BOSE史上もっとも小さいシアタースピーカーを採用!

BOSEから5.1chホームシアターシステムのフラッグシップモデル「Lifestyle 650 system」などが登場!

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BOSEからワイヤレス対応のホームシアターシステムとして、5.1chサラウンドシステム「Lifestyle 650 home entertainment system」「同 600」(以下、Lifestyle 650/600)と、サウンドバー「SoundTouch 300 soundbar」(以下、SoundTouch 300)の3モデルが発表された。いずれも映像だけでなく音楽も本格的に楽しめるコンパクトなホームシアター向け製品となっている。各モデルについてレポートしよう。

「Lifestyle 650」の設置例

「Lifestyle 650」の設置例

ホームエンターテインメントのフラッグシップモデル「Lifestyle 650」

「Lifestyle system」は、最高のホームエンターテインメントを提供するというコンセプトで開発されたリビングユースのサラウンドシステムのシリーズだ。

「Lifestyle 650」は同シリーズのフラッグシップモデルとなる製品で、4台のサテライトスピーカー、ベースモジュール(サブウーハー)、センタースピーカーと、これらをコントロールするコンソールで構成されている5.1chサラウンドシステムとなる。

4台のサテライトスピーカー、ベースモジュール(サブウーハー)、センタースピーカーと、これらをコントロールするコンソールで構成されている「Lifestyle 650」

数々の新機能が搭載された「Lifestyle 650」の中で、最大の特徴は小型サテライトスピーカー「OmniJewel」を採用すること。「OmniJewel」の本体サイズは47(幅)×147(高さ)×47(奥行)mmで、BOSE史上もっとも小さいサイズを実現した。内部にはドライバーを向かい合わせに配置。その間に共振を打ち消すリゾネーターを兼ねたリフレクターを設けることで、音を360°広げているとのことだ。なお、サテライトスピーカーのうち2基はリア用として無線で接続できるが、受信機に給電が必要となる。

実際に聞いてみると、コンパクトな外見からは想像できないほどの音量が出ていた。試聴した部屋はかなり広かったが、それでも音が十分にまわっている印象があった。

つなぎ目のないデザインを採用したサテライトスピーカー「OmniJewel」。ボディはヘアライン加工を施したアルマイト。リフレクターが設けられた中央部の側面に無数の穴が開けられており、そこから音が放たれるようになっている

「OmniJewel」の本体の内部構造。新開発のドライバーユニット「ハイエクスカージョン・トランスデューサー」を向かい合わせに配置している。この構造によって音を拡散させるだけでなく、ひずみも低減しているという

また、サブウーハーの「Acoustimass module」には、明瞭かつ迫力のある低音が得られる「QuietPortテクノロジー」を採用。新型ドライバーを採用するうえ、低音を補強するダクト(ポート)に特殊なスリットを入れるなどして不要なノイズを抑えている。

会場では映像や音楽などの素材を用いてデモンストレーションが行われていたが、まず低音がクリアなのが印象的。そして映画ではズシッとくる迫力、オーディオでは誇張のない自然な音色が楽しめた。

サブウーハーには新開発のQuietPortテクノロジーを採用。本体下部に見えるダクトにスリットを設けることでひずみが抑えられるという

QuietPortテクノロジーの説明として行われたデモンストレーションの様子。このようにしてパイプに口を付けて話すと声がこもって聴こえるが、QuietPortテクノロジー採用のパイプでは、声もはっきりと聴こえ、明瞭度が上がっていた。

これらのスピーカーをつかさどるコンソールは曲線を描くデザインが印象的。天板にガラスをあしらっており、上品な見た目とともに、電波も通りやすくなっているという。入出力は、HDMI入力×6、HDMI出力×1(HDCP 2.2対応)。光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ×2、ヘッドホン出力×1(ADAPTiQ兼用)。対応する音声コーデックは、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、Dolby TrueHD、DTS、マルチチャンネルPCM。ソフトウェアアップデート用にUSBポートと有線LANポートも備える。

コンソールユニット。天板にガラスをあしらい、リビングに置いても違和感のないデザインとなっている

コンソールユニット。天板にガラスをあしらい、リビングに置いても違和感のないデザインとなっている

このほか、ワイヤレス通信機能として、無線LANとBluetooth(NFC対応)を備え、パソコンやスマートフォンからのワイヤレス伝送も可能。また、音楽ストリーミングやインターネットラジオの再生にも対応する。

