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ソニー小型Androidウォークマン「NW-A300」シリーズ発表。1月27日発売で価格は4.6万円〜

ソニーから、Android OSを搭載したストリーミングウォークマンの新モデル「NW-A300」シリーズが発表された。スタンダードラインのAシリーズとしては約3年ぶりの新モデルだ。

ソニーストリーミングウォークマン「NW-A300」シリーズ

ソニーストリーミングウォークマン「NW-A300」シリーズ

ラインアップは、メモリー容量32GBの「NW-A306」と64GBの「NW-A307」の2モデル。発売日は1月27日で、市場想定価格は「NW-A306」が46,000円前後、「NW-A307」が57,000円前後。同時発表された上位モデル「NW-ZX707」は、以下の別記事で紹介しているで、ここでは、「NW-A300」シリーズを詳しく解説していこう。

メモリー容量やバッテリー性能を改善。高品位パーツ採用で音質もブラッシュアップ

今回発表された「NW-A300」シリーズは、2019年に発売された「NW-A100」シリーズの実質的な後継モデルとなる製品だ。「NW-A100」シリーズは、ストリーミングウォークマンの中で最もコンパクトな本体サイズを採用し、音楽ストリーミングサービスをより手軽に高音質で楽しめるモデルとしてヒットしたが、いっぽうで16GBスタートのメモリー容量では足りない、バッテリー駆動時間が短いといった不満がユーザーから寄せられていたという。「NW-A300」シリーズでは、この不満点を改善し、コンパクトな本体サイズはそのままに、音楽ストリーミングサービスをより高音質に、より長時間楽しめるようなモデルに仕上げたという。

上に掲載したのは、「NW-A300」シリーズと「NW-A100」シリーズの主なスペックを比較したもので、赤字で書かれている部分が進化したポイントとなる。本体サイズはほぼ踏襲、画面サイズやデジタルアンプ「S-Master HX」といった部分は従来モデルから変更はないものの、Android OSのバージョンが12に進化し、バッテリー駆動時間も従来モデルから最大10時間も伸びている。ストリーミングウォークマンとしては、特にW.ミュージックアプリ以外のアプリ利用時でも従来モデルと同等の最大26時間のバッテリー性能を実現した点はなかなかうれしい進化ポイントと言えるだろう。

コンパクトサイズを維持したまま、大幅なバッテリー性能アップを実現した「NW-A300」シリーズ

コンパクトサイズを維持したまま、大幅なバッテリー性能アップを実現した「NW-A300」シリーズ

本体サイズは「NW-A100」シリーズとほぼ同じ

本体サイズは「NW-A100」シリーズとほぼ同じ

音楽再生機能では、圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングしてくれる「DSEE Ultimate」が進化。名称こそ「NW-A100」シリーズと同じものとなっているが、「NW-A100」シリーズがW.ミュージックアプリ/有線イヤホン利用時という制限があったのに対し、「NW-A300」シリーズはアプリ制限なし/有線・無線(Bluetooth)問わず利用可能になるなど、機能が大幅にアップデートされている。同様の機能は、昨年発売されたハイエンドモデル「NW-WM1ZM2」「NW-WM1AM2」ですでに提供されているものだが、小型の「NW-A300」シリーズにおいても、音楽ストリーミングサービス系のアプリ/ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの組み合わせで「DSEE Ultimate」が有効化できるようになったのは大きなトピックと言えそうだ。

メモリー容量不足でアプリを追加する際に制限が多く、ユーザーから不満の声があがっていたメモリー容量については、「NW-A100」シリーズにあった16GBモデルを廃止し、32GB(実使用可能領域は約18GB)/64GB(実使用可能領域は約47GB)の2モデル展開へと変更された。また、「NW-A100」シリーズでは専用のノイズキャンセリングイヤホンを付属したモデルを展開していたが、「NW-A300」シリーズではこれを廃止。専用ノイズキャンセリングイヤホンへの対応をやめたことで、ヘッドホンジャックが「NW-A100」シリーズの5極タイプから、「NW-WM1ZM2」や「NW-WM1AM2」、同時発表された「NW-ZX707」などにも採用されている4極タイプへと変更されており、グランドの強化で高音質化にも寄与しているという。

