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米国の人気スピーカーブランドが手がける1台

“アメリカンHi-Fiサウンド”をワンボディで! Polk AudioのAlexaサウンドバー「REACT」

ディーアンドエムホールディングスは、同社が展開するPolk Audio(ポークオーディオ)ブランドの新製品として、「Amazon Alexa」に対応するサウンドバー「REACT」を2021年3月上旬に発売する。価格はオープンだが、29,700円(税込)前後での実売が想定される。

米国のスピーカー市場で高いシェアを誇るブランド、Polk Audio

オーディオに詳しい人だと、Polk Audioが米国の人気ブランドであることをご存じかもしれない。しかし近年の日本国内市場における製品展開は少なく、価格.comでも現在ヘッドホン製品が数モデル販売されているほか、スピーカー関連は2020年に2ユニット型サウンドバー「SIGNA S3」が発売されたくらい。一般には耳慣れないブランドだと思う人も多いだろう。ということで、まずはこのPolk Audioについて簡単にご紹介したい。

Polk Audioは米国ボルチモアに拠点を置くスピーカーブランドで、設立は1972年。実に50年近くの歴史を持つ。1974年に発売された「Monitor 7」が最初のヒットモデルとなり、現在に至るまで米国のスピーカー市場では高いシェアを獲得している。「アメリカンHi-Fiサウンド」のコンセプトを掲げた製品開発を行っており、複数のユニットを組み合わせた「ステレオ・ディメンショナル・アレイ」などの独自技術や、英国など欧州製のスピーカーに影響を受けたという緻密なサウンドデザインが特徴となる。

サウンドバーについては、上述の通りこれまで日本で展開されているのは昨年登場したSIGNA S3のみだが、米国では多くの製品が販売されており、10年以上の開発キャリアがある。そんなPolk Audioのサウンドバーとして、実売2万円台のカジュアルなワンボディ型モデルが新しく日本でも販売される……というのが今回のポイントだ。

スピーカー開発で培った技術を搭載したAlexaサウンドバー

それではいよいよ、REACTの基本仕様を見ていこう。本機は、内部に25mm口径のツイーター、96×69mmの上向きウーハー、そして110×100mmのパッシブラジエーターをそれぞれ2基搭載するサウンドバー。高域5W×2、低域20W×2の出力を確保しており、パッシブラジエーターを採用することで、ワンボディ型ながら豊かな低域再生を実現する設計となっている。

本体サイズは864(幅)×57(高さ)×121(奥行)mm、重量は2.9kg。近年主流の50インチクラスのテレビにフィットするサイズ感

本体サイズは864(幅)×57(高さ)×121(奥行)mm、重量は2.9kg。近年主流の50インチクラスのテレビにフィットするサイズ感

内部ユニットのイメージ。ツイーターはフロント向き、ウーハーは上向きに配置されている

内部ユニットのイメージ。ツイーターはフロント向き、ウーハーは上向きに配置されている

こちらは背面端子部。音声入力端子として、HDMI(ARC対応)、光デジタルを1系統ずつ備えている

こちらは背面端子部。音声入力端子として、HDMI(ARC対応)、光デジタルを1系統ずつ備えている

本体は、テレビの前に設置したときに画面やリモコン受光部をさえぎらないよう、高さが57mmに抑えられている。ボディの外装には、汚れやホコリが目立たないグレーのファブリック素材を採用しており、スタイリッシュでインテリアにもなじみやすい。

設計・製造は米国ボルチモアのラボで行われており、ユニットには同社ならではのドライバーアレイ技術を応用。なおデジタル部のパーツやソフトウェアは、同じSound Unitedグループであるデノンの技術を共有している部分もあるそうで、日本ユーザーにとって使いやすいと思われる操作性もきちんと押さえられているという。

▼「アメリカンHi-Fiサウンド」をワンボディ型で

ホームシアターフォーマットは、Dolby Digital/DTS/リニアPCMに対応。いわゆる3Dサラウンド関連機能には非対応だが、Polk Audioがこれまでに培った技術による高品位な「アメリカンHi-Fiサウンド」をリビングで味わえるサウンドバーとして開発されている。

サウンドモードは「映画」「音楽」「スポーツ」に対応しており、再生するコンテンツに合わせてリモコンからワンボタンで切り替えることが可能。また、音量のダイナミックレンジを抑えて、夜間などの小音量再生時でも音声を聞き取りやすくする「ナイトモード」も搭載している。さらに、特許技術「Voice Adjust」機能も備えており、人の声の聞こえ方を3段階のレベルで調整できるのもポイントだ。

4つのサウンドモードはリモコンからワンタッチで切り替えられて操作も簡単

4つのサウンドモードはリモコンからワンタッチで切り替えられて操作も簡単

▼Wi-Fi接続で、Alexa機能や音楽ストリーミング再生に対応

本機はIEEE 802.11a/b/g/n/acのWi-Fi規格(2.4GHz/5GHz)に準拠し、上述の通りAIアシスタント機能「Amazon Alexa」に対応している。「Amazon Echo Dot」(第3世代)と同じデバイスを搭載しており、純正のAlexaとほぼ同じ音声操作が可能となる。

Alexa対応のスマートスピーカーとして、本機から家電製品の音声操作が行えるほか、「Alexa Multi-room Music」にも対応しており、同じホームネットワーク内にあるほかのAlexaスピーカーと同期・連携させることによってマルチルーム再生にも対応する。また、ネットワーク経由での音楽再生もでき、「Amazon Music」のほか「Spotify Connect」もサポートしている。

インジケーターやトップパネルは、本家Alexa端末と共通するデザイン。なおREACTは、Amazonの「Frustration-Free Setup Program認証」を取得した初めてのサウンドバーでもあり、ユーザーが簡単に数分でセットアップを完了できるようになっている

インジケーターやトップパネルは、本家Alexa端末と共通するデザイン。なおREACTは、Amazonの「Frustration-Free Setup Program認証」を取得した初めてのサウンドバーでもあり、ユーザーが簡単に数分でセットアップを完了できるようになっている

ちなみに、リモコンで本機のサウンドモードを変更すると、Alexaがきちんと音声で知らせてくれるようになっている点も便利。そのほか、Bluetooth経由での音楽再生にも対応しており、コーデックはSBCとAACをサポートする。製品の全体的なイメージについては、ぜひ以下の公式動画も参照されたい。

スピーカー専業メーカーが開発したサウンドバーと聞くと、まずは音質への期待が高まるが、REACTはAlexaスピーカーとしての機能性を備えているのもポイント。また、グレーのファブリックを採用したスタイリッシュなデザインにも惹き付けられる1台だ。ステイホーム需要でサウンドバーの人気が高まっている今、テレビ周りの音質強化に興味のある方はぜひ注目されたい。

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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