なお同時に発表された下位モデルの「Lifestyle 600」は、サテライトスピーカーとセンタースピーカーに既存の5.1chサラウンドシステムで採用されていた「Jewel Cube」を組み合わせたモデルで、それ以外の構成は「Lfestyle 650 system」と同じ。

価格は、「Lfestyle 650 system」が490,000円(税別)、「Lifestyle 600」が390,000円(税別)。発売日はいずれも2月18日となる。

「Lifestyle 600」

「Lifestyle 600」

サウンドバーとは思えないほどのサラウンド感が楽しめる「SoundTouch 300」

「SoundTouch 300」は、本体サイズ978(幅)×57(高さ)×108(奥行)mmのスリムなホームシアター向けサウンドバー。ワイヤレス通信機能として無線LANやBluetooth(NFC)に対応。スマートフォンに保存された音楽のほか、「Spotify」などの音楽ストリーミングサービスやインターネットラジオも再生可能だ。

テレビの画面をじゃましない高さ57mmのスリムなサウンドバー「SoundTouch 300」

テレビの画面をじゃましない高さ57mmのスリムなサウンドバー「SoundTouch 300」

「SoundTouch 300」でも数々の独自技術が使われているが、なかでも特徴なのが「PhaseGuideアレイ」だ。これは、高域ドライバーからの再生音を、ビームのようにピンポイントで放出し、壁に当てて反射音を作ることで、疑似サラウンドを実現する技術。会場ではPhaseGuideアレイにレーザーポインターを付けたデモンストレーションを実演。レーザーポインターの動きと連動して音が聞こえてくる位置が変わるという指向性の高さを実感できた。

また、本体内部には、先述の「Lifestyle system」で採用されていた「QuietPortテクノロジー」を搭載。ウーハーがなくても豊かな低音を実現する。

この「PhaseGuideアレイ」と「QuietPortテクノロジー」などによって、一体型のサウンドバーとは思えないほどのサラウンド感と迫力のある音が体験でき、音楽も映画もこれひとつで本格的に楽しめるのが特徴だ。

PhaseGuideアレイの高域ドライバー(赤丸)から出力された音が、密閉されたチューブを通じて、左右に設けられたスリット状のメッシュパネルから放出されることにより、強い指向性のある音を再生する

PhaseGuideアレイの説明として行われたデモンストレーション。本体にはレーザーポインターが仕込まれており、壁に照射されたレーザーポインターの位置から音が聴こえてくるという指向性の高さを実証した

テレビとの接続はHDMI(入力×1、出力1)。ARC(Audio Return Channel)に対応しているため、セットアップも簡単だ。4Kパススルーにも対応している。発売日は2月10日で、価格は75,000円(税別)。

本体背面にHDMI入出力ポートのほか、光デジタル端子も搭載している。また、ソフトウェアアップデート用のUSBポートや、音場補正機能の「ADAPTiQ」マイク用の3.5mmジャックも備える

本製品は単体で十分な迫力と臨場感を楽しめるサウンドを実現しているが、別売のウーハーユニット「Acoustimass 300 bass module」を追加することも可能。また、サラウンドスピーカー「Virtually Invisible 300 speakers」もつなげられる。BOSEのサウンドバーでは、後から拡張できる製品が少なかったが、こうした拡張性の高さも本モデルの魅力だ。価格は、ウーハーが75,000円(税別)、サラウンドスピーカーが35,000円(税別)。

「Virtually Invisible 300 speakers」。ワイヤレス受信機が付属しており、スピーカー本体とはケーブルで接続する。なお、受信機には電源供給が必要

サウンドバー単体でも十分量感のある低音を楽しめるが、より強化したい場合は別売のサブウーハー「Acoustimass 300 bass module」を追加できる

銭袋秀明(編集部)

銭袋秀明(編集部)

編集部の平均体重を底上げしている下っ端部員。アキバをフィールドワークにする30代。2015年4月、某編集部から異動して価格.comマガジン編集部へ。今年こそ、結果にコミット!

製品 価格.com最安価格 備考
SoundTouch 300 soundbar 79,034 ワイヤレス・ホームシアターシステムサウンドバー
Lifestyle 600 home entertainment system 421,200 ワイヤレス・ホームシアターシステムサウンドバー
Lifestyle 650 home entertainment system 529,200 ワイヤレス・ホームシアターシステムサウンドバー
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2017.4.28 更新
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