イヤホンジャックは「NW-WM1ZM2」や「NW-WM1AM2」、同時発表された「NW-ZX707」などにも採用されている4極タイプへと変更された

イヤホンジャックは「NW-WM1ZM2」や「NW-WM1AM2」、同時発表された「NW-ZX707」などにも採用されている4極タイプへと変更された

なお、「NW-A300」シリーズは16GBモデルがなくなってしまったことで、「NW-A100」シリーズに比べてやや価格が上昇しているが、「NW-A300」シリーズ発売後も、最エントリーのストリーミングウォークマンとして「NW-A100」シリーズの16GBモデル「NW-A105」は当面の間、販売を継続する見込みとのこと。

「NW-A300」シリーズのカラーバリエーションは、グレー、ブルー、ブラックの3色を展開。「NW-A100」シリーズはレッドやオレンジなどのポップなカラーリングもラインアップしていたが、「NW-A300」シリーズはよりシックなカラーリングへとシフトした。なお、「NW-A300」シリーズは本体デザインも一部変更されており、背面は波型デザインで手に持った際に手によりなじみやすくなっている。

「NW-A300」シリーズのカラーバリエーション

「NW-A300」シリーズのカラーバリエーション

写真左が「NW-A100」シリーズ、右が「NW-A300」シリーズ。「NW-A300」シリーズは背面が波型になっており、手になじみやすいデザインとなっている

写真左が「NW-A100」シリーズ、右が「NW-A300」シリーズ。「NW-A300」シリーズは背面が波型になっており、手になじみやすいデザインとなっている

このほか、高音質設計部分では、アルミの押し出し材から削り出した高剛性アルミシャーシや、アナログブロック/デジタルブロックをしっかり分離させた基板レイアウトなどを従来モデルから引き続き採用しつつ、新たに金を添付した高音質はんだの全接点への採用や、抵抗値を削減した専用バッテリーを搭載するなど細部をブラッシュアップ。広がりや定位感、SN感が向上し、ボーカルや楽器の透明感が増しているそうだ。

アルミの押し出し材から削り出した高剛性アルミシャーシを引き続き採用

アルミの押し出し材から削り出した高剛性アルミシャーシを引き続き採用

アナログブロックへデジタルブロックからの影響が及ばないように、それぞれのブロックをしっかりと分離させた基板レイアウトを採用

アナログブロックへデジタルブロックからの影響が及ばないように、それぞれのブロックをしっかりと分離させた基板レイアウトを採用

低域のどっしり感を向上させるため、基板に銅はくを貼り付けてグランドを強化しているのもポイント

低域のどっしり感を向上させるため、基板に銅はくを貼り付けてグランドを強化しているのもポイント

再生フォーマットはMP3/WMA/FLAC/WAV/AAC/HE-AAC/Apple Lossless/AIFF/DSD(DSF/DSDIFF)/APE/MQA、PCMは最大32bit/384kHzまで(352.8 kHz以上はダウンコンバート再生)、DSDは1bit/11.2MHzまででリニアPCM変換での再生となる。ヘッドホン出力は3.5mmステレオミニ1系統で、実用最大出力は35mW+35mW。無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)に対応。BluetoothはVer 5.0で、コーデックはSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDをサポートする。

なお、「NW-A300」シリーズの発売に合わせて、専用アクセサリーとして、シリコンケース「CKM-NW300」とフリップタイプのソフトケース「CKS-NWA300」も発売される。いずれも、本体と同じグレー、ブルー、ブラックの全3色のカラーバリエーションを用意。発売日は「NW-A300」シリーズと同じ1月27日で、市場想定価格は「CKM-NW300」が2,000円前後、「CKS-NWA300」が4,000円前後となる。

シリコンケース「CKM-NW300」。市場想定価格は2,000円前後

シリコンケース「CKM-NW300」。市場想定価格は2,000円前後

フリップタイプのソフトケース「CKS-NWA300」。市場想定価格は4,000円前後

フリップタイプのソフトケース「CKS-NWA300」。市場想定価格は4,000円前後

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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