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飛行機に持ち込んでガチ比較! ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホン本当の実力

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飛行機に持ち込んでガチ比較! ノイズキャンセリングヘッドホン・イヤホン本当の実力

ヘッドホン・イヤホンを購入する際に今、“ワイヤレス”の次に重要視されるキーワードに浮上しているのが“ノイズキャンセリング”だ。鉄道やバスで通勤・通学をする日本人のライフスタイルに付き物の騒音を軽減するスグレモノとして僕自身も相当数レビューを手がけてきたが、“ノイズキャンセリング”が大活躍するシーンとしてもうひとつ忘れてはいけないのが飛行機の機内だ。

電車の騒音ならすぐにチェックできるが、ヘッドホン・イヤホンの検証のために飛行機に乗るのは辛い……という事情であまり検証できなかった領域でもある。

そこで、3月初旬、海外フライトの飛行機に搭乗する僕は、飛行機の機内に目ぼしいノイズキャンセリングヘッドホン全9機種を持ち込み、ノイズキャンセリングヘッドホンの本当の実力検証を試みた。

搭乗したのは成田-サイパン間のデルタ航空のフライト。席は比較的前方のプレミアムエコノミーシートだ

搭乗したのは成田-サイパン間のデルタ航空のフライト。席は比較的前方のプレミアムエコノミーシートだ

今回ピックアップしたのは、「iPhone 8」と組み合わせて使用できるノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレス・Lightning接続タイプのイヤホンとヘッドホン。「1万円クラス」からは、パイオニア「RAYZ Plus SE-LTC5R」、JVC「HA-S88BN」、ソニー「WH-CH700N」の3機種、「2万円クラス」からは、ソニー「WF-1000X」と「WI-1000X」、「h.ear on 2 Wireless NC WH-H900N」の3機種、「3万円クラス」からはソニー「WH-1000XM2」、beats by dr.dre「studio3 wireless」、Bose「QuietComfort 35 wireless headphones II」の3機種、合計で全9機種を用意した。いずれも2016年以降に発売された機種で、各価格帯で売上上位モデルを、イヤホン・ヘッドホンを問わず、そしてメーカーの偏りも気にせずピックアップした。

搭乗前の空港で撮影した今回機内に持ち込んだ機材たち

搭乗前の空港で撮影した今回機内に持ち込んだ機材たち

レビュー方法は単純明快で、機上でノイズキャンル効果を確かめる一本勝負という形だ。飛行機内のノイズキャンセリングでは、“ゴー”と響く重低音、“ブーン”と繰り返し唸る中域ノイズ、“カー”といううるさい高域ノイズと、飛行機内ならではの騒音に効果的に対処できるかどうかがポイントとなる。ノイズキャンセリングの効果の度合いはもちろん、ノイズキャンセリング有効時の音楽再生もチェックしている。また、コントロールアプリが存在する機種はすべて導入し、ノイズキャンセリングの最適化機能等もすべて実行している。

それでは各機種のノイズキャンセリング本当の実力をチェックしていこう。

機内で「iPhone 8」を持ち込みテスト。電子機器、ワイヤレス機器の検証はすべて乗務員の指示に従った上で行っている

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