長時間付けていても痛くならない軽快な装着感!

普段使いにピッタリなSkullcandyのBluetoothヘッドホン「GRIND Wireless」

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アメリカ発祥のオーディオブランドSkullcandy(スカルキャンディー)。ほかにはない個性的なデザインや、機能性やコストパフォーマンスの高さから、日本でも人気が拡大している同ブランドから、この夏、Bluetoothワイヤレスヘッドホンの新モデル「GRIND Wireless」が発売された。さっそく試聴する機会を得られたので、詳細レポートをお届けしよう。

オンイヤーヘッドホン「GRIND」がBluetooth対応に。有線接続にも対応!

今回発売された「GRIND Wireless」は、現在発売されているヘッドホン「GRIND」をベースに、Bluetooth通信機能を搭載したワイヤレスヘッドホンだ。耳の上に乗せて使うオンイヤータイプの製品で、ドライバーユニットには上位モデルで使われている40mm径の「REX40」を採用。サウンド面では、Bluetooth接続対応に合わせて内蔵するアンプの出力を向上。独自チューニングしたオーディオプロファイルにより、「どんなプレイリストにおいても、ディープで躍動感のある低音、正確でピュアな高音、ナチュラルなボーカルを再生する」という。

本体のデザインは、ベースモデルのGRIND同様、樹脂素材やメタル素材を組み合わせた非常にシンプルでスタイリッシュな仕上がり。重量も183gとBluetoothヘッドホンとしてはかなり軽量だ。なお、今回はBlack/Chrome/Blackを試したが、デザインバリエーションはGRIND同様豊富で、6つのデザインラインアップから自分の好みに合わせてチョイスできるのもうれしいポイントだ。

Skullcandyのヘッドホンとしては比較的シンプルなデザインにまとまっているGRIND Wireless。バンド部分にあしらわれているドクロのワインポイントがさりげなくてカッコイイ

今回試用したBlack/Chrome/Blackのほか、Pine/Mustard/Pink、Black/Black/Tan、White/Black/Red、Royal/Cream/Blue、Camo/Brownの全6種類のラインアップが用意されている

ハウジングには、スマートフォンの音楽再生やボリュームをコントロールできる3つのボタンと、通話用の内蔵マイクを搭載した「TAP TECH」をGRINDから引き続き搭載している。また、右ハウジングには3.5mmステレオミニジャックが用意されており、付属のケーブルを使った有線接続にも対応している。なお、GRINDは有線接続でTAP TECHに対応していたが、GRIND WirelessはBluetooth接続時のみ対応。Bluetooth接続時はスマートフォンをポケットなどにしまった状態でも、耳元のボタンを操作するだけでコントロール可能だ。

右ハウジングには、スマホ操作用の3ボタン、有線接続用3.5mmステレオミニジャック、内蔵バッテリー充電用microUSBポートが用意されている

付属の有線ケーブルを使って有線接続にも対応する。万が一ヘッドホン側の内蔵バッテリーがなくなった場合も、有線ケーブルを使えば継続して音楽を楽しめる

内蔵バッテリーへの充電は、右ハウジングに用意されたmicroUSB経由で行う。内蔵バッテリーでの連続使用時間は約12時間で、このクラスの製品としてはなかなかのスタミナバッテリー。積極的に持ち運んでもバッテリー切れを心配せずに活躍してくれそうだ。

バッテリー充電用端子は汎用性の高いmicroUSBポートになっており、モバイルバッテリー経由でのバッテリー充電も行える。スマートフォンと組み合わせて外で使った場合も、これなら安心だ

長時間付けていても痛くならない軽快な装着感

音質インプレッションにうつる前に、装着感についても軽く触れておこう。ベースとなったGRINDも軽快な付け心地が非常に評判だったが、GRIND Wirelessでもその特徴はしっかりと継承されている。

