選び方・特集
メーカー3社のラインアップと注目ポイントを一挙紹介

これからのレコーダー選びは4K対応が常識! 2020年ブルーレイレコーダー購入ガイド


テレビと一緒に“おうちエンタメ”を盛り上げてくれる強い味方、ブルーレイレコーダー。テレビに録画機能が当たり前のように搭載されるようになり、「ブルーレイレコーダーって今どき必要?」と疑問に思っている人もいるだろうが、

・テレビ番組を録画だけでなくディスク化して保存したいと考えるとブルーレイレコーダー以外に選択肢がない
・ブルーレイ、UltraHDブルーレイのライブラリ再生用にディスクプレーヤーは1台持っておきたい
・古いテレビやプロジェクター、PCモニター用に外付けチューナーを買うくらいなら録画もできるブルーレイレコーダーのほうがいい
スマホやタブレット、ネットワーク機能搭載プロジェクターなどでのリモート視聴もできる

という需要を考えると、結局“最新のレコーダーが1台あれば総合的に便利だよね”というところに行き着く。

ただ、近年のブルーレイレコーダーのラインアップはなかなか混沌としている。価格.comの「ブルーレイ・DVDレコーダー」カテゴリーのランキングを見てもらうとわかるが、地デジやBS/CSなどの2K専用レコーダーが型落ちを含めて3万円台から売られているほか、4K放送対応モデルや録画こだわり派に向けた全録タイプも並んでいる。

2020年8月下旬自体の価格.comレコーダー「ブルーレイ・DVDレコーダー」カテゴリーのランキング。さまざまなタイプが混在している

そんななかでも、2020年のレコーダー選びの基準と考えたいのは、やはり4K放送対応のブルーレイレコーダーだろう。

2018年12月に新4K衛星放送がスタートした時は、対応製品を提供するメーカーはパナソニックとシャープの2社のみ。価格も10万円以上と高価で“4K放送対応のブルーレイレコーダーは特別な機種”というイメージがあったが、昨年にはソニーも参入。価格面でも、2020年夏の時点で価格.com最安値で5万円台後半とだいぶこなれてきている。

今後、テレビを買い替えたら4K録画も欲しくなるだろうし、4Kレコーダーを選んでおけば長く使える安心感もある。そこで、今回の特集では、2020年夏時点で4Kブルーレイレコーダーを発売しているパナソニック、ソニー、シャープの3社のラインアップと注目ポイントを紹介していこうと思う。

4K放送+全録も揃う!? 4K対応ブルーレイレコーダーの王者パナソニック

パナソニックの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

パナソニックの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

4K対応のブルーレイレコーダーを一昨年真っ先に発売した、4Kレコーダーの先駆者がパナソニックのDIGAだ。現行モデルで全6機種という数の多さだけでなく、「DMR-4X1000」「DMR-4X600」の2機種では指定したチャンネルを24時間自動録画する“全自動ディーガ”を4K放送で初めて実用化した点も注目だ。

指定したチャンネルの番組をすべて録画する“全自動ディーガ”にも4K対応モデルが登場

指定したチャンネルの番組をすべて録画する“全自動ディーガ”にも4K対応モデルが登場

全録ではない4Kタイプのブルーレイレコーダーは「DMR-4W400」(と流通違いのDMR-4CW400)を筆頭に、HDD容量/チューナー数で全4機種を展開。4K放送を最大12倍の長時間録画できる「4K長時間録画モード」を備え、スマホで番組を録画・視聴できる「どこでもDIGA」アプリは専用に作り込まれている上に無償提供。「4Kクロマアップサンプリング」による再生画質もホームシアター愛好家からも評価が高く、画質・機能ともにスキのないオールマイティさが魅力だ。エントリー機でもチューナー/HDD容量以外の差がほとんどなく、お買い得感も満点だ。

無償(一部機能は有償)で提供されている専用アプリ「どこでもディーガ」。4K放送もリモートで視聴できる

無償(一部機能は有償)で提供されている専用アプリ「どこでもディーガ」。4K放送もリモートで視聴できる

注目機種1 DMR-4X1000

DMR-4X1000

2020年3月発売で、予算は気にせず最高の4Kレコーダーが欲しい人に注目してほしいのが「DMR-4X1000」。10TBの大容量HDDを内蔵するハイスペックさだけでなく、標準的な設定で地デジ8ch×9日保存できる「全自動ディーガ」機能で録り逃しの心配もない。「どこでもDIGA」アプリで、通常録画だけでなく、全録番組もさかのぼって視聴できる点を考えると、利便性はかなり高い。録画機能の面では間違いなく現行機種で最高峰のモデルだ。

