Stainless SteelモデルとCopperモデルをラインアップ

価格もスペックも超弩級! iriverがAKシリーズの新フラッグシップモデル「A&ultima SP1000」を発表

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iriverは、今週末より独ミュンヘンにて開催される「High End Show 2017」に合わせ、「Astell&Kern (アステルアンドケルン)」ブランドのハイレゾDAPの新モデル「A&ultima(エー・アンド・ウルティマ) SP1000」を発表した。ボディ外装素材にステンレススチールを採用したStainless Steelモデルと、純銅を採用したCopperモデルの2モデルをラインアップする。

A&ultima SP1000(写真はStainless Steelモデル)

A&ultima SP1000(写真はStainless Steelモデル)


A&ultima SP1000は、“世界初最高峰のハイエンドポータブルプレーヤー”をコンセプトとした新プロドクトライン「A&ultima」を製品名に冠したハイレゾDAPの新しいフラッグシップモデル。新たな究極を具現化するため、コンセプトを明確にするとともに、これまでの製品開発で培ってきた技術を余すことなく投入し、製品を一から再設計したという。

フラッグシップモデルらしく、中身もかなりハイスペックな仕上がりとなっている。DACチップには、AKシリーズ第3世代モデルに使われている「AK4490」の上位モデルにあたる旭化成エレクトロニクス社の最新チップ「AK4497EQ」をデュアル構成で搭載し、DSD 256(USB DAC時はDSD128まで)や384kHz/32bit(Float/Integer)のネイティブ再生に対応。200Femto秒の低ジッターを実現したVCXO Clock(電圧制御水晶発振器)についても、現行のAKシリーズ同様に搭載している。

アンプ回路も新設計されており、従来よりも高出力化を果たしながら低歪・低ノイズを実現。アウトプットレベルは、アンバランス 2.2Vrms/バランス 3.9Vrmsと、先に登場した「KANN」には及ばないものの、従来モデルの「AK380」から着実なスペックアップを果たしている。

さらに、デジタルオーディオ再生処理と操作時のすぐれたレスポンス性能を両立するために、メイン基板のCPUにオクタコア(8コア)のものを新たに採用。グラフィックユーザーインターフェイスも一新し、操作性も格段に向上しているという。

本体デザインも、従来のAKシリーズの流れを汲みつつ、スクエア形状へと刷新。ディスプレイにはHD解像度の5.0型タッチパネル液晶を採用し、ベゼルレス設計とすることで、AK380からディスプレイの大型化と高解像度化を果たしつつ、AK380よりも横幅と高さを抑えたスリムなデザインに仕上げている。なお、本体重量は、Stainless Steelモデルが約386g、Copperモデルが387gとなっている。物理キーは、本体左サイドに、巻き戻しキー、 再生/一時停止キー、 早送りキーをそれぞれ配置。右側面には、電源ボタンも兼ねたダイヤルボリュームキーを用意する。

スクエア形状のシンプルな本体デザインとなったA&ultima SP1000。ディスプレイは5.0型に大型化している

スクエア形状のシンプルな本体デザインとなったA&ultima SP1000。ディスプレイは5.0型に大型化している

本体背面。右上に固定用のネジ穴が用意されているところを見ると、AK380のように専用アクセサリーが登場するのかもしれない

本体左側面にコントロール用の物理キーを配置

本体左側面にコントロール用の物理キーを配置

右側面のダイヤルボリュームキーには、電源ボタンの機能が統合された

右側面のダイヤルボリュームキーには、電源ボタンの機能が統合された

内蔵メモリーは256GB。拡張用のmicroSDメモリーカードスロット(最大256GBまで)も本体上部に用意されている。出力端子は、3.5mmアンバランス出力(光デジタル出力兼用)と2.5mm4極バランス出力を本体上部に、拡張ユニット用バランス出力を本体下部に用意する。

本体下部には、充電/データ転送用のUSB Type-C端子も搭載。USB3.0規格に対応しており、ハイレゾ音源などの容量の大きい音楽ファイルも高速で転送することができるという。また、バッテリーの高速充電もサポート。約2時間の充電で最大約12時間の連続再生(FLAC 96kHz/24bitファイルをローゲイン設定で50%の音量で再生時)が可能だという。

本体上部には、拡張用のmicroSDメモリーカードスロット、3.5mmアンバランス出力、2.5mm4極バランス出力を搭載

本体底面には、拡張ユニット用バランス出力と充電/データ転送用のUSB Type-C端子が並ぶ

本体底面には、拡張ユニット用バランス出力と充電/データ転送用のUSB Type-C端子が並ぶ

このほか、IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)対応の無線LANも搭載し、DLNAベースの独自機能「AK Connect」にも対応。Bluetoothは、SBCコーデックに加え、aptX HDコーデックもサポートする。

現時点で、日本での発売時期や価格は未定だが、グローバルでの発表では、Stainless Steelモデルが3,499USドル(Copperモデルは未定)とアナウンスされている。3,499USドルという価格は、AK380発表時のときと同じで、日本ではおそらく50万円前後の価格になりそうだ。

スペックから価格まで、どれも超弩級なA&ultima SP1000。バッテリー駆動時間など、まだまだスペック的に未知数な部分も多く、実際の製品も聴いていないためなんともいえないが、あのAKシリーズの新フラッグシップモデルということで、期待はいやが上にも高まる。今後の続報にも要注目だ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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2017.5.19 更新
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