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価格.comマガジンAV家電担当が本音で語る

ワイヤレスイヤホン、スピーカー、プロジェクター…2020年上半期のオーディオ&ビジュアルを座談会で総ざらい!

【テーマ2 有線イヤホンとヘッドホン】ワイヤレス製品に押されて有線イヤホンやヘッドホンがの新製品が少なくなり、ますますマニア化

折原:完全ワイヤレスワイヤレスばかり注目が集まっていますが、有線イヤホンって上半期はどうでしたか?

遠山:価格.comでランキング上位にきている有線イヤホンだと、定番のゼンハイザー「IE40」と、最近大きく値引きしているFENDEのイヤホンがポツポツ入っているくらいで、そこから先は8、9万円のAcoustuneがランキングに入ってきたりマニア向けの価格帯になってしまうんですよね。完全ワイヤレスイヤホン一色って感じで、以前に比べると有線タイプは価格.comのランキング上位からだいぶ少なくなっている印象です。

野村:2,000円くらいでいいイヤホンとして注目が集まったものはfinal「E500」くらいでしょうか。まぁ、もう少し金額を出すと完全ワイヤレスを買えるからでしょうね。

折原:そもそも有線イヤホンの新製品も少なかったような……Shure「AONIC 5」「AONIC 4」「AONIC 3」の3兄弟はこのタイミングで来た新スタンダード的なものですね。

遠山:Shureの新しい3シリーズ、価格.comのランキングには入ってないんですよ。古い「SE215」の方がまだ人気が高いみたいですね。

野村:Shureと話をしていると、「AONIC 5」「AONIC 4」は手堅い動きをしていて好調みたいですね。元々ヘッドフォン祭の会場でユーザーに直接発表するはずだったのが、コロナの影響でオンライン発表になったのも影響しているのでしょうね。

折原:ハイエンドのイヤホンはどうでしょうか。

野村:ピュアベリリウムを使ったfinal「A8000」とDUNU「LUNA」は、どちらも音は違って、どちらも音がよかったですね。20万円という価格ですが、DUNUの「LUNA」は音以外の演出がうまくて、愛好家の方々が買ってくださる。実際に音もよかったです。

折原:話は完全ワイヤレスイヤホンと前後しますが、この春から完全ワイヤレスをMMCXのアダプターが増えてきて、ハイエンドはまだ投資する価値が出てきたんですよね。続いてヘッドホンの市場はどうなっているのでしょうか。

遠山:ソニーの「WH-1000XM3」「MDR-1AM2」が上位にいて、あとは……今なぜかゼンハイザー「HE-1」という超高価格の機種がランキングに入っていますけど。「WH-1000XM3」は僕も1台買って持って使っています。

折原:どちらも定番機種ですね。上半期の新製品だとノイキャンワイヤレスのShure「AONIC 50」とかも出ているのですが、ちょっと高いですよね。

野村:有線ヘッドホンでは去年あたりからギークなヘッドホンが出てきているところが面白いところですね。LB-Acostics「MYSPHERE 3」というヘッドホンで、耳の上にユニットを置いて、イヤーパッドナシでいい音という面白いヘッドホンです。あとは「HEDDphone」。ハイルドライバーと呼ばれている、据え置きスピーカーでツィーターとして利用されるユニットを搭載したヘッドホンです。どんな音かと思ったら、ものすごくいい。20万円前後の値段で、高いのだけどひねり技の効いた面白い機種ができたのが注目のポイントでしたね。

遠山:個人的には、ヘッドホンはBOSEが新製品を出さないのでどうしたのというのは、ありますね。

野村:BOSEは海外では量販店の販売はなくして、直販メインに移行するみたいですね。

折原:BOSEは昨年の発表ですが、ノイズキャンセル対応完全ワイヤレスイヤホン「BOSE Noise Cancelling Earbuds 700」が今年後半に出てくることに期待したいですね。

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