新製品レポート
AKシリーズの新エントリーDAPは、2.5mm4極バランス出力とUSBデジタル出力に対応!

Astell&Kernから、AK Jrの後継機「AK70」とbeyerdynamicとのコラボイヤホン「AK T8iE MKII」が登場

アユートは6月21日、iriver「Astell&Kern」ブランドの発表会を都内で開催。ハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーの新モデル「AK70」と、beyerdynamicとのコラボイヤホン新モデル「AK T8iE MKII」を発表した。ここでは、発表会で明らかになった新製品の特徴をレポートする。

AK70は、上位モデルのいいとこどりしたAKシリーズの新エントリーモデル

AKシリーズは、「AK100」や「AK120」などの第1世代製品、「AK100II」「AK240」などの第2世代製品、「AK300」や「AK380」といった第3世代製品、そしてシリーズエントリーモデルの「AK Jr」があったが、今回発表された「AK70」は、AK Jr(2015年5月発売)の後継モデルに当たる製品となる。

シリーズエントリーモデルのAK Jrの後継モデルとして発表されたAK70。7月に発売予定だ

シリーズエントリーモデルのAK Jrの後継モデルとして発表されたAK70。7月に発売予定だ

本体サイズは60.3(幅)×96.8(高さ)×13mm(厚さ)、重量は132g。内蔵メモリーは64GBで、本体側面にはmicroSDXCメモリーカードスロット(最大128GB)も備える。デザインは第2世代のAK240に近いものとなり、OSも第2世代や第3世代と同じAndroidベースへと変更。2.5mm4極バランス接続や「AK Connect」もサポートしている。ボディカラーはミスティミントで、これまでのAKシリーズになかったポップなデザインに仕上がっている。

手のひらに収まるコンパクトボディを採用。これまでのAKシリーズにないポップなデザインが印象的だ

手のひらに収まるコンパクトボディを採用。これまでのAKシリーズにないポップなデザインが印象的だ

本体側面には操作ボタンとmicroSDXCメモリーカードスロットを用意

本体側面には操作ボタンとmicroSDXCメモリーカードスロットを用意

本体上部には、電源ボタンとヘッドホン出力を用意。エントリーモデルながら、2.5mm4極バランスも装備する

本体上部には、電源ボタンとヘッドホン出力を用意。エントリーモデルながら、2.5mm4極バランスも装備する

エントリーモデルということで、ケースは別売で、本体と同時期に発売を予定しているという

エントリーモデルということで、ケースは別売で、本体と同時期に発売を予定しているという

写真左からAK70、AK240、AK120II、AK380。AK70がもっともコンパクトで薄い

写真左からAK70、AK240、AK120II、AK380。AK70がもっともコンパクトで薄い

AK JrとAK70の比較写真。本体の厚みはAK70のほうがあるものの、かなりコンパクトにまとまっていることがおわかりいただけるはずだ

音質の要となるDACについては、第2世代AKシリーズで採用実績のあるシーラス・ロジック(Cirrus Logic)製「CS4398」をシングル構成で搭載。ネイティブ再生は最大192kHz/24bitまで、PCM変換では、384kHz/32bitまでサポートしている。DSDもPCM変換にはなるものの、最大DSD128(5.6MHz/1bit)までサポートしている。また、エントリーモデルながら、USBのデジタル出力をサポートしている点も見逃せないポイントだ。DoPは最大DSD128まで、PCMなら最大384kHzまでサポートしている。USB-DAC機能は、USB Audio Class 1.0の96kHz/24bitまで対応している。

USBのデジタル出力機能も搭載。アユートが販売するChord「Mojo」などと接続すれば、DSDのネイティブ再生も可能だ

このほか、細かい部分ではトップメニューキーを下にスワイプすることで、表示できるメニューキーの数を変更できる機能も新たに追加されている。なお、USBのデジタル出力と、トップメニューキーの変更機能については、第2世代・第3世代AKシリーズに展開している予定とのことだ。

トップメニューキーの変更機能を試したところ。メニューの数を減らせば、ジャケット写真を大きく表示できる

現時点で日本での価格は決まっていないものの、米国では599USドルでの販売を予定しているという。これまでのエントリーモデルであったAK Jrに比べると、本体の厚みが多少増しているものの、第2世代のAK100IIに匹敵する機能を有しており、価格次第では、大きな注目を集めそうだ。なお、近日レビュー記事を公開予定なので、そちらにもぜひ期待して欲しい。

AK 70の主な仕様。第3世代のように「AK RECORDER」や「AK380-AMP」との接続は出来ないものの、第2世代のAK100IIに匹敵する機能を備えている

ボイスコイルとケーブル、MMCXコネクターを改良したbeyerdynamicとのコラボイヤホン第2弾

「AK T8iE MkII」は、その名の通り、beyerdynamicとコラボレーションし、世界初のTESLAテクノロジー搭載カナル型イヤホンとして大きな注目を集めたハイエンドカナル型「AK T8iE」の後継モデルとなる製品だ。前モデルの発売開始から1年も経っていないが、ユーザーから届いたさまざまなフィードバックを元に、さらにブラッシュアップしているという。

AK T8iE MkII。AK T8iEの後継モデルとして7月に発売を予定。左のハウジングプレートにはAstell&Kernのロゴとシリアルナンバーが、右のハウジングプレートにはbeyerdynamicのロゴが刻印されている

AK T8iEから楕円形状のノズルを引き続き採用する

AK T8iEから楕円形状のノズルを引き続き採用する

具体的には、大音量時でも破たんせずに振動板を駆動するために新型のボイスコイルを採用。デジタル顕微鏡を使い、ひとつひとつ手作業で取り付け作業を行っているという。また、新型のイヤホンケーブルを採用したのも特徴。ハイグレード銀メッキ銅線や強靭なアラミドファイバーコアなどを線材に使用し、高純度伝送かつ高いケーブル耐久性を備えた取り回しがしやすいケーブルとなっている。なお、前モデルのAK T8iEと同様、3.5mmステレオミニジャック用の標準ケーブルのほか、AKシリーズなどで使える2.5mm4極バランスケーブルも同梱される。

パッケージには、専用ケーブル2種類のほか、イヤーピースや専用ケースも付属

パッケージには、専用ケーブル2種類のほか、イヤーピースや専用ケースも付属

AK70同様、現時点で日本での価格は決まっていないものの、米国では999USドルでの販売を予定しているという。なお、AK T8iE MkIIの発売にともない、AK T8iEはディスコンになるとのことだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

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