なかでもイヤーパッドは、肉厚で焼きたてパンのようにモチモチと柔らかい触感に仕上がっており、装着した際に耳がフワッと沈み込む感覚がとにかく気持ちがいい。メガネ族の筆者にとって、ヘッドホンの装着は、メガネフレームが当たって痛くなることが大きな悩みだったが、GRIND Wirelessは側圧もきつくなく、肉厚のイヤーパッドのおかげで、長時間使っても痛くなるようなことはまったくなかった。

また、オンイヤータイプということで、耳に直接密着する部分も非常に重要なポイントだが、こちらも通気性の高いさらさらとした手触りの素材が使われており、長時間装着した際も耳の周りが蒸れてべた付くといったことがほとんどなく、非常に快適。頭頂部のクッションとイヤーパッドによるフィット感、メタルバンドの絶妙な側圧、軽量な本体による軽い付け心地は、屋内・屋外問わず、さまざまな場所で使えそうだ。

モチモチでサラサラなイヤーパッドは長時間付けていても気持ちがいい

モチモチでサラサラなイヤーパッドは長時間付けていても気持ちがいい

メガネ族なら誰もが感じるヘッドホン装着時の違和感が、GRIND Wirelessだと圧倒的に少ない

メガネ族なら誰もが感じるヘッドホン装着時の違和感が、GRIND Wirelessだと圧倒的に少ない

音質インプレッション

ここからは音質インプレッションをお届けしよう。Bluetoothヘッドホンということで、今はiPhoneを使用し、Bluetooth 接続でCD音源を中心に試聴を行った。

「マツコの知らない世界」で紹介され、Skullcandyを一躍有名にしたヘッドホンとして、低音に反応して本体が振動する「CRUSHER」というものがある。筆者も過去にCRUSHERを試聴したことがあったが、その際のイメージがかなり強烈に刷り込まれていたためか、Skullcandyのヘッドホン=ド派手なサウンドという勝手なイメージがこれまであった。

しかし、「GRIND Wireless」を実際に聴いてみて、これまでのイメージが間違っていたと認識するとともに、その音の良さに本当に驚いた。ドンシャリ系のように低域や高域が妙に強調されているわけでなく、低域から高域までうまくバランスを保ちつつ、豊かな低域、クリアで聞き取りやすい中域、艶のある高域で明るくノリの良い絶妙なチューニングに仕上がっているのだ。解像度はそれほど高くないのだが、リスニング向けの広い音場が好印象で、男性ボーカルものから女性ボーカルものまで、比較的どんなジャンルの音楽でも合いそう。1万円前後のBluetoothヘッドホンでこれだけバランスのとれた製品はなかなかないだろう。

まとめ

ここまで「GRIND Wireless」の詳細レポートをお届けしてきたが、オンイヤータイプということで、音漏れはそれなりにあり、電車の中や静かな図書館などでの使用には向かないものの、メガネ族でも痛くならず、長時間付けていても疲れない軽快な付け心地や、ジャンル問わずにバランスのとれたノリのいいサウンドを楽しめる点は、普段使いにピッタリな1台だ。新型iPhoneはイヤホンジャックが廃止されるという噂もあり、今後、スマートフォンで音楽を楽しむにあたって、GRIND Wireless のようなBluetooth接続対応のイヤホン/ヘッドホンがますます注目されていくことだろう。Bluetooth接続対応ヘッドホンをまだ持っていないという人は、入門機として「GRIND Wireless」を導入してみるのもよさそうだ。

遠山俊介(編集部)

遠山俊介(編集部)

PC・家電・カメラからゲーム・ホビー・サービスまで、興味のあることは自分自身で徹底的に調べないと気がすまないオタク系男子です。最近はもっぱらカスタムIEMに散財してます。

製品 価格.com最安価格 備考
Grind Wireless 10,575 40mm径のドライバーユニットを搭載したオンイヤータイプのBluetoothヘッドホン
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2017.1.17 更新
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