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ソニーのポータブルプロジェクター「LSPX-P1」 は家庭でどう使うのがオモシロい?

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今回は、今話題のプロジェクター「LSPX-P1」(ソニー)の楽しい活用方法を“子育てパパ”として考えてみました! このLSPX-P1は、“イマジネーションひとつで、今ある空間をどんな世界にも変えられる。”をコンセプトにした「Life Space UX」シリーズの1つで、とても興味深いものがあります。家電っぽくなく、空間にうまく溶けこむようにデザインされたプロジェクターやスピーカーがラインアップされています。

ポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」。サイズは、81(幅)×131(奥行き)×131(高さ)mm。重量は約930g。バッテリーで動くので好きな場所にひょいと置くことができます

LSPX-P1ってどんなもの?

プロジェクターといえば、会議室で使うような明るいけどファンが回ってうるさいものか、ホームシアター用にどーんと鎮座する黒いAV機器というのが一般的でした。ところがこのLSPX-P1は、コンセプトそのものがそういったものとは違うため、プロジェクターとしての基本的なスペックは、比較すれば低いといえます。とはいえ、手のひらサイズのプロジェクターでありながらバッテリー内蔵。なんと、満充電から2時間も動くというからオドロキです。

LSPX-P1は、スピーカー内蔵のプロジェクター本体とHDMIの入出力を備えた送信ユニットからなる2ピース構造になっており、コントロールはスマーフォンの専用アプリから行います。プロジェクターにあるのは電源ボタンのみ。これはいわゆる主電源で、一度電源を入れれば、あとはスマホからの操作だけでOK.。スリープさせたり、また、夜になるとオンにして寝る頃にオフにするなどのタイマー運用もスマホから簡単にできるようになっています。

左が送信ユニットで、右がスピーカー内蔵(モノラル/アンプ出力 2W+2W)のプロジェクター本体。操作はスマホのアプリから行います

2つのユニットは色や質感も統一されていて設置面積も同じなので、重ねて置けます。表面は独特の質感でチープさがないのも◎。おしゃれなスピーカーのよう

送信ユニットはHDMIの入力とスルーアウトの出力があり、ディスクレコーダーやデジタルカメラ、ゲーム機などを接続できます。プロジェクターにはスピーカーが内蔵されているのでそのまま音を出すこともできるし、送信ユニットのオーディオアウトからスピーカーやオーディオシステムに接続することもできます。

送信ユニットに、HDMIの入出力とオーディオアウトを搭載

送信ユニットに、HDMIの入出力とオーディオアウトを搭載

操作はすべてスマホから行います。プロジェクターの音量や明るさ、フォーカス、台形補正、上下反転などもアプリで調整。本体を動かすたびにセンサーが働いてオートフォーカスと台形補正もしてくれるので、厳密に調整したいときだけアプリを使えばいいでしょう。純正オプションのスタンドは電源ケーブルが内蔵されており、スマートにプロジェクターを設置できます。

Bluetoothでスマホからプロジェクターをコントロール

Bluetoothでスマホからプロジェクターをコントロール

空間に溶け込むミニマルデザイン。本体にあるのは電源ボタンとインジゲーターだけ。ちなみに、写真右は無印良品の空気清浄機と並べたもの。ミニマルで白くてメッシュ部分をデザインにしているなど、雰囲気が似ています

惜しいのが、電源ケーブル。LSPX-P1に付属するACアダプターは、ノートPCなどの汎用品っぽいモノで、しかも黒いんです。ここはApple製品みたいにケーブルにもこだわってほしかった。残念!

ノートパソコンのような無骨で黒いACアダプターがデザインを台無しに……

ノートパソコンのような無骨で黒いACアダプターがデザインを台無しに……

とはいえ、プロジェクターとして気になるのは、やはり、明るさや静音性。家庭で使うとなれば、なおさらです。さっそくチェックしていきましょう!

明るさは?音は? リビングルームで使ってみました!

まず、明るさですが、以下の写真をご確認いただければと思います。夕方にリビングの窓のレースカーテンを閉め、明るさを最大にして写真を表示すると、こんな感じになります。

壁から50cm離して設置し、明るさを最大にしてプロジェクションした場合

壁から50cm離して設置し、明るさを最大にしてプロジェクションした場合

うーん、これは暗い。スペック(100ルーメン)を見て明るい部屋ではキツそうだなと思ったので明るい写真を選んでプロジェクションしましたが、このくらいにしか見えません。そこで、色を付けた写真をプロジェクションしてみました。ちょっとくっきりはしますが、やはり以下のようなちょっとメリハリがたりない感じ。外光がある時間だとちょっと見難いです。

左は寒色系の写真を表示した場合、右は暖色系の写真を表示した場合

左は寒色系の写真を表示した場合、右は暖色系の写真を表示した場合

そこで、今度はスタンドから取り外し、LSPX-P1を壁にぴったりつける設置スタイルにしてプロジェクション。これは明るい!いい感じです! 画面のプロジェクション面積は13インチくらいになってしまいますが、はっきりくっきり見ることができます。

LSPX-P1を壁にぴったりくっつけてプロジェクションすると、光が入る室内でも見やすくなりました

LSPX-P1を壁にぴったりくっつけてプロジェクションすると、光が入る室内でも見やすくなりました

ちなみに、写真ではなく、アプリから「時計表示」にしてみると……、おおおお! 完全に壁に溶け込んで、数字だけが見えるからカッコイイ! 「デジタル時計」は違うフォントもあったりアナログ時計にすることもできるので、インテリアとして使えますね。

