度のコスト(32,800 円)で、何クールでも満足するまで利用できるのはうれしいところです。

倉本 春

倉本 春

パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーという、異色の経歴を経た家電ライター。家電を活用することで、いかに家事の手を抜くかに日々頭を悩ませている。

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2017.6.23 更新
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