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大切なイヤホンを守るイヤホンケースカタログ

通勤や通学、外出時に持ち出すことの多いイヤホン。ズボンのポケットやカバンの中でケーブルが絡まるのが嫌で、スマートフォンやオーディオプレーヤーにケーブルを巻きつけて保管している人をよく見かけるが、イヤホンのケーブルに余計な負担がかり、ケーブルの断線につながる可能性があるので、せっかくのお気に入りイヤホンを長く大切に使いたいのであれば、専用のイヤホンケースにいれて保管するのがいいだろう。最近では、サイズ感やデザインにこだわったものから、一度にたくさんのイヤホンを収納できるものまで、さまざまなタイプの製品が発売されている。ここでは、現在発売されているイヤホンケースの中から、持ち運び用途に適した頑丈なセミハードタイプの製品を中心に紹介しよう。筆者が所有しているさまざまなイヤホンを実際に収納している様子もあわせて掲載しているので、イヤホンケース選びにぜひ参考にしてほしい。

ウレタンクッションでしっかり保護! エレコム「AV-ECE」シリーズ

エレコム「AV-ECE」シリーズ(カムフラージュ)

エレコム「AV-ECE」シリーズ(カムフラージュ)

近年、イヤホンやヘッドホンに力を入れているエレコム。衝撃吸収タイプのノートPC用ケースなどを販売する同社らしく、セミハードタイプのイヤホンケース「AV-ECE」シリーズは、ウレタンクッションでしっかり保護できるのが特徴だ。クラムシェルタイプの本体片側にイヤホンを引っかけられる独自形状のフックを、反対側にウレタンクッションを装備し、イヤホンやコードの動きを抑えて保護することができる。本体が薄型設計のため、シェルの大きいイヤホンの収納には不向きだが、しっかりと保護して持ち運べるのは便利だ。
カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、カーボンブラック、レッド、シルバー、カムフラージュの全6色をラインアップする。価格はオープン。

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カスタムIEMで有名なFitEarが手掛けた定番モデル。FitEar「FitEarセミハードケース」

FitEar「FitEarセミハードケース」

FitEar「FitEarセミハードケース」

カスタムIEMで有名な須山歯研の「FitEar」ブランドから発売されているイヤホンケースが「FitEarセミハードケース」だ。クラムシェルタイプのケースで、中にはウレタン素材でできた支柱が装着されており、イヤホンケーブルをクルッと巻いて保管できる。また、支柱とは反対側にメッシュが用意されており、予備のイヤーピースやケーブルをいっしょに持ち運ぶことができる。同社のカスタムIEMにはペリカンケースが付属付してくるが、耐久性はペリカンケースよりも劣るものの、セミハードケースとしてはかなり硬くできているので、多少乱暴に扱っても大丈夫だ。高さもあり、多数のドライバーユニットを搭載したハイエンドイヤホンやカスタムIEMも余裕を持って収納できる。店頭では1500円前後で購入可能だ。

「AKG Y50」のハウジングデザインをモチーフにしたカッコいいイヤホンケース!AKG「AKG EARPHONE CASE」

AKG「AKG EARPHONE CASE」

AKG「AKG EARPHONE CASE」

ビビッドなカラーリングのハウジングにAKGロゴを配し、その大胆なデザインで話題を呼んだAKGのポータブルヘッドホン「AKG Y50」。そのY50のハウジングデザインをモチーフにしたイヤホンケースが「AKG EARPHONE CASE」だ。サイドのファスナーを開くと空洞のある支柱が用意されており、ケーブルを支柱に巻きつけ、イヤホン本体を支柱の中央に収めるように収納できる。支柱の空洞が小さく、カスタムIEMなどの大型イヤホンの収納はやや難しいものの、ほかにはないクールなデザインは魅力だ。ちなみに、AKG EARPHONE CASEには、Y50と同じイエロー、レッド、ティール、ブラックの4色のカラーのほかに、AKG EARPHONE CASEオリジナルとなるホワイトがラインアップされている。直販価格は1,880円(税抜)。

