レビュー

“世界初”の防水ミラーレス一眼カメラ「Nikon 1 AW1」を持って登山してきた

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アウトドアで重宝しそうな操作方法と機能

登山やスキューバダイビングなどのスポーツシーンで使用されることをコンセプトとしたミラーレス一眼なので、濡れた手やグローブをはめた手での扱い、そして、水中でも操作がしやすい工夫が施されている。「Nikon 1 AW1」の特徴的な操作方法と機能を見ていこう。

視認しやすいメニュー画面

「MENU」を押すと、メニュー画面が表示される。メニューは大きなアイコン表示となっており、屋外でも見やすい

「アクションボタン」でスムーズな操作
上で紹介したように、撮影モードを変える時などは「MENU」を押せばいいのだが、グローブをはめているとなかなか操作しにくい。そんな時に役立つのが「アクションボタン」。「アクションボタン」を押しながら、カメラを傾けると撮影モードを切り替えたり、再生中の写真や動画を“進める”“戻す”といったことができる。

「アクションボタン」を押す前に、撮影モードまたは再生画面へと切り替えておく。その後、「アクションボタン」を押しながら、カメラを左右に傾ければ撮影モードの変更や写真送り/戻しができる。グローブをはめていても、これなら操作しやすい!

【撮影モードを「アクションボタン」で変更】
撮影できる状態で「アクションボタン」を押したままカメラを左右に傾けると、撮影モードを切り替えできる(下の動画参照)。振り子のように動く矢印が、使いたい撮影モードにきたタイミングで「アクションボタン」をはなせば切り替え完了。選べる撮影モードは、「オートモード」「クリエイティブモード」「アドバンスト動画」「ベストモーメントキャプチャーモード」「モーションスナップショットモード」の5つのみ。

【静止画を「アクションボタン」で操作】
再生画面で「アクションボタン」を押し、そのままカメラを左右に軽く傾けると次の動画のように静止画が1枚ずつ送り/戻しされた。さらに深く傾けると、10枚ずつの送り/戻しとなる。

くっきり文字が見える「ハイコントラスト表示」
日差しが強い屋外では、液晶モニターに表示される文字が読みづらいことも。そんな時は、コントラストを強くして、見やすくする「ハイコントラスト表示」をONにしよう。

「ハイコントラスト表示」をONにすると、液晶モニターの黒が濃くなり、文字が読みやすくなった

再生した写真が見にくい時は液晶モニターの輝度を変えよう
撮影した写真を液晶モニターで再生して見づらい時には、液晶モニターの明るさを変更するといい。「Hi」という輝度の高い設定ならば、木々に囲まれ影になりやすいフィールドでも見やすいだろう。液晶モニターの明るさは「−3」〜「+3」、そして、それより明るい「Hi」が設定できる。

部屋の照明を暗めにした状態で、液晶モニターの明るさを変えて撮影してみた。明るさ「Hi」のほうは、細部までしっかりと確認できる

ロックで誤作動防止
機能させたくないボタンを選んでロックすることができる。「アクションボタン」や「再生ボタン」、「削除ボタン」など撮影中に機能すると影響がありそうなものはロックできるので、安心だ。

イラスト表示されたメニュー画面で、ロックしたいボタンを選んでいくだけなので設定はむずかしくない

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