イベントレポート

「春のヘッドフォン祭2017」新製品&注目製品フォトレポート

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Oriolus初のフルBAイヤホン「Mellianus」のほか、DAPやポタアンを多数展示〜サイラスブース〜

サイラスブースでは、夏頃にOriolusブランドから発売を予定している新作イヤホン「Mellianus」が展示されていた。

「Mellianus」は、片耳に10基 のBAドライバーを搭載した同社初となるフルBA構成のカナル型イヤホン。製品版ではブラックのシェルが採用される予定だが、サイラスブースではシェル内部のドライバーユニットを確認できるクリアの製品も参考展示されていた。価格帯は「Oriolus 2nd Gen.」よりも上で、20万円前後の価格になるということだ。

このほか、現在開発中というESS社のDACを搭載したフルバランスポータブルDAP「DP100」や、フルバランスポータブルDACアンプ「CEIBA(セイバー)」、フルバランスポータブル真空管アンプ「OAK(オーク)」、「Nutube」を搭載したポータブル真空管アンプ「NT-1」なども参考展示されていた。こちらも5月以降順次発売予定とのことだ。

finalのエントリーイヤホンが人気〜S’NEXTブース〜

S’NEXTブースでは、finalの新イヤホン「E3000」と「E2000」が、発売に先駆けてさっそく展示されていた。

「E3000」と「E2000」は、いずれもエントリークラスの「E」シリーズにラインアップされる製品で、ドライバーユニットには6.4mm径の小型ダイナミックドライバーを搭載。筺体に「E3000」はステンレスを、「E2000」はアルミニウムを使用し、サウンドチューニングもそれぞれ異なっているという。市場想定価格は「E3000」が5,480円前後、「E2000」は4,380円前後となっている。なお、価格.comマガジンでは、同製品のレビューを近日行う予定だ。

EARNiNEの新作イヤホンやLASMEXのヘッドホンを展示〜七福神商事〜

七福神商事のブースでは、同社が取り扱うEARNiNEの新作イヤホンやLASMEXのヘッドホンなどの展示を行っていた。

EARNiNEの新作イヤホンは、これまでの同社製品同様、自社開発のBAドライバーを搭載。「EN1J」同様、フルレンジのシングルBA構成となっており、価格は「EN1J」よりは安価になるということだ。

国内初参入となるLASMEXブランドのヘッドホンは、セミオープン、クローズド、ポータブル、Bluetoothの4タイプを展示。いずれも、ドイツで設計し、中国で製造することで、品質とコストパフォーマンスを両立しているという。年内の発売を予定しており、価格は1〜2万円ぐらいになるとのことだ。

このほか、「Big Dipper」というちょっと変わったイヤホンも展示。7基のBAドライバーを搭載したイヤホンで、本体脇のスイッチ切り替えにより、8パターンの音を楽しめるという。こちらは5月発売予定で、価格は10万円前後になるという。

MrSpeakersとSONOMA Acousticsのヘッドホンを展示〜エミライ〜

エミライブースでは、イベント初日に発表会が行われたMrSpeakersの平面駆動型ポータブルヘッドホン「AEON FLOW」や、SONOMA Acousticsの静電駆動型ヘッドホンシステム「Model One」が展示されていた。

「AEON FLOW」は、「ETHER」のポータブル化を目標に開発された密閉型の平面駆動型ポータブルヘッドホン。ドロップ形の特徴的なハウジングや、ヒンジフリーのバンドなどを採用することで、大型振動板を搭載したモデルながら、高い装着性と328gという軽量ボディを実現している。現時点で日本での価格は未定だが、アメリカでは799ドルで発売されており、日本でもこの価格帯に近いものになるということだ。

「Model One」は、ソニーのレコーディング・システム「Sonoma Workstation」の開発に携わったメンバーが立ち上げたSONOMA Acousticsが手がける静電駆動型ヘッドホンシステムだ。ヘッドホン部には、英Warwick Audio Technologiesが開発した「高精度静電ラミネート(HPEL)オーディオトランスデューサー」を採用し、高い周波数応答特性と過渡応答特性を実現。専用のアンプユニットには、ESS社の32bit DACを左右独立で合計2基搭載し、USB接続時で最大32bit / 384kHzのPCM、DoPを使用したDSD(DSD64・DSD128)までサポートしている。5月発売予定で、価格は60万円台前半を予定しているという。

「KANN」を5月19日発売に先駆けて先行展示〜Astell&Kernブース〜

Astell&Kernブースでは、5月19日発売の最新ハイレゾDAP「KANN」を展示。初日は視聴を求めて多くの人が集まっていた。

「KANN」は、ポータブルDAPにセパレートタイプに相当する強力な高性能能ヘッドホンアンプを組み合わせた、これまでにない新機軸のプレーヤー。ヘッドホン出力とは別にライン出力も搭載しており、ポータブル用途だけでなく、据え置き用途でも楽しめるのもポイントとなっている。直販価格は129,980円(税込)だ。

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