イベントレポート

「ポタフェス 2017 東京/秋葉原」注目ブースをまとめてレポート

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AZLAやA&ultima SP1000 Copperの試聴に行列 〜アユート&Astell&kern〜

「Astell&Kern(アステルアンドケルン)」や「DITA」、「CHORD」といったさまざまなオーディオブランドを展開するアユート。ポタフェスでは、Astell&kernブースとアユートブースの2つのブースを用意し、各メーカーの注目製品を多数展示していた。

なかでも、アユートブースで注目度高の製品だったのが、価格.comマガジンでも先日レビュー記事で取り上げた「AZLA」ブランドの密閉型のイヤホン「AZLA」。連日、開場直後から試聴を求めて多くの人が列を作っていた。なお、会場には、カスタムイヤピースを装着してフィット感を高めたモデルも参考展示として用意されていた。

ダイナミックドライバーとBAドライバーを組み合わせたハイブリッド仕様の密閉型カナル型イヤホン「AZLA」。発売は7月末〜8月上旬を予定。直販価格は49,980円(税込)だ

AZLAの試聴ブースには、連日多くの行列ができていた

AZLAの試聴ブースには、連日多くの行列ができていた

他社製のカスタムイヤピースを装着した「AZLA」も参考展示されていた

他社製のカスタムイヤピースを装着した「AZLA」も参考展示されていた

Astell&Kernブースでは、フラッグシップDAP「A&ultima SP1000」を展示。既発売のStainless Steelモデルと、国内投入日がまだ決まっていないCopperモデルの比較試聴も行えるということで、こちらも多くの人が集まっていた。

Astell&Kernブースでは、「A&ultima SP1000」のStainless SteelモデルとCopperモデルの聴き比べが行えた

Astell&Kernブースでは、「A&ultima SP1000」のStainless SteelモデルとCopperモデルの聴き比べが行えた

ULTRASONE初のインラインポタアンやBluetoothヘッドホンを展示 〜タイムロード〜

タイムロードのブースでは、「NAOS」や「Go Bluetooth」、「Sirius」など、今月発表されたばかりのULTRASONEの新製品が展示されていた。

「NAOS」は、スマホでもULTRASONEのヘッドホンを快適にドライブできるようにするために開発されたというインラインポタアン。付属の4種類のケーブル(USB Type-C、micro B、Type-A、Lightning)を使い、スマホと接続する。今夏発売予定で、市場想定価格は22,000円前後。ブースでは、iPhoneに繋げた「NAOS」と「Signature Studio」を組み合わせ、製品を体験することができた。

「NAOS」は、ULTRASONE初のDAC内蔵ポタアンだ。スマホとの組み合わせを想定し、手のひらにすっぽりと収まるほどの非常にコンパクトな筺体を採用しているのが特徴

ブースでは、モニターヘッドホンの「Signature Studio」と組み合わせて試聴が行えるようになっていた

ブースでは、モニターヘッドホンの「Signature Studio」と組み合わせて試聴が行えるようになっていた

「Go Bluetooth」は、ULTRASONE初となるBluetoothヘッドホン。有線ヘッドホンの「Headphone GO」をベースにしたモデルだが、ヘッドバンドのサイズが変更されており、装着性が向上している。こちらも今夏発売予定。市場想定価格は21,000円前後と、「Go」の市場想定価格よりも2,000円程度高い価格設定となっている。

ヘッドバンドが改良され、頭の大きな人でも余裕をもって装着できるようになった「Go Bluetooth」

ヘッドバンドが改良され、頭の大きな人でも余裕をもって装着できるようになった「Go Bluetooth」

「Sirius」は、ULTRASONEの有線ヘッドホン「Paformance」シリーズのケーブルを取り外し、代わりに本製品取り付けることでBluetooth化できるという製品。「Paformance」シリーズのハウジングに合わせた形状となっているが、ケーブルのピンアサインが同じ「Signature」シリーズにも接続自体はできるという。今夏発売予定で、市場想定価格は21,000円前後だ。

「Sirius」は、「Paformance」シリーズのハウジングにぴったりと装着できるように専用設計されている

「Sirius」は、「Paformance」シリーズのハウジングにぴったりと装着できるように専用設計されている

「シネマDSP」の技術を応用したヤマハの“聴くVR”に注目が集まる 〜S’NEXT〜

S’NEXTのブースでは、同社が代理店を務める「final」や「Questyle Audio」、「ヤマハ」ブランドの製品展示を展開していた。

なかでも、多くのユーザーから注目を集めていたのが、ヤマハブランドの製品展示エリアで実施されていた“聴くVR”の参考展示だ。ヤマハのホームシアターAVアンプに搭載されている音場創生技術「シネマDSP」で培った音源定位技術やチャンネル拡張技術、超多チャンネル拡張技術などを応用し、コンテンツにあった自然な空間を表現するというもので、参考展示では据え置き型のヘッドホンアンプを使い、野外フェスに最適なモードやアニメ視聴に最適なモードなど、5つのモードを切り替えて体験することができた。現在、2018年頃の製品化を目指して製品開発を進めているという。

“聴くVR”の参考展示。専用ヘッドホンアンプのスイッチを切り替えながら、タブレットの映像コンテンツを5つのモードで楽しめるようになっていた

“聴くVR”の参考展示に使われていた専用ヘッドホンアンプ。テレビとの接続は光デジタルでの接続を、PCやタブレットとの接続はUSBでの接続を想定しているという

外出先でも

外出先でも"聴くVR"を体験できるポータブルヘッドホンアンプのコンセプトモデルも参考展示されていた

このほか、Questyle Audioブランドの展示エリアでは、フルディスクリート純A級アンプ搭載のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「QP1R」の後継モデルとして、7月28日に発売を予定している最新ハイレゾDAP「QP2R」も展示。手持ちのヘッドホンやイヤホンで実際のサウンドを体験できるようになっていた。

Questyle Audioの最新ハイレゾDAP「QP2R」の実機も試せるようになっていた

Questyle Audioの最新ハイレゾDAP「QP2R」の実機も試せるようになっていた

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