太いゴシックのデジタル時計にした場合

太いゴシックのデジタル時計にした場合

左はアナログ時計、右は細いフォントのデジタル時計の表示。枠がない分空間への溶け込み感がすごい

左はアナログ時計、右は細いフォントのデジタル時計の表示。枠がない分空間への溶け込み感がすごい

写真や動画をプロジェクションすると、それ自体が四角いフレームになるので全体の明るさに目が行きがちですが、フレームを感じさせない時計などを表示させるとこのガジェット持つ魅力に近づいてきたような感じがします。

なお、静音性ですが、リビングで使用してもファンの音はそれほど気になりませんでした。ノートパソコンのファンくらいの感じといったところです。

このプロジェクターは近距離プロジェクションのほうがよさが出る! と気が付いたので、電源ケーブルを外し、机にポンっと置いてみました。木目の机ではさすがに見にくいので、A4の白い紙をスクリーン代わりに置いてプロジェクションしてみたところ……、なんか不思議な感じ!! テーブルにペラっと置いた紙の中に写真があると、プロジェクターの光というより、紙に印刷された光るインクみたいに見えてくるんです。未来的なのになんだか懐かしい。そういう不思議な気持ちになります。

机に置いたA4用紙に縦写真をプロジェクション

机に置いたA4用紙に縦写真をプロジェクション

同じく、A4の用紙に横写真をプロジェクションした場合

同じく、A4の用紙に横写真をプロジェクションした場合

今度は、サラサラの用紙ではなくスケッチブックの紙ならどうかな? と思いつき、何を出したら面白いかなと、カメラロールから生ハムの写真を選んでプロジェクション。お皿を真上から撮った生ハムなのでそこにあるみたい! これまた実にぴったりフィット! 思わずフォークを持ってきて食べてみました(笑)。写真なのに脳内で味が補完されてお腹いっぱいになる! ……というのはウソですが、これ、カメラのレンズと机からの距離をしっかり検証して実物大で撮って、実物大でプロジェクションしたらすごく面白いのではないかと思いました。

食べる視点から撮った生ハムの写真をプロジェクションしたら、食べたくなりました!

食べる視点から撮った生ハムの写真をプロジェクションしたら、食べたくなりました!

さらに、プロジェクションするソースが写真ではなく動画ならどうかな? と思い、試してたところ、紙の上に再生ボタンが出現し(笑)、さらに不思議な感じになりました!

動画をプロジェクションすると、机の上の紙の中で人が動くき不思議な感覚に

動画をプロジェクションすると、机の上の紙の中で人が動くき不思議な感覚に

この再生ボタン、これ押したい!! ……いや、押せるようになるでしょう、近い将来、絶対にこれ押せますよ(笑)。だってプロジェクターの映写窓にセンサーつければいいんですからね! ……と思ったら、ソニーが別プロジェクトでそういう製品を発表していましたね。うーん、なんでいつもソニーって似たことを別の製品ラインナップで出すんだろう。

ところで、もういっそ食べ物は“お皿にプロジェクション”したらいいんじゃないか? と思い、試してみました。でも、残念ながら陶器はツヤやがありすぎて乱反射してしまい、思ったほどリアルには見えませんでした。それよりは、白いテーブルで色のついた食器にのった料理を撮って、また白いテーブルにプロジェクションしたほうが面白そうですね! 今度やってみたい!

白いお皿は光が乱反射してしまい、映像がぼんやりしてしまいました

白いお皿は光が乱反射してしまい、映像がぼんやりしてしまいました

机の木目部分にはみ出た映像はよく見えないのですが、これはこれでオモシロイ

机の木目部分にはみ出た映像はよく見えないのですが、これはこれでオモシロイ

アイデア次第! これまでの映像機器では絶対にムリだったスタイルで遊べます

白くない所にプロジェクションされた映像は、映画館のスクリーン両脇のカーテン効果のように消えてくれるのが面白いですね。そして、このプロジェクターの面白さを本当に生かすには“フレームのない映像や写真なんだ!”というのがわかりました。LSPX-P1は、アーティスト的な遊びココロを持ってる人にはたまらないリビングガジェットといえるでしょう! 小さくてバッテリーで動くし、映像もワイヤレスで送信ユニットから飛んでくるし、スマホのアプリで自由に操作できるから、これまでの映像機器では絶対にムリだったスタイルを実現できますね!

気分でサッとレイアウトを変えられるのが、LSPX-P1の最大のよさ

気分でサッとレイアウトを変えられるのが、LSPX-P1の最大のよさ

家電やAV機器というより、LSPX-P1はインテリアや家具に近いリビングガジェットだと思いました。映像機器なのに厚みや重さを感じさせないカジュアルなアンビエントメディア! このシリーズどう発展していくのか目が離せません!

以上、ソニーのLife Space UXシリーズからお送りしました!

川井拓也

川井拓也

ネット配信の映像ディレクターとして数々の中継をコーディネート。子育てパパ目線でのガジェット&インテリア用品レビューが得意ジャンル。Eテレ「まいにちスクスク」の講師でもある。

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