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スタイリッシュワイヤレススピーカーの元祖、「Beats Pill」が久々に復活!

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スタイリッシュなデザインと本格的なサウンドで大ヒットを記録したBeatsのワイヤレスBluetoothスピーカー「Beats Pill」。2016年に国内投入された「Beats Pill+」はすでに終売となっており、しばらく後継モデルがないという状況が続きましたが、この夏、「Beats Pill」がついに復活します。

BeatsのワイヤレスBluetoothスピーカー最新モデル「Beats Pill」

BeatsのワイヤレスBluetoothスピーカー最新モデル「Beats Pill」

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2024/04/30 23:00

IP67防塵・耐水、最大24時間のバッテリー、ロスレス再生対応など全方位で進化を遂げた新生「Beats Pill」

「Beats Pill+」以来、約8年半ぶりに登場する新生「Beats Pill」。カプセル型のスタイリッシュなデザインはそのままに、より現代のライフスタイルにマッチした形に進化を遂げています。

洗練されたカプセル型のスタイリッシュなデザインはそのままに、中身が大きく進化しています

洗練されたカプセル型のスタイリッシュなデザインはそのままに、中身が大きく進化しています

なかでもサウンド面の進化は見逃せないポイントです。ドライバー構成はウーハーとツイーターの2ドライバー構成となり、「Beats Pill+」の4ドライバー構成よりもユニット数は少なくなっていますが、いちから再設計したという楕円形のウーハーは「Beats Pill+」よりもピストン面積が53%も拡大。強化されたネオジム磁石とも相まって、駆動力は28%、動かせる空気量は90%増加しているそう。

先代の「Beats Pill+」同様、アクティブ・クロスオーバーシステムを採用していますが、ドライバー構成はウーハーとツイーターの2ドライバー構成に変更。単純なユニット数は減っていますが、ウーハーのピストン面積は53%拡大しており、駆動力もアップしています

先代の「Beats Pill+」同様、アクティブ・クロスオーバーシステムを採用していますが、ドライバー構成はウーハーとツイーターの2ドライバー構成に変更。単純なユニット数は減っていますが、ウーハーのピストン面積は53%拡大しており、駆動力もアップしています

また、ウーハーに放射状のリブを設けることで大音量でも低音域の歪みを最小限に抑制。加えて、ウーハー・ツイーターそれぞれのパフォーマンスに合わせてクロスオーバーの最適化を図っており、ウーハーはより深くパワフルな低音を、ツイーターは中音域と高音域で驚異的なパフォーマンスを発揮できるようにしたそうです。手軽に持ち運べるコンパクトな製品ですが、これ1台で部屋中を十分満たすことができるほどパワフルなサウンドが楽しめるとのこと。これだけでも「Beats Pill」を選ぶ価値はありそうです。

コンパクトなスピーカーですが、これ1台で部屋中を十分満たすことができるほどパワフルなサウンドを楽しめるそう。ちなみに、スピーカーは上方20 度に傾斜して配置されており、反射音を最小限に抑え、音が耳にダイレクトに届きやすくなっているのもポイントです

コンパクトなスピーカーですが、これ1台で部屋中を十分満たすことができるほどパワフルなサウンドを楽しめるそう。ちなみに、スピーカーは上方20 度に傾斜して配置されており、反射音を最小限に抑え、音が耳にダイレクトに届きやすくなっているのもポイントです

しかも、「Beats Pill」がすごいのはサウンド面だけではありません。先日発売されたワイヤレスヘッドホン「Solo 4」同様、USB-Cのデジタルロスレス再生にも対応しました。USB-Cケーブルを使用してアップルの「iPhone 15」シリーズをはじめとしたUSB-C端子を搭載するスマートフォンやタブレット、パソコンと直接接続することで、ロスレスオーディオをどこでも手軽に楽しめるというのは「Beats Pill」ならではの利点と言えるでしょう。

本体背面に充電/デジタル接続兼用のUSB-C端子を搭載。USB-Cケーブルを使用して対応するスマートフォンと接続すれば、屋外でもロスレスオーディオ再生を楽しめます

本体背面に充電/デジタル接続兼用のUSB-C端子を搭載。USB-Cケーブルを使用して対応するスマートフォンと接続すれば、屋外でもロスレスオーディオ再生を楽しめます

本体サイズは21.9 (幅)× 7.0(奥行)×7.1(高さ)cmで「Beats Pill+」からほとんど変化はありませんが、重さは681gとなり、「Beats Pill+」から10%ほど軽量化を達成。バッテリー駆動時間は、「Beats Pill+」比で2倍となる最大24時間にまで大きく伸びました。さらに、持ち運びに便利なキャリーストラップも取り付け可能になったほか、IP67相当の防塵・耐水性能にも対応。突然の雨、キッチン、水辺のレジャーなど、水が気になる場所でも利用できるようになった点も大きな進化点と言えます。

先代の「Beats Pill+」よりもさらに軽くなった「Beats Pill」。キャリーストラップも取り付けできるようになり、より持ち運びしやすくなりました

先代の「Beats Pill+」よりもさらに軽くなった「Beats Pill」。キャリーストラップも取り付けできるようになり、より持ち運びしやすくなりました

IP67相当の防塵・耐水性能に新たに対応した「Beats Pill」なら、水辺に持ち出して音楽を楽しむのにもぴったりです

IP67相当の防塵・耐水性能に新たに対応した「Beats Pill」なら、水辺に持ち出して音楽を楽しむのにもぴったりです

ほかにも、マイク機能が備わっており、「Beats Pill」をスピーカーフォンとして使用できるほか、ワイヤレスヘッドホン「Solo 4」や完全ワイヤレスイヤホン「Beats Solo Buds」などと同様に、iOS/Android問わずシームレスに接続・連携できるようになっているのもポイントです。なお、「Beats Pill」では、先代の「Beats Pill+」のように専用アプリの提供はありませんが、本体のボタンだけで再生コントロールや音量調整、デバイスのペアリング、電源 の切り替えといった操作が完結するようになっており、2 台の「Beats Pill」を用意することで利用できる「増幅モード」や「ステレオモード」なども本体の操作だけで簡単に利用できるそうです。

最近のBeats製品ではおなじみとなっているiOS/Android問わないシームレスな接続・連携機能は「Beats Pill」にももちろん搭載されています

最近のBeats製品ではおなじみとなっているiOS/Android問わないシームレスな接続・連携機能は「Beats Pill」にももちろん搭載されています

2台の「Beats Pill」を組み合わせることで「増幅モード」や「ステレオモード」なども楽しめます。専用アプリがなくても、本体のみの操作で簡単に設定できるようになっており、ホームパーティなどでも大いに活躍してくれるでしょう

2台の「Beats Pill」を組み合わせることで「増幅モード」や「ステレオモード」なども楽しめます。専用アプリがなくても、本体のみの操作で簡単に設定できるようになっており、ホームパーティーなどでも大いに活躍してくれるでしょう

カラーバリエーションはマットブラック、ステートメントレッド、シャンパンゴールドの全3色。取り外し可能なキャリーストラップは本体と同じカラーのものが同梱されます。日本での発売日は2024年8月8日で、価格 は24,800円(税込)です。

先代の「Beats Pill+」よりも軽量で携帯性が向上し、 より高音質でロスレス再生にも対応、最大 24 時間のバッテリー性能やIP IP67相当の防塵・耐水性能であらゆるシーンで活躍できそうな新生「Beats Pill」。手軽に持ち出して使えるスタイリッシュなワイヤレスBluetoothスピーカーを探している人はぜひチェックしてみてください。

遠山俊介(編集部)
Writer / Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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