乾燥剤を装着して湿気対策ができる技ありイヤホンケース。WiseTech「MUTORY MT-CS20」

WiseTech「MUTORY MT-CS20」

WiseTech「MUTORY MT-CS20」

WiseTechのオリジナルブランド「MUTORY」から発売された「MT-CS20」は、カスタムIEM対応をうたうユニークなイヤホンケースだ。最大の特徴は、同社が取り扱っているNOBUNAGA Labsのイヤホン用湿気対策ユニット「DRY KEEPER」からヒントを得て、シリコン製の支柱に「DRY KEEPER」と同じ乾燥剤を装着できること。イヤホンやカスタムIEMの保管と同時に湿気対策ができるという技ありイヤホンケースとなっている。シェルの大きいカスタムIEMを収納することを想定し、中央部から若干ずれたところに支柱が設けられているのもポイントだ。今回紹介するイヤホンケースの中では比較的サイズ感は大きいが、大型のカスタムIEMの収納がメインならうってつけの製品と言えるだろう。直販価格は1,480円(税込)。

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カラフルなカラーバリエーションと便利なヘッドホンクリップが魅力! ZERO AUDIO「BANECHO」

ZERO AUDIO「BANECHO」

ZERO AUDIO「BANECHO」

ZERO AUDIOのイヤホンケース「BANECHO」は、手のひらに収まるコンパクトボディを採用したイヤホンケースだ。ファスナー式のイヤホンケースが多い中、メガネケースと同じバネ蝶番式を採用し、出し入れがしやすいのが特徴。また、オーバーヘッドヘッドホンをモチーフにしたヘッドホンクリップを同梱。強力なマグネットが内蔵されており、コードを束ねて簡単にまとめることができるのも本製品のポイントだ。このほか、カラーバリエーションが豊富で、表面に光沢のあるグロスホワイト/グロスイエロー/グロスブラック/グロスレッド/グロスオレンジ/グロスピンク/グロスライトブルー、表面にヘアライン加工が施されたヘアラインシルバー/ヘアラインブラック、マッドな質感のシルキーブラック、メッシュ地を採用したメッシュドブラックの全11種類から選べるのも魅力的だ。価格はオープン。

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圧倒的な収納力が魅力! バンナイズ「仕切りの位置が変えられるイヤフォンケース/6個」

バンナイズ「仕切りの位置が変えられるイヤフォンケース/6個用」

バンナイズ「仕切りの位置が変えられるイヤフォンケース/6個用」

ポータブルオーディオプレーヤーの専用ケースなどを手掛け、近年、オーディオマニアの間でも大きな注目を集めているバンナイズ。同社が、オーディオビジュアルライターの野村ケンジさんからのオーダーで製作したたが、「仕切りの位置が変えられるイヤフォンケース」だ。その名の通り、ケースの中の仕切りがマジックテープで位置を変えられるようになっているのが特徴だ。仕切りの位置を調整すれば、イヤホンだけでなく、ポータブルオーディオプレーヤーも収納可能。高さも確保されており、カスタムIEMの収納も可能だ。なお、今回掲載している写真は6個入りのタイプだが、このほかにも、8個用/4個用/3個用/2個用/1個用をラインアップしており、一部製品ではイヤホンを収納しつつ、ポータブルオーディオプレーヤーやポータブルヘッドホンアンプなどを入れてそのまま使うこともできる。今回掲載した6個用の価格は11,000円(税抜)。

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遠山俊介(編集部)
Writer / Editor
遠山俊介(編集部)
2008年カカクコムに入社、AV家電とガジェット系の記事を主に担当。ポータブルオーディオ沼にはまり、家にあるイヤホン・ヘッドホンコレクションは100オーバーに。最近はゲーム好きが高じて、ゲーミングヘッドセットにも手を出している。家電製品総合アドバイザー資格所有。
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