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大きいほうの「HomePod」復活! 価格は44,800円(税込)

アップルは2023年1月18日、スマートスピーカー「HomePod」の第2世代モデルを2月3日に発売すると発表した。初代の「HomePod」は2019年に発売され、2021年に生産終了となっていたが、突如復活した形だ。カラーはホワイトとミッドナイトの2色で、アップルストア価格は44,800円(税込)。

「HomePod」(第2世代モデル)

「HomePod」(第2世代モデル)

空間オーディオ対応、コンピュテーショナルオーディオもパワーアップ

「HomePod」は継ぎ目のないメッシュ生地で覆われたスマートスピーカー。音量調整などができる上部の「Touchサーフェス」はバックライト付きで、アップルらしいこだわりのデザイン。編み込み電源ケーブルも本体カラーに統一されている。

音質面では、カスタム設計の高偏位ウーハー、振動板を20mm幅で振動させるモーター、低音イコライザーのマイク、5つのビームフォーミングツイーターのアレイが連携し、豊かで深みのある低音域と鮮明な高音域で、パワフルなサウンドを実現しているという。空間オーディオに対応するほか、「S7チップ」を中心するとコンピュテーショナルオーディオも特徴のひとつ。室内検知テクノロジーにより、音の反射を認識して、壁を背にしているか離れているかを判断し、サウンドをリアルタイムで調整するという。

複数の「HomePod」または「HomePod mini」と組み合わせての利用も可能。複数の「HomePod」で同じ曲を再生したり、異なる曲を再生したりできる。別の部屋にある「HomePod」にメッセージを送信することも可能だ。また、2台の「HomePod」を使ってステレオスピーカーとしても使える。

内部構造

内部構造

ほかのアップル機器とも連携できる。iPhoneで再生していたコンテンツまたは通話を「HomePod」に直接引き継げる(その逆も可能)ほか、iPhoneを「HomePod」に近づけると、パーソナライズされた曲やポッドキャストを提案してくれる。6人までの声を認識できるので、家族のパーソナルプレイリストを聞いたり、リマインダーを頼んだり、カレンダーのイベントを設置したり、生活の中でも活用できそうだ。

「Apple TV 4K」とペアリングして、ホームシアター用スピーカーとしても利用可能。「HomePod」で「Siri」を使えば、Apple TVで再生中のコンテンツをハンズフリーでコントロールできる。「探す」機能を使って、ユーザーが置き忘れたデバイスで音を鳴らすこともできる。

iPhoneを近づけると、再生中の音楽を引き続き再生できる

iPhoneを近づけると、再生中の音楽を引き続き再生できる

2台の「HomePod」を使ってステレオスピーカーとして利用可能。「Apple TV 4K」と組み合わせてホームシアター用スピーカーとしても使える

2台の「HomePod」を使ってステレオスピーカーとして利用可能。「Apple TV 4K」と組み合わせてホームシアター用スピーカーとしても使える

スマートホーム機能も搭載。今春のソフトウェアアップデートで提供される予定のサウンド認識により、煙と一酸化炭素の警報音を聞き取り、音が特定検知されるとユーザーのiPhoneに通知してくれる。さらに、温度と湿度センサーが内蔵され、たとえば、室内温度が高くなった場合は自動的にブラインドを閉めたり、扇風機をオンにするなどのオートメーションを作成できるという。スマートホーム規格「Matter」にも対応し、対応アクセサリーに接続して、ホームハブとしても機能する。

三浦善弘(編集部)

三浦善弘(編集部)

ガジェットとインターネットが好きでこの世界に入り、はやいもので20年。特技は言い間違いで、歯ブラシをお風呂、運動会を学芸会、スプーンを箸と言ってしまいます。お風呂とサウナが好きです!

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