切り出し位置(1〜3)を示すサムネイル。ピント位置は切り出し1
F1.2 切り出し(1〜3)
F1.4 切り出し(1〜3)
F2 切り出し(1〜3)
F2.8 切り出し(1〜3)
F4 切り出し(1〜3)
F5.6 切り出し(1〜3)
F8 切り出し(1〜3)
レビュー
・開放付近での解像感が高いのは、RF50mm F1.2 L USM+EOS R5とLUMIX S PRO 50mm F1.4+S1R。特にRF50mm F1.2 L USM+EOS R5は非常に緻密な描写だ。NIKKOR Z 50mm f/1.2 S+Z 7IIはF1.4だとややゆるい感じがするが、F2まで絞ると一気に解像感が上がる。
・開放付近での細かいところのボケ具合を見ると、RF50mm F1.2 L USM+EOS R5とNIKKOR Z 50mm f/1.2 S+Z 7IIは大きくて柔らかなボケになっている。比べると、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA+α7R IIIはやや硬い。LUMIX S PRO 50mm F1.4+S1Rは輪郭の色付きが最も少なく、すっきりとしたボケ方だ。
・面白いのはF2以降で、LUMIX S PRO 50mm F1.4+S1Rのボケの大きさが、RF50mm F1.2 L USM+EOS R5、NIKKOR Z 50mm f/1.2 S+Z 7IIと変わらなくなる。F5.6やF8を見比べてみると、ざわついた感じが少ないLUMIX S PRO 50mm F1.4+S1Rが良質なボケに見える。
・Planar T* FE 50mm F1.4 ZA+α7R IIIと50mm F1.4 DG HSM+S1Rはボケの輪郭での色付きが目立つ。F2.8まで絞るとほぼ解消する。
※次ページでは玉ボケなどの描写をレポートします。