亜希子のデジカメ学園
亜希子のデジカメ学園 第23回

ニッシン「i60A ポータブルライティング・キット」はいろいろな撮影に対応できる強い味方!

デジカメ初心者ライターである私、大木亜希子がカメラについて勉強していく本連載!


写真の質感に大きな影響を与えるのが「ストロボ」。

でも、カメラ本体に内蔵されたものだと光量が弱いし、もっと光がほしいと思って外付けのストロボを探しても、なにやら大型になってしまうこともしばしば…。

そこでカメラ歴40年ライター・ゴン川野氏に相談してみると、「大光量かつ小型な機器もありますよ」と言うではありませんか!

それがコチラ。ニッシンデジタルから発売中の「i60A」。

小型ボディながら、その威力たるやガイドナンバー最大60(照射角200mm時)。ちなみにガイドナンバーとは、ストロボの光の強さを表す単位のことです。

i60Aはストロボ単体でも売っていますが、ライトスタンドやアンブレラ、コマンダー、フリーチルターなどをセットにした「ポータブルライティング・キット」というお手軽にストロボライティングを楽しめるセットモデルもラインアップされています。

わたくし先日、ソニー「α6400」とシグマのレンズ「16mm F1.4 DC DN」を自腹で購入しました。今回はα6400と16mm F1.4 DC DNのシステムにポータブルライティング・キットを組み合わせて試してみました。

それでは、i60Aの実力をさっそくチェックしていきましょう!

消えなかった影が…

まずは、α6400本体の内蔵ストロボとの比較から試してみましょう。

はたしてベーシックなカメラ内蔵ストロボの威力はいかに…。


おっと、ちょっと白飛びィィィ…! 黒い影もできています〜 とはいえ、仕方ないですよね。

このシグマのレンズは明るい単焦点レンズですし、カメラ内蔵ストロボの位置を考えると、適度な距離感を取らないで撮影すると影ができるもの当然です。

続いて、i60Aをカメラ上部に装着してTTLモードで撮影をしてみました。


やや平面的な印象は残りますが、先ほどまで写真の手前に写り込んでいたレンズの影が一気に消えてくれました。

今度は絞りを変えていきましょう。まずは絞りをF1.8にして撮影。


続いて、F7.1にしてみましょう。


絞りを変えても、人物の明るさはほぼ同じで、適正露出がちゃんと得られていますね。

ライトスタンドにつけてみる

続いて、i60Aをライトスタンドにつけて、正面から光を当ててみます。

ここからはリモートコマンダー「Air10s」をカメラ本体につけて行う、オフカメラライティングです。


ちなみにスタンド位置は被写体から約1m80cmほど、目線よりも高い位置から当てています。

被写体とカメラストロボの距離に制約がなくなったことで、懸念していた白飛びもなくなりました。

ナチュラルに陰影がつき、適度に立体感が出たように思います。

いろいろなアングルに挑戦

次に、ライトスタンドを真横に配置して撮影してみるとどうなるのか撮ってみましょう。

おぉ…! 影の面積が増えたことで一気にダークな印象に!(笑)

フラッシュの当て方ひとつで、写真から醸し出される雰囲気がこんなに変わるんですね。

このように顔半分が明るくて、もう半分は暗くなるように真っ二つに分ける技法のことを、「スプリットライティング」って呼ぶんですって。メモメモ。

続いて、ライトスタンドを真後ろに移動させてストロボを当ててみました。


逆光と同じ状態となるため、顔には影が一切出ず、髪の毛の一本一本がしっかりと強調されました。

シルエットがくっきりと出て、後光が射しているような不思議な印象です(笑)。

クールなキャラのコスプレ衣装などを着て撮影する時、使えそうな技法ですね。

アンブレラで美肌に!?

今度はアンブレラを使い、正面からストロボ撮影してみます。

ちなみに、今回使用したアンブレラは、ポータブルライティング・キットに付属しているものです。2段折りたたみ式でコンパクトに収納でき、持ち運んで使うのにとても便利ですよ♪


おぉ…! 先ほどよりも光がやわらかくなって、やさしい印象になりました。

川野さんいわく、アンブレラによって光源が大きくなるため、強い影が出にくくなくなるんだそうです。

顔面のシワも消えてくれて、なんだかいつもより美肌に写っているような…!(喜)

アップで撮影してみても、ご覧の通りきれいにキャッチライトが入っています。

贅沢な2灯ライティングはやっぱりスゴイ

お次は、ストロボを2つ使用する2灯ライティングに挑戦してみました。左右両方からアンブレラを立て撮って見ると…


やわらかさが増して、キャッチライトが2つできました。


1灯の時に比べ、顔の立体感は和らいだように思います。

でも、決して平面的になりすぎず、ほどよい陰影がつくため自然かつ上品な印象。

さすがに、ストロボを2台使った贅沢なライティングだけあります…!

高さを変えるだけでも印象がだいぶ変わる

最後に、1灯に戻ってカメラスタンドの高さを大幅に変えてみることに。


スタンドを最も低い位置にしてから撮影してみると…


ご覧の通り、なんだかミステリアスな雰囲気に!(笑)

ストロボ1台でのライティングは、ストロボの位置だけでなく、高さを変えるだけでも印象がガラリと変わります。これは面白い!

まとめ

今回は、お手軽にストロボライティングを楽しめるi60Aのポータブルライティング・キットを使い、いろいろなライティング撮影を試してみました。

ポータブルライティング・キットであれば、カメラ本体に装着するオンカメラライティングだけでなく、カメラから離れた場所にストロボを配置するオフカメラライティングも楽しめます。

今回はポートレート撮影中心でしたが、ほかにも使いこなすことでいろいろな写真撮影に応用でき、世界観がすごく広がりそうですね!

ライティング撮影に必要な一式がセットになったi60Aのポータブルライティング・キット、ライティング撮影初心者の方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

それでは次回もお楽しみに!

亜希子

亜希子

ドラマ『野ブタ。をプロデュース』で女優デビュー数々のドラマに出演後、2010年SDN48として活動開始。2015年、しらべぇ編集部に入社しPR記事を担当する。2018年、独立。Twitterはコチラ

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