今週発売の注目製品ピックアップ

【今週発売の注目製品】ニコンから、ヘリテージデザインのフルサイズミラーレス「Z f」が登場

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今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、ニコンのミラーレスカメラ「Z f」や、パナソニックのミラーレスカメラ「LUMIX G9PROII」、ソニーの完全ワイヤレス型ゲーミングヘッドセット「INZONE Buds」を紹介する。

ニコン「Z f」

2023年10月27日(金)発売

ニコンから、フルサイズミラーレスカメラ「Z f」が登場。ラインアップとして、ボディ単体、および「40mm f/2(SE)」が付属したレンズキットを用意する。

「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ。同社の歴史的なフィルムカメラ「FM2」にインスパイアされたヘリテージデザインと最新性能を両立したのが特徴だ。

仕様面では、フルサイズセンサーと、フラッグシップモデルの「ニコン Z 9」(2021年12月発売)と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を採用。撮像素子は有効2450万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載した。手ブレ補正では、8段の高い手ブレ補正効果を発揮する5軸のボディ内手ブレ補正の実現に加え、動画撮影時に有効な電子手ブレ補正の効果も向上させた。

また、ISO感度はISO 100〜64000。フォーカスポイントは273点(静止画モード、撮像範囲FX、シングルポイントAF時)。連続撮影では、高速連続撮影(拡張)で約14コマ/秒に対応する。

動画撮影では、「H.265 10bit」の内部記録が可能なほか、6Kのオーバーサンプリングによる高画質な4K UHD画像生成にも対応。最長約125分の4K UHD/60p動画を記録できる。

背面モニターは、フルサイズ「Z シリーズ」初となるバリアングル方式を採用し、3.2型タッチパネル液晶(約210万ドット)を搭載する。電子ビューファインダーは、0.5型 Quad-VGA OLED(約369万ドット)を搭載。倍率は約0.8倍(50mmレンズ使用時、∞、-1.0m-1のとき)。

記録メディアは、SDメモリーカードとmicroSDメモリーカードのダブルスロットを採用。無線通信は、Wi-Fi 5準拠の無線LANとBluetooth 5.0に対応する。

本体サイズは144(幅)×103(高さ)×49(奥行)mm。重量は約710g(バッテリーおよびメモリーカードを含む)/約630g(本体のみ)。

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パナソニック「LUMIX G9PROII」

2023年10月27日(金)発売

パナソニックから、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ「LUMIX G」シリーズのフラッグシップモデル「LUMIX G9PROII」が登場。ラインアップは、ボディ単体「DC-G9M2」に加えて、標準ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」が付属するキット「DC-G9M2L」を展開する。

有効2521万画素の新開発4/3型Live MOS センサーと、新世代ヴィーナスエンジンを搭載したミラーレスカメラ。加えて、「LUMIX G」シリーズ初の「像面位相差AF」搭載により、動きの速い被写体にも高速に追従するAF性能を発揮し、高い画質性能とAF性能を両立したという。

また、秒間約60コマのAF追従超高速連写とバッファメモリー強化による3秒間継続の連写撮影を実現。最大1.5秒前から記録開始し、レリーズからさかのぼって約113コマの連写撮影が可能なSHプリ連写に対応した。

さらに、手ブレ補正システムを強化。ボディ内手ブレ補正でシャッター速度8段分、望遠側でも「Dual I.S. 2」により7.5段分を実現。加えて、動画周辺歪み補正、強モード搭載による進化した「アクティブ I.S.」を採用している。

このほか、オリジナルのLUTファイルを読み込んで、自分好みの色表現を楽しめる「リアルタイムLUT」を搭載。モノクロームモードには「LEICAモノクローム」を新たに追加した。最大約1億画素の手持ちハイレゾモード、ライブビューコンポジットも搭載する。

背面には、タッチ対応の3型液晶モニター(約184万ドット)を装備。EVFは、0.5型の有機EL(OLED) ライブビューファインダー(約368万ドット)を備える。SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I/UHS-II UHS Speed class 3/UHS-II ビデオスピードクラス 90 対応)に対応したダブルスロットも採用した。

SDXCメモリーカード使用時の静止画撮影可能枚数は、モニター時/ファインダー時が約370枚、省電力ファインダー撮影設定時が約1300枚(省電力ファインダー撮影 1秒設定時、CIPA規格を基準にした同社測定条件による)。

本体サイズは約134.3(幅)×102.3(高さ)×90.1(奥行)mm(突起部を除く)、重量は約575g(バッテリー、SDメモリーカード1枚を含むと約658g)。

ソニー「INZONE Buds」

2023年10月27日(金)発売

ソニーのゲーミングギアブランド「INZONE」より、完全ワイヤレス型ゲーミングヘッドセット「INZONE Buds」が発売される。

プロeスポーツチーム「Fnatic(フナティック)」が監修したモデル。同社の「360(サンロクマル)立体音響」技術をゲーム向けに最適化した「360 Spatial Sound for Gaming」や、ノイズキャンセリング機能を搭載しており、PCやPlayStation 5などでの競技性の高いゲームにおいて、プレイヤーを没入へと導くという。

また、デバイス間は、付属のUSBトランシーバーを使用した30ms未満の低遅延を実現する2.4GHzワイヤレス接続と、次世代Bluetoothオーディオ「LE Audio」での接続が可能。通話性能は、AIの機械学習により装着者の声と環境ノイズを分離する高精度ボイスピックアップテクノロジーに対応し、クリアな通話を実現する。

さらに、電力消費を効率化するチップセット「低消費電力プロセッサーL1」を新開発し、イヤホン単体で約12時間(USBトランシーバー接続時、ノイズキャンセリングオフ)のバッテリー駆動が可能。付属のケースで充電すると合計約24時間使用できるほか、5分間の充電で約60分の使用が可能なクイック充電にも対応する。

音質面では、同社製完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」に搭載している、ドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせた振動板を備えた直径8.4mmドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」を採用。すぐれた音の定位感を実現し、微細な音を捉えられる。

装着性では、本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェス・デザイン」を採用し、耳の内側にフィットさせることで、長時間のゲームプレイでも快適に使用できるという。

このほか、Bluetoothのバージョンは5.3。本体重量は約6.5g。ボディカラーは、ホワイトとブラックの2色を用意する。

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山野 徹(編集部)
Writer / Editor
山野 徹(編集部)
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。
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