録画性能 ★★★★★ 
録画予約 ★★★★★
ディスク保存 ★★★★★
ディスク再生 ★★★★★
スマホ・ネットワーク視聴 ★★★★★

注目機種2 DMR-4W200/DMR-4CW200

DMR-4W200/DMR-4CW200

定番のDIGAを予算重視で選ぶなら、狙い目モデルは「DMR-4W200」だ。4K放送の2番組録画、2TB内蔵HDDのスタンダード機ながら4K放送長時間録画モードにも対応し、4倍録画でも4K放送を520時間録画できる。おまかせ長時間「4K 8〜12倍録モード」も有しており、ディスク保存も可能と4K録画の性能もなかなか強力。UltraHDブルーレイ再生機として使うのもアリだし、無料の専用アプリでスマホからの遠隔視聴用チューナーとしても使うというのもアリと、優秀過ぎるスタンダードモデルといえる。

録画性能 ★★★★
録画予約 ★★★
ディスク保存 ★★★★★
ディスク再生 ★★★★★
スマホ・ネットワーク視聴 ★★★★★

長時間録画対応にアニメ・ドラマ予約に便利! 4K時代もレコーダーらしいソニー

ソニーの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

ソニーの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

レコーダーとしては4Kになってもソニーの録画機能を正当進化させていて、「おまかせ・まる録」の自動録画や、新作ドラマ・アニメを最長1か月先から先行予約できる「新作ドラマ・アニメガイド」、ネット連携による「みんなの予約ランキング」といったアイデアが秀逸。スマホ視聴は有料ながら、「Video & TV SideView」アプリで4K録画番組の視聴も可能だ。他社製も含めたディスプレイごと、ソース毎に画質を自動調整する「おまかせ画質モード」もユニーク。

「新作ドラマ・アニメガイド」で最長1か月前からの番組予約が可能。今年はコロナ禍で特殊な番組編成になっていることが多いが、そういったときも取り逃しを防げるのは便利だ

4K長時間録画モードの豊富さもポイントだ

4K長時間録画モードの豊富さもポイントだ

注目機種3 BDZ-FBT2000

BDZ-FBT2000

4K放送を最大11倍長時間録画できるソニーの4K対応ブルーレイレコーダー。なかでも、「BDZ-FBT2000」はトリプルチューナー(4Kは2番組録画)、2TBのHDD内蔵というスタンダードなモデル。最大6TBまでの外付けHDDも後付けでき、編集機能もしっかり備えており、高機能を使い込みたい人にぴったりな1台だ。

録画性能 ★★★★
録画予約 ★★★★★
ディスク保存 ★★★★★
ディスク再生 ★★★★
スマホ・ネットワーク視聴 ★★★★

長時間録画はないが割安感のあるシャープ

シャープの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

シャープの4K対応ブルーレイレコーダーのラインアップ

シャープの4K対応ブルーレイレコーダー「AQUOS 4Kレコーダー」も、昨年秋に発売した第2世代モデルを継続販売中。4K放送の長時間録画こそないが、4K放送の2番組同時録画というスペックで全3機種を展開している。シャープのレコーダーといえば、連ドラやアニメを専用画面で録画する「ドラ丸」機能が人気のシリーズなのだが、地デジ/BS放送のみの対応で4K放送は残念ながら非対応となっている。地デジやブルーレイソフトを輝度、解像度、色域、フレームレート、ビット深度すべてをアップコンバートして4K放送級のスペックに引き上げる「5upコンバーター」機能は他社にはないユニークな取り組み。実売価格が安く、最高画質のDRモード録画メインで使う人向きだ。なお、スマホ連携の「外からリモート視聴」はiOS/Androidそれぞれ有料アプリでの対応となっている。

シャープが力を入れている機能が再生せずに番組内容を確認できる「見どころポップアップ」。もちろん4K放送の録画番組も対応する

注目機種4 4B-C10BT3

4B-C10BT3

4K放送の2番組録画対応レコーダーのスタンダードモデル。AQUOSの4Kテレビとの連携も作り込まれていて「新AQUOS純モード」の高画質再生、液晶AQUOS連動で番組を一時停止できる「ちょっと待っテレビ」といった専用機能も利用可能だ。

長時間録画 ★★★
録画予約 ★★★★
ディスク保存 ★★
ディスク再生 ★★★★★
スマホ・ネットワーク視聴 ★★★★

折原一也

折原一也

PC系版元の編集職を経て2004年に独立。モノ雑誌やオーディオ・ビジュアルの専門誌をメインフィールドとし、4K・HDRのビジュアルとハイレゾ・ヘッドフォンのオーディオ全般を手がける。2009年より音元出版主催のVGP(ビジュアルグランプリ)審査員。

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